デルが販売するノートPC、Inspiron 15 3000(3542)シリーズのレビューです。

Inspiron 15 3000シリーズは、15.6型の液晶を搭載する個人向けのノートPC。

テンキーや光学ドライブなどあると便利な機能を一通り搭載しながらも、構成をシンプルにまとめる事で価格を抑えた実用性とコストパフォーマンス重視の製品で、日常の簡単な作業に利用できる安くて使いやすいノートをお探しの方に向いています。

今回は、そんなInspiron 15 3000(3542)シリーズの外観や使用感、性能面などについて詳しく触れてみました。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在デルでは、以下の後継モデルを販売中です。

Inspiron 15 3000(3567)の実機レビュー 基本機能を備えたリーズナブルな15.6型ノート

【Inspiron 15 3000(3542)シリーズ レビュー記事目次】

・Inspiron 15 3000(3542)シリーズ 筐体外観や使用感・液晶をチェック
外観・インターフェースキーボードの操作性筺体底面内部の構造液晶の品質

・構成特徴とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・プリインストール・ソフトウェアの内容
プリインストール・ソフトウェア

・製品のまとめ
Inspiron 15 3000(3542)シリーズ まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Inspiron 15 3000シリーズの筐体外観・インターフェース

まず、Inspiron 15 3000シリーズの筐体デザインやインターフェースの内容をチェックします。

仕様によると、サイズは幅381.4mm、奥行き267.6mm、高さ25.6mmで、重量は構成によって多少の変化はあると思いますが、約2.37㎏との記載があります。

15.6型ノートにしてはやや薄く、軽いです。
外出時の持ち運びには適しませんが、部屋を移動してPCを利用するような方には使いやすいと思います。




見た目にも薄い作りであることがわかる




天板中央にはDELLのロゴ

天板にはマットなブラックカラーの樹脂のような素材を採用。
浅い凸凹とした細かな模様が全体に入るデザインで、どことなくシャープで洗練された印象を受けます。




正面から見たところ

筺体全体はすっきりとした印象ですが、液晶の縁が太い部分はちょっとデザイン的に古い感じがします。



ディスプレイには15.6型ワイドHD(1366×768)の光沢液晶を搭載。
光沢はやや目立つ感じで、屋内の利用でも光沢感や反射が気になる事がありました。

液晶についてはまた後の項で詳しく解説しますが、私が利用した製品については、搭載されている液晶は値段相応という感じです。

といっても、特にこだわりがない限り、使用感等には問題ありません。




液晶上にはHD対応のWebカメラ


液晶下にはDELLのロゴが印字されている




筺体側面のインターフェースの内容をチェックします。

左側面にはセキュリティケーブル用のスロット、電源コネクター、HDMI、LAN、USB2.0、USB3.0、ヘッドフォン出力とマイク入力のコンボポートが並びます。



右側面にはメディアカードスロット、USB2.0、DVDスーパーマルチドライブが搭載されるという内容です。




筐体前面には、右端に電源のインジケーターランプ。



背面には何もなし。

総合的にみて光学ドライブをはじめ、HDMIやLANなど一通りの端子が揃っているという内容で、家庭用のPCとしては特に不足はないと思います。




ディスプレイの最大開閉角度は約130度。
画面の角度調整は普通にしやすいです。




PC本体と付属の電源アダプター&ケーブル


アダプターは本体サイズに比べてかなり小さい


プラグの形状はミッキー型


電源アダプターの出力は19.5V、3.34Aで65W



キーボードの操作性をチェック

次に、キーボードとその周辺の操作性をチェックします。


キーボード表面全体


キーボード左半分を拡大


キーボード右半分を拡大

右側にテンキーを搭載する、アイソレーションタイプのキーボードを採用しています。

配列や機能などに特に変わったところはないのですが、BackspaceやEnterキーがかなり小さいため、そのサイズ感に慣れるまでは使い辛いと感じるかもしれません。

