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Thinkpad X1 のレビューの続きです。
(前→ Thinkpad X1 レビュー X1の外観写真とインターフェース詳細をチェック

今回は、X1 で行った幾つかのベンチマーク結果を掲載してみました。

Thinkpad X1

掲載のモデルは型番「129128J」の、
Core i5-2520MやSSD、Wimaxを搭載する比較的ハイスペックなマシン。

価格もそれなりになりますが、パフォーマンスも構成なりで高めです。
(価格に関しては、スペック云々よりもマシンの基本価格自体が高いように思います)

というわけで以下、Thinkpad X1 の構成詳細とベンチマーク結果です。


Thinkpad X1 speccyの内容

Thinkpad X1 CPU-Zの内容

CPU-Z

CPU-Z

CPU-Z

CPU-Z

【Thinkpad X1 (129128J)の主な構成】

OS Windows 7 Professional 64bit
プロセッサ Core i5-2520M(2.5GHz)
チップセット QM67 Express
グラフィックス HD グラフィックス3000(チップセット内蔵)
メモリ 4GB(4GB×1/PC3-10600 DDR3 SDRAM/最大8GB/スロット数1)
ストレージ 128GB SSD
ディスプレイ 13.3型インフィニティ・ガラス(1,366×768)、光沢あり
無線機能 Centrino Advanced-N + WiMAX 6250
バッテリー 内蔵4セル(駆動時間:約5.8時間)
サイズ 337.0×231.1×16.5~21.3(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約1.69kg

上記構成で、ダイレクト価格が¥218,400(税込)~。

キャンペーン価格では、この価格よりももっと安くなるだろうと思われるのですが、
現在販売されているパッケージで、上記構成を見積もってみた所、
なぜかキャンペーン価格が¥227,010(税込)という、上に記載したダイレクト価格よりも高い数字になってしまいました。 (Win 7 Professionalのパッケージを選択すると、高くなってしまう)

※¥218,400はダイレクト価格ではなく、キャンペーン価格では?と思うのですが、
 仕様にはダイレクト価格と記載されています。

ただ、選択できる構成やその価格は時期によって変化しますので、上記は大体の目安です。
構成に対する価格に関しては、公式サイトで正確な数字をご確認下さい。

ここでは、上記構成でどの程度のパフォーマンスが出るのか、という部分をみていきます。




と言うわけで以下、X1のベンチマーク結果です。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

Thinkpad X1 エクスペリエンス・インデックス

プロセッサ 7.1
メモリ 5.9
グラフィックス 4.7
ゲーム用グラフィックス 6.2
プライマリ ハードディスク 6.8

今回の構成の Thinkpad X1 の基本スコアは4.7。

プロセッサのスコアはかなり高め、グラフィックスは内蔵のHDグラフィックス利用で
やや低めといった印象ですが、全体のパフォーマンスは良いです。

SSDを搭載していますので、プライマリ ハードディスクのスコアが6.8と高めになっており、
全体のパフォーマンスを向上させています。


【CrystalDiskMark】

CrystalDiskMark

CrystalDiskMarkのスコアもかなり高いです。

HDD搭載のモデルと、SSDを搭載したモデルでストレージ以外の構成を同じにした場合、
体感できる速度にもかなり差が出ると思います。



【CrystalMark 2004R3】

CrystalMark 2004R3

Mark ・・・ 157487
ALU ・・・ 42968
FPU ・・・ 44915
MEM ・・・ 20976
HDD ・・・ 29723
GDI ・・・ 14214
D2D ・・・ 1986
OGL ・・・ 2705

こちらもエクスペリエンス・インデックスと同様、3Dパフォーマンス以外のスコアは高めです。


【3DMark06】

3DMark06

3DMark score ・・・ 3760
SM 2.0 Score ・・・ 1228
SM 3.0 Score ・・・ 1501
CPU Score ・・・ 3581

3Dパフォーマンスも高くはないとはいえ、
簡単なPCゲームや画像処理等のソフトウェアであれば、普通に快適に動きます。

いくつかのスコアをみる限りでは、性能面での使い勝手に関しては特に問題はないと思います。




以下、3Dゲームのベンチマーク結果です。
参考にと言う事で、特にコメントはいれていません。


【大航海時代 Online】

大航海時代 Online

平均 ・・・ 496~501


【モンスターハンターフロンティア 絆】

モンスターハンターフロンティア 絆

平均 ・・・ 1483~1495


【デビル メイ クライ 4】

デビル メイ クライ 4

平均fps ・・・ 25.22~41.56
RANK ・・・ D


【BIOHAZARD】

BIOHAZARD

平均fps ・・・ 17.6
RANK ・・・ C


【FINAL FANTASY XIV】

FINAL FANTASY XIV LOW

FINAL FANTASY XIV HIGH

LOW ・・・ 524
HIGH ・・・ 281


Thinkpad X1 のベンチ結果は以上となります。

パフォーマンス内容だけを見た場合、やはりそこそこのプロセッサとメモリ容量、
SSDを搭載する事でそれなりに快適です。

ただ、構成に関しては X1 に関係なく、
他モデル(レノボの)でも同じような構成にすれば同じようなパフォーマンスになりますので、
やはり一番重量なのは操作性。

それに加えて、モバイル用途のノートPCですので携帯性なども重要になってきます。


というわけで、次回の記事では、Thinkpad X1の 携帯性や、
操作性の面について思った事を簡単に述べてみたいと思います。