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前記事(m-Book W シリーズ(MB-W800B)のベンチマーク結果 GTX860M搭載でゲームも制作作業もこなせる)に続き、今回はm-Book W シリーズに標準搭載されているソフトウェアの内容について触れてみたいと思います。

ソフトの内容は非常にシンプルで、Windows 8.1標準のソフトに加え、Cyberlink製のソフトウェアやセキュリティソフト、サウンド設定ツール、GeForce Experience、そして独自のツールである「Control Center」を搭載しているのみ。

その他、カスタマイズでOfficeをはじめとするいくつかのソフトウェアを追加可能となっています。

今回はそういった内容について解説すると共に、2014年8月1日に登場したm-Book W シリーズの新モデル「CLIP STUDIO PAINT」推奨PCを簡単にご紹介いたします。

記事の最後で製品についてまとめていますので、まとめをご覧になりたい方は最後の項をご覧ください。


【m-Book W シリーズ レビュー記事目次】

・m-Book W シリーズ 外観・操作性・液晶の見やすさなど
外観・インターフェースキーボードの操作性筺体底面内部の構造液晶の見やすさ

・MB-W800B の構成内容と ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・プリインストールソフトウェアの内容解説 他
標準ソフトウェアの内容解説「CLIP STUDIO PAINT」推奨のm-Book W シリーズを発売

・製品のまとめ
m-Book W シリーズ まとめ


プリインストール・ソフトウェアの内容を解説

まずは、m-Book W シリーズに標準搭載されているソフトウェアの内容について解説します。

以下、m-Book W シリーズの初期状態(工場出荷時)でのデスクトップ画面やスタート画面(モダンUI)、アプリ一覧画面の様子です。

購入時のカスタマイズの内容によっては、以下に掲載の内容とは異なる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。(クリックで大きな画面が表示されます)


デスクトップ画面


スタート画面(モダンUI)


アプリ一覧画面 1


アプリ一覧画面 2

掲載のm-Book W シリーズに標準搭載されているソフトウェアの内容は上記の通り。

Windows 8.1標準のソフトに加え、CyberLinkのMedia Suite、セキュリティソフト、サウンド設定ツール、GeForce Experience、そしてマウスコンピューター独自の「Control Center」というシステム設定ツールが搭載されています。

もう少し具体的に触れると、CyberLink製のソフトウェア(Media Suite)にはメディアのラベル作成を行う「LabelPrint」や、写真管理やビデオ編集を行う「MediaShow」、メディアへのデータコピーなどを行うライティングソフト「Power2Go」、再生ソフト「PowerDVD」、バックアップソフト「PowerBackup」、写真や動画編集の「PowerDirector」および「PhotoDirector」などが搭載されていました。

そして、セキュリティソフトには「McAfeeインターネットセキュリティ」の90日期間限定版を搭載。

サウンド系の機能には「Sound Blaster Cinema」が搭載されており、専用の設定画面よりサウンドの調整を行う事ができます。他、「HD Vdeck」などを利用してサウンド環境の設定を行う事も可能です。

その他、ドライバ更新などグラフィックスやゲームの管理を行う「GeForce Experience」、Windowsで提供されている各種のシステム設定を一つの画面に集約・設定を可能にした「Control Center」を搭載。

ソフトウェアの数は少ないですが、日常的な作業において利用頻度が高いと思われるソフトについては一通りのものが搭載されているようです。


もちろん、カスタマイズ時にもいくつかのソフトウェアが追加可能となっており、例えばOfficeに関してはMicrosoft製のものや、KINGSOFT Officeなども選択可能。

また、標準搭載されているマカフィー・インターネットセキュリティについては、最大で36か月版を選択する事ができますし、パソコンのデータ移行ソフト「ファイナルパソコン引越し」やCyberLinkの画像編集ソフト「PhotoDirector 5 Ultra」、Adobe製の写真・編集ソフトなども追加する事が可能です。

カスタマイズでのソフト追加は、市販されているソフトを購入するよりも安価であることが多いため、利用するのであればカスタマイズ時の購入がお得です。




CyberLink Media Suite

CyberLink Media Suiteは、CyberLink製の複数のソフトウェアをセットにした統合パッケージの名称。

再生ソフトや編集ソフト、ライティングソフトなど日常的に利用する事の多いソフトウェアが含まれており、マウスコンピューター製のPCだけでなく、他メーカーのPC製品にもバンドルされているのをよく見かけます。

なお、Media Suiteと一口にいっても様々なバージョンが存在しており、バージョンによってソフトウェアの内容が若干異なります。




Power2Go ライティングソフト


PowerDVD DVD再生ソフト


PowerDirector 動画編集ソフト


PhotoDirector 写真編集ソフト


GeForce Experience グラフィックスのドライバ更新やゲームの管理などを行える


Sound Blaster Cinema サウンドの調整


Control Center システムプログラムの設定


Control Center デバイスの設定

Control Centerは、Windowsで提供されている各種のシステム設定を集約したツール。

予め「静音」「省電力」「パフォーマンス」「エンターテインメント」の4つのモードが用意されており、電源の設定やタッチパッドの有効・無効など、それぞれのモードに応じたシステム設定がなされています。もちろん、各モードをカスタマイズする事も可能。

モードの切替はクリック一つで行えるため、システムの設定変更や管理が容易です。



「CLIP STUDIO PAINT」推奨PCをm-Book W シリーズより発売開始

2014年8月1日、m-Book W シリーズより「CLIP STUDIO PAINT」動作検証済み・推奨モデル「MB-W800X-CS」が発売開始されました。

CLIP STUDIO PAINTは、イラストやマンガ制作向けのペイントツールとして有名なソフトウェア。

登場した「CLIP STUDIO PAINT」推奨PCは、予めCLIP STUDIO PAINT の動作検証を行い、快適に動作する事が確認された製品で、イラストやマンガ制作用にPCの購入を検討している・・というユーザーに特にお勧めの製品です。

「MB-W800X-CS」の主な基本構成は、OSがWindows 8.1 Pro Update、Core i7-4710MQ、メモリ24GB、1TB HDD・・という内容で、価格は2014年8月5日現在、129,800円(税別)~。もちろんカスタマイズが可能で、OSにはWindows 7も選択できます。

画面サイズの大きいm-Book W シリーズでは、制作系のソフトは利用しやすいと思いますし、もちろんパフォーマン面においても申し分ないでしょう。

クリエイティブな作業向けのPCをお探しの方は、是非チェックしてみてください。



m-Book W シリーズ まとめ

m-Book W シリーズのレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・GeForce GTX860Mを標準搭載しており、パフォーマンスが高い
・大画面かつ非光沢で見やすい液晶
・操作性に優れたキーボード
・Windows 7の選択も可能
・比較的低価格

本製品は、様々な要素においてバランスの良いノートPCだと思います。
基本スペックが高くハイパフォーマンスである事はもちろん、キーボードなども使いやすく設計されており、長時間の利用も苦になりません。

画面はIPSなどではないですが非光沢タイプで見やすく、17.3型の大画面、かつフルHDの高解像度で一度に多数の情報を表示出来る為、作業が行いやすいです。サイドメニューを沢山並べて利用する制作系のソフトウェアなども、快適に利用できます。

カスタマイズ性が高く、自分でメンテナンスが行いやすいという部分も本製品のメリット。内容の割に低価格であるという点も見逃せません。

モバイルは難しいですが、据え置き用の高性能なノートPCをお探しの方、またデスクトップPCの代わりとして使えるPCをお探しの方にお勧めできる製品だと言えます。