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ドスパラが販売するデスクトップPC、GALLERIA GAMEMASTER GXFのレビューです。

GALLERIA GAMEMASTER GXFは、GALLERIA GAMEMASTER(ガレリア ゲームマスター)シリーズとして提供されているタワー型のゲーミングデスクトップPC。

GALLERIA GAMEMASTERとは、40タイトル以上ものゲームの動作保証に加え、24時間ゲームプレイをサポートするなど、通常のゲーミングPCよりも手厚いサポートが受けられるシリーズの名称で、今回のモデルは、シリーズで販売されているタワー型の製品では最上位にあたるモデルとなります。

CPUにはインテル第7世代のCore i7-7700Kを、グラフィックカードにはPalit製のOC版 GTX1070を搭載、また標準でSSDとHDDの2ドライブ構成を採用、さらにはグレードの高い80PLUS TITANIUMの電源を搭載するなど、通常基本構成では採用されないようなパーツをデフォルトで採用したゲーミングPCです。

これ以上にないサポート体制と高い性能、安定性を併せ持った製品だといえるでしょう。

今回は、そんなGALLERIA GAMEMASTER GXFの外観や内部の構造、使い勝手、実際の性能について詳しくご紹介いたします。


【GALLERIA GAMEMASTER GXF レビュー記事目次】

・GALLERIA GAMEMASTER GXF 筺体外観や操作性をチェック
筺体外観・インターフェース筺体内部の様子ゲーミングキーボード・マウスが付属

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動時間

・製品のまとめ
GALLERIA GAMEMASTER GXF まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


GALLERIA GAMEMASTER GXF 筺体外観・インターフェース

GALLERIA GAMEMASTER GXFには、GALLERIA GAMEMASTER専用のオリジナルKTケースが採用されています。

筐体のデザインや内部構造は通常のKTケースと変わりませんが、左側のサイドカバーにスケルトンパネルを用いることで、内部パーツが透けて見えるようになっています。

掲載モデルにはライティング機能を持つグラフィックカードが搭載されていますので、スケルトンパネルを用いたデザインは、そのライティングが目立つ感じでちょうど良いですね。



写真は、保護フィルムがついた状態。
実際のパネルはもう少しクリアです。




電源オン時、グラフィックカードのLEDが点灯する様子を楽しめます

右側のサイドカバーは、通常のKTケースに用いられているカバーと同じです。




フロント側の様子をチェックします。


フロントパネル上部の様子。
光学ドライブのようなデバイスを搭載できる、5インチベイが多数並びます。

基本構成では、最上部のベイにDVDスーパーマルチドライブが搭載されます。



フロントパネルの中央付近には、USB3.0×2基、SDカードリーダー、マイク入力、ヘッドフォン出力、リセットボタン、電源ボタンが並びます。

一見、通常のKTケースと同じような感じに見えますが、GALLERIAのロゴや電源ボタンにはシルバーではなく、ゴールドカラーの素材が用いられています。

色が違うだけなのですが、随分と高級感ある雰囲気になりますね。



フロントパネル下部の様子。
下部は、メッシュ状のパネルで覆われています。

メッシュパネルの内部には、フロントケースファンを内蔵。

製品ページを確認したところでは、フロントケースファンには品質の高さで定評ある、山洋製の12㎝静音ファンが搭載されるようです。

※搭載ファンの種類に関しては変わる可能性があるため、詳細はついては製品のカスタマイズページでご確認下さい。



背面全体の様子。

上部からPS/2端子×2基(キーボード、マウス)、USB3.0×4基、USB2.0×2基、LAN(1000BASE-T LAN)、オーディオ端子×3基が並び、中央の拡張スロット付近には、グラフィックカードに搭載されているDisplayPort ×3基、HDMI、DVI端子が並びます。