一般的な製品のキーボードでは、Enterなどのキーは他のキーよりも幅が広い事が多く、そのつもりで打つと誤ってテンキーを押してしまう事もあるでしょう。

逆に、カーソルキーが独立した配置である所などはとても使いやすいです。
テンキーがある所も、人によっては便利だと感じると思います。




キートップは完全に平らな形状


タッチパッド

タッチパッドはボタン一体型。
筐体サイズの割に面積は小さ目でしょうか。使用感は普通です。

ややホームポジションから右寄りの配置になっているため、パッドの表面に右の掌が触れてしまいやすいです。

このサイズのノートではタッチパッドを使わないという方も少なくはないと思いますが、タッチパッドを利用する方で、パッド面に手が触れることによる誤動作が気になる場合は、パッドの感度などを調整した方が良いかもしれません。

パッドの感度は、タスクバーの通知領域にある「DELL ポインティングデバイス」内にあるメニューより微調整を行う事ができます。

タッチパッドを全く利用しないというのであれば、機能自体をオフにしてしまうと良いでしょう。



筐体底面の様子と内部構造

Inspiron 15 3000シリーズの筺体底面の様子をチェックします。


写真は上が背面側で下が前面側


底面前側に2基のスピーカーを搭載 本製品はWaves MaxxAudioに対応しているのだとか

音質はノートなりといった感じの音で、特別悪いという事も良いという事もないです。




底面4角に配置されているゴム足


バッテリは取り外しが可能


バッテリの仕様は14.8V、40Wh

バッテリスロットが搭載されている反対側に、開閉可能なパネルが配置されています。
中身はHDDベイ、無線LAN、メモリ。




HDDベイと無線LANモジュール

HDDベイには7mm厚のディスクが搭載されていました。
換装等は比較的簡単に行えそうです。



メモリは1スロットのみ。



液晶の品質・見やすさをチェック

Inspiron 15 3000 シリーズに搭載されている、液晶の品質や見やすさをチェックします。
実際に販売されている製品の液晶とは異なる可能性がありますので、一例としてご覧ください。



15.6型ワイドHD(1366×768)の光沢液晶を搭載しています。

デフォルトでの画面の表示サイズは100%。画面サイズの割にやや低解像度である為、小さな文字が見辛いという方にも使いやすいと思います。




画面の視野角をチェックします。


画面を正面からみたところ


画面を上から


画面を右側面から

視野角は狭いです。
斜めから見ると画面の内容が真っ白に反転して見辛いです。

とはいえ、正面から見る分には影響はありません。




次に、色域をチェックします。
以降、カラーセンサー「Spyder 4 Elite」による測定を掲載します。

sRGBのカバー率は64%、AdobeRGBのカバー率は47%と、色域は狭いです。




左:ガンマ応答カーブとターゲット(ガンマ2.2) / 右:ガンマ補正カーブ

ガンマ応答カーブはRGBそれぞれのカーブにばらつきが見られます。
デフォルトではかなり青味の強い液晶です。




さらに、画面の均一性を測定。
画面の色ムラや輝度ムラをチェックします。


カラーの均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)


輝度の均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)

色ムラは画面の輝度を高く設定した場合にやや目立つようです。
よほど意識しなければ、見て分かるという程のものではありません。

輝度ムラについては、多少ムラがありはするものの、こちらも目立つほどではないです。


総合すると、液晶は製品の値段相応の内容かなと思います。
とはいえ、写真編集など色の正確性を気にしなくてはならない作業をするのでなければ特に問題はないです。

光沢感がやや目立ちますが、液晶の輝度を高く設定していればそれほど気になる事はないと思います。





Inspiron 15 3000(3542)シリーズの外観や使用感、液晶については以上となります。
引き続き、掲載製品の構成や性能面について触れたいと思います。

興味をお持ちの方は、次記事もご覧ください。
次: Inspiron 15 3000(3542)のベンチマーク結果 Pentium 3558U搭載モデルの性能チェック

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在デルでは、以下の後継モデルを販売中です。

Inspiron 15 3000(3567)の実機レビュー 基本機能を備えたリーズナブルな15.6型ノート