LUV MACHINES HHシリーズ簡易レビュー Haswell搭載の低価格売れ筋モデル
マウスコンピューターが販売するデスクトップPC、LUV MACHINES HHシリーズの簡易レビューです。
LUV MACHINESにはいくつかの種類がラインアップされており、今回掲載のマシンはHaswell搭載の内蔵グラフィックスを利用した「LM-HH500E」というモデル。
ゲーム向けの高性能なモデルに比べると性能は低めですが、それでも軽めのゲームや日常的な作業であれば十分快適に動作する性能を持っており、低価格な事もあってデスクトップPCでは売れ筋の製品なのだそうです。
今回は、そんなLM-HH500Eについて簡単に触れてみたいと思います。
LUV MACHINES HHシリーズ 外観
まず、LUV MACHINES HHシリーズに使われている筐体の外観をチェックします。
筐体サイズは幅180mm、奥行き382mm、高さ373mmで重量は約8.25kg。数字だけ見てもピンときませんが、比較的コンパクトな筐体です。
筐体前面の様子。
上部に光学ドライブ、中央付近には電源ボタンを搭載。
写真はありませんが、下の方には開閉可能なパネルが設置されており、内部にUSB3.0×2やオーディオ端子が搭載されています。
そして筐体背面のインターフェース。
上部に電源コネクター、中央付近にUSB2.0×4、PS/2、LAN、DisplayPort、USB3.0×2、DVI-D、VGA、オーディオ端子×6基を搭載。
今回は内蔵グラフィックス利用のモデルであるため、拡張スロットには何も搭載されていませんが、同じLUV MACHINESシリーズのラインアップ中には、外部グラフィックスを搭載したモデルも存在します。
筐体内部の様子。
サイズは小さ目な筺体ですが、HDDを2台搭載出来、ハイエンドクラスのグラフィックカードも搭載可能(※)であるなど、それなりに拡張性が高いという所がこの筐体の魅力だと言えます。
※今回掲載のモデルでは、外部グラフィックスを選択する事はできません。あくまでも筺体の拡張性について述べています。
今回のモデルに搭載の電源は、最大350W。
今回のモデルはグラフィックカードなどを搭載しないため、問題はないです。
ただ、電源はカスタマイズでより容量の大きいものや80PLUS電源なども選択できますので、増設など予定のある方はそちらを選ばれた方が良いかもしれません。
筐体内右側には拡張ベイ。
最上部には光学ドライブが搭載され、最下段にHDDが搭載された状態です。
見ての通り、HDDは2台搭載する事が可能。カスタマイズでは、HDDとSSDの2ドライブ構成が選択できるようになっています。
なお、何度も述べるようにこのモデルは内蔵グラフィックスを利用する構成ですが、別のモデルでは同じ筐体に外部グラフィックスを搭載するモデルもあります。
コンパクトな筐体を採用している事から、サイズの大きい高性能なグラフィックカードだと、他のパーツ(HDDベイなど)と干渉してしまう為に載せる事は出来ないのでは・・と思いますが、ハイエンドクラスのグラフィックカードも搭載する事ができるようになっています。
サイズの割に、スペース効率の良い構造だと思います。
LUV MACHINES LM-HH500Eの構成と性能
次に、LM-HH500Eの主な構成と性能面について簡単に触れてみたいと思います。
掲載モデルの構成は以下の通り、Core i5-4430、HDグラフィックス4000、8GBメモリ、500GB HDD(7200rpm)という内容です。
ゲーム向けのようにハイエンドではないけれど、それなりに負荷の高い作業もこなせる標準的な構成です。
なお、現時点(2013年6月24日時点)では8GBメモリが標準で搭載されていますが、そちらは期間限定のキャンペーンによるもので、実際は4GBメモリとなります。キャンペーンの期間は不明です。
【FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア】
1360×768
1360×768 ・・・ SCORE:4423 / 平均フレームレート:35.680
内蔵グラフィックスを利用する構成ですが、ベンチマークはモニターの解像度を下げた状態であれば、快適に動作するという結果です。
ゲームをプレイされる方でLM-HH500Eのような構成を選択される方は多分おられないと思いますが、それなりに高性能である事がわかると思います。
PCで日常的な作業や、たまに動画編集等をするような用途であれば、十分な内容です。
LUV MACHINES HHシリーズについては以上となります。
今回、CPU内蔵グラフィックス構成のLM-HH500Eを掲載しましたが、LUV MACHINES HHシリーズにはGTX660 等を搭載するような高性能なモデルもラインアップされています。
いずれの構成においても、コストパフォーマンスは高いです。
今回のモデルのより詳しい内容や価格、また他のラインアップに興味をお持ちの方は、マウスコンピューターの製品情報ページをチェックしてみてください。