電源コネクタは最下部です。
あと、背面側にもフロントファンと同じ、山洋製の12cm静音ファンが搭載されています。



筐体天面の様子です。
背面寄りの位置に2か所、通気口が設けられているのがみえます。



2箇所ある通気口のうち、片側にトップケースファンを内蔵。このファンも山洋製です。



GALLERIA GAMEMASTER GXF 筺体内部の様子

GALLERIA GAMEMASTER GXFの筐体内部の様子をチェックします。
背面にある、サイドカバーを固定しているネジを取り外すことで、内部へアクセスできます。



筐体内部全体の様子。
右上から時計回りに5インチベイ、3.5インチベイ、電源、グラフィックカード、CPUやメモリが並ぶという標準的な配置です。

ベイの数が非常に多く、様々な用途に対応しやすいです。
標準で多数のファンを搭載していること、また内部スペースにもゆとりがあり、風通しは悪くありません。



CPUファンには、「静音パックまんぞくコース」と呼ばれる高性能CPUファンを標準で採用。

「静音パックまんぞくコース」とは、大型ヒートシンクと大口径ファンを組み合わせたファンの名称で、低い回転数でも大きな風量が得られるため、騒音を抑えつつCPUを効率的に冷やすことができます。

ゲームPCはつい性能ばかりに目が行きがちですが、静かであるかという点も結構重要。特に、静かな環境でゲームをする場合、パソコンの音がうるさいと気が散ります。

ただ、動作音は実際に使ってみない事にはわからないのですよね。

その点、本製品は問題ありません。
高負荷な状態が続いても、うるさいと感じるような場面がありませんでした。



グラフィックカードです。
今回のGALLERIA GAMEMASTER GXFには、Palit製のオーバークロック仕様のGTX 1070が搭載されていました。



フロント側には多数の5インチベイや、3.5インチシャドウベイを搭載。

基本構成で採用される光学ドライブやストレージでも十分ではありますが、将来的に、何らかのデバイスやストレージを追加したくなった場合にも柔軟に対応できます。




スクリューレスのベイを採用しているため、ドライバーを使うことなく、ストレージの着脱が簡単に行えます。



反対側のサイドカバーを開いた時の様子です。



よく見ると、マザーボードの設置スペースの裏側にあたる部分にも冷却用エアインテークが備わっています。

一般的なケースではあまりみない構造です。

ゲーミングPCは発熱の大きいパーツを搭載しているため、マザーボードも高温になりやすいのですが、そのマザーボードの温度を低く抑えることで、より安定した動作が期待できます。



ゲーミングキーボード・マウスが標準付属

GALLERIA GAMEMASTERシリーズには、GALLERIA Gaming Keyboardや GALLERIA レーザーマウスといった、ゲームに適したデバイスが標準で付属します。

多数の機能を搭載しており、ゲームプレイに便利です。

ゲーミングキーボードの詳細については、「GALLERIAゲーミングキーボード」に詳しく掲載しているため、そちらをご覧ください。(マウスはリニューアルされており、掲載のマウスとはデザインが異なります)




GALLERIA Gaming Keyboard


GALLERIA レーザーマウスはリニューアル(左が旧、右が新マウス)

これまでにもゲームPCでゲームをプレイされていた方なら、ゲーミングキーボードやマウスは既にお持ちだと思いますが、そうでない方にとっては、キーボードやマウスの標準付属は嬉しいものではないでしょうか。

機能も本格的であるため、ゲームプレイに役立つはずです。



GALLERIA GAMEMASTER GXF 構成内容とその特徴について

掲載しているGALLERIA GAMEMASTER GXFの構成内容と、その特徴について解説します。

【CPU-Z】





【GPU-Z】

【GALLERIA GAMEMASTER GXF の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
チップセット   インテル H270 チップセット
プロセッサ   Core i7-7700K(4.20GHz~4.50GHz)、高性能静音CPUクーラー + 高性能グリス
グラフィックス   NVIDIA GeForce GTX 1070 OC(8GB)
メモリ   8GB(4GB×2/DDR4 SDRAM/4スロット)
ストレージ   250GB SSD(SATA/SK hynix製)+ 1TB HDD (7200rpm/TOSHIBA製)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
ネットワーク   1000BASE-T LAN
拡張スロット   PCI Express x16×1、PCI Express x4×1、PCI Express x1×4
拡張ベイ   5インチ×5、3.5インチシャドウ×5
電源   600W 静音電源(80PLUS TITANIUM/Enhance ATX-1860)
ケース   オリジナルGAMEMASTER専用 KTケース
サイズ   207×520.7×450.2(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約13.9kg
ソフトウェア   Steamクライアント、マカフィー・リブセーフ 12ヶ月製品版
キーボード&マウス   GALLERIA Gaming Keyboard、GALLERIA レーザーマウス
標準保証   1年間 持込修理保証

