NEXTGEAR-NOTE i5310 シリーズレビュー GTX 950Mを搭載する低価格15.6型ゲーミングノート
マウスコンピューターが販売するノートPC、NEXTGEAR-NOTE i5310 シリーズのレビューです。
NEXTGEAR-NOTE i5310 シリーズは、ゲームブランドのG-tuneの製品としてラインアップされている15.6型フルHDのゲーミングノートPC。
CPUにはインテルの第6世代Coreプロセッサを、グラフィックスにはGTX950M(2GB)を標準搭載する製品で、ゲーム向けの製品ながら抜群のコストパフォーマンスを誇ります。
多くの高負荷なゲームを高画質でプレイしたいという用途には向きませんが、それでも画質を調整すれば多くのゲームを快適にプレイ可能です。またCPUにCore i3を搭載したモデルも提供されるなど、ゲームの出来るノートをできるだけ安く買いたいという方に向く製品だと言えるでしょう。
今回は、そんなNEXTGEAR-NOTE i5310 シリーズの外観や使用感、性能などについて詳しく触れてみました。
【NEXTGEAR-NOTE i5310 シリーズ レビュー記事目次】
・NEXTGEAR-NOTE i5310 シリーズ 筺体外観・インターフェース・操作性をチェック
(外観・インターフェース / キーボード周りの操作性 / 液晶の見やすさ / 主な付属品)
・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
(構成と特徴 / ベンチマーク結果 / 消費電力・温度 / 再起動時間 / バッテリ駆動時間)
・ソフトウェアについて
(主なプリインストール・ソフトウェア)
・製品レビューのまとめ
(NEXTGEAR-NOTE i5310 シリーズ まとめ)
※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。
NEXTGEAR-NOTE i5310 シリーズ 筺体外観を確認
まず、NEXTGEAR-NOTE i5310 シリーズの筺体外観やインターフェースの内容を確認します。
最近はゲーム系のノートでも薄型の製品をちらほら見かけますが、本製品は厚み32.8mmとこのサイズのノートとしては普通サイズ。重さも約2.5kgと普通です。
天板はグレーとシルバーを合わせたような濃いめの色味となっています。
端の方には立体感のあるG-Tuneロゴを配置。
天板は若干光沢感がありますが、指紋はついてもあまり目立ちません。
背面から筺体をみたところ
正面から見たところ
電源をオンにした状態
ディスプレイには15.6型フルHDの非光沢パネルを採用。
非光沢タイプの液晶でゲームがプレイしやすい事はもちろんですが、一般的な作業も行いやすいです。
ディスプレイの上部には200万画素のWebカメラを内蔵。
ディスプレイの最大開閉角度は約130度。
普通に角度調整しやすい液晶です。
筺体側面のインターフェースの内容を確認します。
左側面には電源コネクター、VGA、LAN、USB3.0×2、HDMI出力が並びます。
右側面にはマイク入力、ヘッドフォン出力、USB2.0、USB3.0、光学ドライブ、セキュリティスロットを搭載。
背面には何もなし。
前面には左端の方にメディアカードリーダーが搭載されています。
全体として、USBは計4基(うち3基が3.0)、映像出力は2系統でLANや光沢ドライブも搭載・・と、特に足りないと思われるもののない使いやすい端子の内容です。
底面。
背面側にバッテリスロットを配置、バッテリの手前側のパネル(写真だと底面右側のパネル)を開けば内部へアクセスする事ができます。
搭載バッテリの仕様は11.1V、48.84Wh。
PC本体と付属の電源アダプターやケーブル
電源アダプターの差込口の形状はミッキー型、仕様は19.5V、6.15Aで120W
キーボード周りの操作性をチェック
NEXTGEAR-NOTE i5310 シリーズのキーボード周りの外観、操作性をチェックします。
アイソレーションタイプのキーボードです。
右側にはテンキーを搭載。
角に丸味を持たせた形状のキーで、キーピッチは約19mm、ストロークは約1.5mmと、15.6型サイズのノートにしてはややキーが浅目でしょうか。
操作性は普通。
特に変則的な配列はなく、操作していて気になるようなところはありませんでした。
なお、Windowsキーは搭載されているControl Centerというソフトウェアより、動作の有効無効を設定する事ができます。
キートップは平らな形状。
マットな質感で指紋などが付きにくいです。
キーボードの右上には電源ボタン。
タッチパッドはボタン独立型。ボタンは適度に柔らかく、使いやすいです。
液晶の見やすさ
NEXTGEAR-NOTE i5310 シリーズの液晶をチェックします。
15.6型ワイドフルHDの非光沢パネルを搭載しています。
初期時の画面の表示サイズは125%設定と、アイコンや文字などの項目サイズがやや大きめです。
視野角は若干狭いでしょうか。
見づらくなるほどではありませんが、斜めから見ると画面の色が全体的に変化します。
正面から見る分には問題はありません。
綺麗な液晶、という程ではないですが、色あざやかで映り込みや反射等もなく、見やすい液晶です。
主な付属品
主な付属品をご紹介いたします。
実際の製品とは異なる可能性がありますので、参考程度にご覧下さい。
左から順に構成一覧を記した用紙、ファーストステップガイド、保証書、サポートマニュアルの冊子。
サポートマニュアルには、主にWindows 10の初期設定やリカバリの手順等が掲載されています。
マニュアルは上記の他、デスクトップ画面上に、OSの詳しい操作やハードウェアのマニュアルを掲載したPDFファイルが提供されています。
NEXTGEAR-NOTE i5310 シリーズの外観や操作性は以上となります。
次記事では、掲載しているモデルの構成内容や実際の性能について詳しく触れる予定です。
製品に興味をお持ちの方は、ぜひ次記事もご覧下さい。
次: GTX950M搭載!NEXTGEAR-NOTE i5310のベンチマーク結果 M.2 SSDを搭載する上位のプラチナモデルを使用