2013年9月13日に、秋葉原で開催されたドスパラのGALLERIA説明会に参加し、GALLERIAの概要や取り組みについてお聞きしてきました。

言うまでもありませんが、ドスパラのGALLERIAは非常に有名なゲーミングPCブランド。

ゲーミングブランドというと、単純にゲーム向けの構成を持つハイエンドなPCだと考えますが、一般的な製品よりも過酷な環境での利用が想定されるという所から、GALLERIAではそういった利用に耐え得るよう様々な工夫や検証が行われているのだそう。

ただ、GALLERIAのそういった取り組みが一般的に認知されているかというとそうではなく、もっと多くの方にその取り組みを知ってもらうために、改めて今回の説明会の実施に至ったとの事。

今回の記事では、そういったGALLERIAというブランドのクオリティを構成するサービスの内容やこだわり、PCゲーム市場においての活動や位置づけなど、説明会でお聞きした内容をまとめて解説・掲載してみました。

掲載の内容は製品のレビュー記事などではありませんが、購入製品の選択やカスタマイズ時の参考になるのではと思われます。ゲームPCの購入を検討されている方は是非記事に目を通してみて下さい。




説明会ではまず、GALLERIAというブランドを体現するタイトルとして「GAME MASTER’S」を挙げ、GALLERIAのサポートやケース、カスタマイズ等のサービスやこだわりの総称として「MASTER’S クオリティ」を掲げました。

以下、GALLERIAの品質を構成するサービスやこだわりについて詳しく述べていきたいと思います。



マスターズ・サポート

ゲーム向けのPCには、推奨PCと呼ばれる特定のゲームタイトルのプレイに適したPCが存在します。

推奨PCでは、予め目的のゲームが正常に動作する事を確認しているため、プレイ時に意図しない不具合が発生してしまう事を避けられるというメリットがあります。


会場に展示されていた ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア 推奨パソコン XG-A

確実なプレイが保証されているという点で、ゲームのプレイヤーにとっては安心感のあるモデルだと言えますが、例えばネットワークゲームのアップデートなどで急にゲームが動かなくなるなどのトラブルが発生した場合に、サポート対象となるかどうかは怪しいと言えます。

しかしGALLERIAではゲームが動くという所までではなく、ゲームができる事をサポートしており、ハードウェアのトラブルなどではない、PCゲームにありがちなトラブルもサポートしています。

実際の例としては、ユーザーからネットワークゲームが動かないと連絡があった為、PCやゲームのサーバーを調べたが問題は出ず。さらに調べた所、ユーザーの自宅のみで動かない事が判明。その後周辺の環境等も含めて調査を行ったところ、最終的に自宅で使っているネットワークハブの問題だという事がわかったのだそう。

環境は個々によって様々で、上記のような機器間のトラブルの方は結構多いのでは?と思われますが、こういった所もサポートの対象となっているというのはゲーマーによって大きな魅力。

これができるのは、GALLERIAがパートナーであるゲーム会社との信頼関係があるからだと言えます。



マスターズ・ゲーミングケース

今回、マスターズ・ゲーミングケースとして説明が行われたのは、第4世代Core iシリーズCPUの登場にあわせて設計された新デザインの「KTケース」。

ゲームをプレイするユーザーが最重視する要素をすべて盛り込んで完成させた、GALLERIA専用のケースです。


新デザインのKTケース

KTケースは、数々のMASTER’S クオリティが盛り込まれたゲーミングPCのためのケースで、冷却や拡張性など様々な要素がゲームに最適な状態になるよう、数々のチューニングが施されています。

例えば・・


○極限まで冷却効果を追求したエアフロー

画像はKTケース内部のエアフローを示したもの。
見るとわかるように、前面と底面から外気を取り込み、背面ファンと電源ユニット搭載ファンにより効率的に排気できるようなエアフローが確保されています。

ケース内の対角線を結ぶ大きなエアフローを作る事で熱だまりの発生を防ぎ、発熱の大きいパーツの安定した動作を可能にしているとの事。

オプションでは標準搭載のファンに加えてさらにファンを追加できるなど、構成によって柔軟な対応が可能となっている点も、このケースの特長の一つです。


底面にも通気口を配置


○可能性を制限しない高い拡張性

KTケースでは、HDDやSSDの着脱が容易に行える内蔵ベイを豊富に備えており、ユーザーの好みや環境にあわせた様々な構成を組むことができるようになっています。


ケース前方に設置されたベイ

マザーボードなども各種のコネクターを豊富に搭載したものを採用する事で、柔軟なカスタマイズができるようになっており、自作PC並の一台を作り上げる事ができます。

好みの構成にしようと下手にパーツやケースを揃えて自作するより、ドスパラでのBTOの方がトータルすると安く上がり、かつ細かなチューニングがなされている分扱いやすいと思われます。

自作には自作なりの魅力がありますが、自分好みのゲーミングPCを手に入れたいと思った場合にGALLERIAでの購入を検討する価値は大いにあると言えるでしょう。


その他、細かい所ではPC底面にダブルエフェクトインシュレーターを採用。


ダブルエフェクトインシュレーター

これは底面のエアーインテークを有効に活用できるよう開発されたインシュレーターで、中心部をシリコンゴム製にする事で振動を抑制、かつマシン設置場所の凸凹を吸収してPCの安定した設置が可能になるのだとか。