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2017年11月08日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home、Core i7-7700K、GTX 1070 OC(8GB)、8GBメモリ、250GB SSD&2TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、600W電源(80PLUS TITANIUM)という構成内容のモデルです。

GALLERIA GAMEMASTERの製品は、様々なゲームタイトルが安定動作するよう、ゲームプレイに適した構成やパーツがあらかじめ採用されているため、主要なパーツのカスタマイズがほぼ行えません。

もちろんメモリを増量したり、ストレージの種類を変更するくらいのことはできますが、通常のGALLERIAゲーミングPCのような柔軟なカスタマイズは行えません。

というと、あまりよくないように思えてしまいますが、最初から最良のパーツが搭載されているため、カスタマイズの必要がないのです。


なお、今回はCPUにCore i7-7700Kを搭載したモデルを掲載していますが、Core i7-7700を搭載したモデルも提供されています。(製品ページの「モデル一覧」のページに、各CPUを搭載したモデルを選択できる項目があります。)

Core i7-7700でもゲームには十分な性能ですが、Core i7-7700搭載のモデルと Core i7-7700Kを搭載するモデルとでは価格差が小さいため、どちらにすればよいかわからないのであれば、Core i7-7700Kのモデルを選んでおいても良いでしょう。



以下、掲載モデルに搭載されているストレージの詳細です。



ストレージの仕様(販売製品に同じモデルが搭載されるとは限りません)


ストレージの内訳

SSDにはSK hynix製の「HFS250G32TND-N1A2A」という250GB SSD(SATA)が、HDDには東芝製の「DT01ACA100」という1TB HDD(7200rpm)が搭載されていました。

標準でSSD&HDDの2ストレージが搭載されるという、理想的なストレージの構成です。

もちろんSSDもHDDもカスタマイズが可能。
より大容量のモデルを選択できます。

特にプレイするゲームの種類が多い方は、SSDの容量を増量しておくとインストールに便利です。



ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているGALLERIA GAMEMASTER GXFで実施した、ベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用 左がSSD、右がHDDのスコア


【3DMark】



Fire Strikeの実行結果



Fire Strike Ultraの実行結果



Time spyの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


左から1280×720、1920×1080、3840×2160/最高品質、ウィンドウモードで実行


【ファンタシースターオンライン2 EP4】


1920×1080(設定3)、1920×1080(設定6)


【FINAL FANTASY XIV 紅蓮のリベレーター】




上から1280×720、1920×1080、3840×2160(DirectX 11/最高品質)


【CINEBENCH R15】


【GTA V】

GTA Vのベンチマークテストを実行。

画面の解像度はフルHDと4K。
以下の2通りの画質に設定した上で、実行しています。

Avg(平均値)の値を見てください。

【標準画質】
MSAA オフ、リフレクションMSAA x4、異方性フィルタリング x16、その他多くが「高、超高」

【最高画質】
グラフィック、高度なグラフィック設定ともに、出来うる限り上限の設定


【フルHD&標準画質設定】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 13.399582 151.053589 125.397285
Pass 1 31.540014 178.119522 142.914001
Pass 2 33.808884 247.514221 141.290680
Pass 3 5.702731 216.761337 168.710999
Pass 4 7.405486 298.686157 144.519730


【フルHD&最高画質設定】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 5.346864 88.494827 59.151085
Pass 1 15.273604 86.834869 44.639534
Pass 2 38.524582 134.195724 60.110382
Pass 3 42.671223 146.108521 68.315178
Pass 4 13.191811 110.476707 59.860420


【4K&標準画質設定】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 12.300858 96.805710 65.198112
Pass 1 18.247976 150.273361 61.965805
Pass 2 47.447060 189.544846 61.207226
Pass 3 50.799614 194.028152 67.914467
Pass 4 13.312263 217.312759 68.189285


【4K&最高画質設定】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 7.032192 59.705097 18.567404
Pass 1 7.880071 138.491394 16.937628
Pass 2 13.737720 114.287819 19.869749
Pass 3 14.287469 145.812546 22.263002
Pass 4 9.879732 108.791840 19.320059

フルHD解像度であれば、標準画質~高画質でのプレイが可能。

最高画質でもプレイできますが、フレームレートがやや落ち込む場面があるため、最高画質よりもやや低めの画質でのプレイがおすすめです。

一方で4K解像度でのプレイは、標準画質なら概ね快適にプレイできるという感触です。


【SteamVR Performance Test】


SteamVR Performance Testの実行結果は、VRレディ。
VRの利用も余裕の性能です。

現時点ではまだVRコンテンツに興味がないという場合でも、先でVRを利用することがあるかもしれないのであれば、本製品くらいのスペックを持つゲームPCを手に入れておきたいところです。



消費電力・温度

GALLERIA GAMEMASTER GXFの消費電力を測定。
以下、アイドル時およびベンチマーク実行時(3DMark)の消費電力測定結果です。

アイドル時 ・・・ 28W
ベンチマーク実行時 ・・・ 219W

※実際の値は若干上下します

ベンチマーク実行時はやや消費電力が高くなるものの、ハイパフォーマンスな割には消費電力は抑えられていると思います。




次に、高負荷時のパーツ温度を測定。
以下は、ベンチマークテスト(3DMarkのFire Strike)を20分以上実行した後のパーツ温度です。

ゲーミングPCの割に、CPUもグラフィックカードも低温です。

もちろん高負荷時は、平常時よりもパーツ温度は上がりますが、特にグラフィックカードの温度がハイエンドなゲーミングPCとは思えないくらい低いです。

グラフィックカードの温度が抑えられているのは、今回のモデルに搭載されている、Palit製のグラフィックカードの冷却性能が優れているからだと思われます。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

GALLERIA GAMEMASTER GXFの再起動時間を測定。
以下、PassMark Rebooterの実行結果です。

1回目 0:38
2回目 0:35
3回目 0:36
4回目 0:36
5回目 0:36
6回目 0:36
7回目 0:35
8回目 0:36
9回目 0:36
10回目 0:36

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 36秒

掲載モデルの再起動にかかる時間は およそ36秒。
SSDを搭載しているため、起動やシャットダウンが非常に高速です。



GALLERIA GAMEMASTER GXF まとめ

GALLERIA GAMEMASTER GXFのレビューは以上となります。

今回のGALLERIA GAMEMASTERシリーズは、40タイトル以上ものゲーム動作保証や、製品登録済みユーザーには24時間体制のゲームサポートが提供されるという、他にはない特徴を持ちあわせたゲーミングPCです。

ゲームのプレイに十分な性能を持ちあわせていることはもちろん、安定した動作を保つための高品質パーツの採用など、あらゆる部分にこだわって設計されています。

ゲームPCが欲しいけれどどのようなスペックを選べばよいのかわからない・・・なんて方でも、GALLERIA GAMEMASTERシリーズなら、目的のゲームタイトルがサポートされているかどうかを確認するだけでOK。

PCに詳しくなくても安心して購入できますし、サポートが充実しているため、買ったあともトラブルに煩わされる事なくゲームに集中できるはずです。

性能に関しては、今回のモデルは第7世代のCore i7-7700Kや OC版のGTX 1070を搭載し、さらにSSD&HDDの2ドライブ構成や高品質な電源を標準で搭載するなど、ゲームプレイには文句なしの性能と品質を備えており、高負荷なゲームタイトルであっても高い画質で快適に遊べます。

今後、様々なゲームをプレイしたいという方、またVRの利用を検討している方にはいちおしのマシンです。