マスターズ・カスタム

カスタマイズの際に重要になる拡張性の高さについては上の項でも述べましたが、GALLERIAでは提供しているカスタマイズメニュー自体にもこだわりがあります。


PCを自作される方は、他にない構成のPCを作り上げたいという思いから自作される方が少なくないのではと思います。

デザインから性能、機能など求めるものは人それぞれ異なりますが、GALLERIAではそういった思いを実現する為に、非常に豊富なメニューを用意。

実際に計算したところ、電卓の12ケタを超える1兆通り以上ものカスタマイズパターンが存在するのだそうで、ユーザーの幅広いニーズにしっかりと応える事が可能となっています。


珍しいカスタマイズの例としては、CPUグリスの選択肢などがあげられます。

GALLERIAのカスタマイズでは標準グリスの他に、熱伝導率の高いダイヤモンドグリスやシルバーグリスなども選択できるようになっており、高負荷なゲームの長時間プレイに備えてグリスを変えたい・・という場合にも対応可能。ゲームやPCを知り尽くしたGALLERIAならではのメニューの一つだと言えます。


PC購入時のカスタマイズオプションの例


あと、電源に関しては非常に厳しい採用基準をとっているそうで、実際のゲームプレイを想定し、50度の室内環境で連続240時間(10日間)の高負荷(ベンチマーク等のような)動作テストを実施。

さらに85Vという低電圧でもOSの起動が正常にできる事を確認。この85Vというのは一般家庭で最も低い(日本の家庭は100Vとなっているが、実際は100V出ている事はあまり多くはない)、これ以下になると普通の家電は動かないというレベルの電圧で、厳しい環境下においてもゲームが中断されるような事はないのだとか。

重要な部品であるからこそ、品質の安定性にこだわって電源は厳選しているそうで、実際のカスタマイズでは電力変換効率の高い80PLUS PLATINUM認証の大容量電源など、一流品を選択する事ができるようになっています。

※勿論、電源以外のパーツでも使用環境を想定した負荷テストを実施しているそうです。



PCゲーム市場をリードし、共に歩む

GALLERIAは国内最大級のPCゲームイベント、秋葉原PCゲームフェスタなどの主催をはじめ、ゲームメーカー公式イベントでの使用や、Special Force世界大会で大会対戦用のマシンとして使用されるなど、PCゲームの公式イベントでの圧倒的な採用実績を誇ります。


上は2012年の5月に開催された秋葉原PCゲームフェスタ


アンケートに答えて頂いた缶ジュースとGALLERIAマウスパッド

このようなイベントでは高負荷な状態での長時間使用を余儀なくされる事、またゲームの魅力を余す事なくアピールするため、高い信頼性と性能がマシンに求められますが、そういった場での採用が多いというのはGALLERIAの信頼性が一般的に認められているという事だと言えるでしょう。

最近だと、もうすぐ始まる東京ゲームショウのPSO2の試遊台に採用されていたり、先で開催予定のプロ棋士 vs コンピュータの第3回将棋電王戦(ドワンゴと日本将棋連盟が主催)での統一競技PCとして、来年の本選終了まで戦い続ける事が決定しているなど、今後も様々なPCゲームのイベントで活躍する事が予想されます。



限定特典付きモデルの販売

最後に、限定特典付きモデルの販売について。

ドスパラで販売されているゲーム推奨モデルでは、GALLERIAゲームタイトル推奨モデルでしか手に入らないレアな限定アイテムや、オリジナルWindowsテーマが付属するなど、限定特典のついたモデルが存在します。

例として、モンスターハンターフロンティア推奨モデルに付属するGALLERIAだけの特典に、ドスパラの名前をもじった「ドスパライズ」という武器(ハンマー)の付属があり、こちら結構人気があるのだとか。


オリジナル特典武器「ドスパライズ」

必ず必要なものではないですが、他にはないという所が魅力的でユニークな特典だと思います。





GALLERIAの「MASTER’S クオリティ」については以上となります。

記載した内容がサービスやこだわりのすべてではありませんが、GALLERIAというゲーミングPCが、単に高性能なPCというだけの製品ではない事が多少なりともお分かりいただけたのではないでしょうか。

推奨PCはすべてのゲームタイトルが用意されているわけではありませんが、一般的に有名所とされるタイトルはいち早く提供しており、納期なども製品によって若干の差はあるもののとても短いです。(納期は人によってはかなり重要だと思います)

ドスパラでは、これからもPCゲームをより楽しく快適にプレイいただくためのゲームマスターズ クオリティを追加していくそうで、今後の展開にも期待ができそうだと感じます。

なお、モデルによってはキャンペーンでパーツの無料アップグレード等が提供されている場合などもあり、PCを購入される際はそういったキャンペーンの利用がお得。

購入予定の製品でそのようなキャンペーンが実施されているとは限りませんが、参考情報として記憶に留めておいていただければと思います。