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前記事(XPS 13 Ultrabook(9333)でベンチマーク ロングバッテリーで外出時も安心)に続き、今回はXPS 13 Ultrabook(9333)にプリインストールされているソフトウェアの内容について。

購入時の選択にもよりますが、基本構成では、Windows 8.1標準のアプリを除けば殆ど余計なものは入っていないと言っても良いでしょう。

今回はそういったソフトウェアの内容を一通りご紹介した後、製品についてまとめてみたいと思います。製品のまとめをご覧になりたい方は、最後の項「XPS 13 Ultrabook まとめ」をご覧ください。


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【XPS 13 Ultrabook(9333) レビュー記事目次】

・XPS 13 Ultrabook(9333)外観や操作性など
外観・インターフェースキーボードの操作性重量液晶の見やすさ

・構成と特徴、ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・搭載ソフトウェアの内容について
プリインストールされているソフトウェアの内容

・製品まとめ
XPS 13 Ultrabook まとめ


プリインストールされているソフトウェアの内容

XPS 13 Ultrabook(9333)に標準搭載されているソフトウェアの内容について、簡単に解説します。

まずは以下、XPS 13 Ultrabookの初期状態でのデスクトップ画面とスタート画面(モダンUI)、アプリ一覧画面の様子です。(クリックで大きな画面が表示されます)


デスクトップ画面


スタート画面(モダンUI)


アプリ一覧画面

見て分かるとおり、Windows 8.1に標準搭載されているアプリケーションの他に目立ったアプリといえば、デル製のツールとセキュリティソフトくらい・・と、非常に数が少ないです。

デル製のソフトウェアに関しては、これまでの製品でもおなじみとなっている「My Dell」や「Dell Backup and Recovery」、「Dell Digital Delivery」、「Dell Audio」等を搭載。

「My Dell」はマシンの総合的な管理を行うためのツールで、例えば搭載されている各ハードウェアの不具合チェックであったり、最新のドライバーへのアップデートを行うなど、定期的に行う事が好ましいとされる様々な管理機能が集約されています。

「Dell Backup and Recovery」はその名の通り、システムのバックアップやリカバリを管理するツール。
バックアップやリカバリ機能はWindowsにも標準で備わっていますが、「Dell Backup and Recovery」ではより詳細なデータの管理が可能となっており、例えば複数のバックアップデータを管理したり、リカバリディスクの作成も可能です。

さらに「Dell Digital Delivery」は、PC購入時に注文したソフトウェアをクラウドで管理・ダウンロードするためのツール。メディアの添付をなくし、ソフトウェアのデータをクラウドで管理する事で、マシンを初期化した場合のソフトウェアの再インストールを容易にします。

環境にも優しいですし、メディアの紛失(=プロダクトキーの紛失)を防ぐこともできるなど、ユーザーにも優しい仕組みだと言えるでしょう。

そして最後は、サウンド設定の「Dell Audio」。
XPS 13 にはオーディオテクノロジーの「WAVE Maxx Audio 3」が導入されており、それらの設定を「Dell Audio」で行う事が可能です。


あとアプリ一覧にはありませんが、タッチパッドの設定機能として「DELL ポインティングデバイス」と呼ばれるツールが提供されており、パッドの感度やボタン、ジェスチャーの詳細な選択を行う事が可能です。

このツールでは、一般的なタッチパッド設定の他、パッドのパームリジェクション機能のオンオフや強弱設定等も提供。キーボード操作時など、手のひらがタッチパッドに触れる事によって起こり易い誤作動を軽減させる事ができますので、そういった事柄が気になる方はチェックしてみてください。

「DELL ポインティングデバイス」は、デスクトップ画面にあるタスクトレイより、起動が可能です。


以上がデル製のツールで、セキュリティソフトにはマカフィーリブセーフを搭載しています。

標準では12ケ月間更新サービスが適用されるようですが(2014年5月27日時点)、もし継続して利用する事がわかっているのなら、24か月、36カ月などより長い期間更新できるサービスを選択されるのがお得。普通にソフトウェアを購入する事に比べると、購入時のカスタマイズでの搭載はかなりコストパフォーマンスが高いです。

その他、今回掲載のモデルにはOfficeが搭載されませんが、モデルによってはMicrosoft Office Personal 2013や、Microsoft Office Home and Business 2013を選択できる構成もあります。

また、Adobe製ソフトウェアの( Photoshop Elements & Adobe Premiere Elements や Lightroomなど内容は様々)選択も可能です。




My Dell マシンの管理機能を集約した総合ツール


Dell Backup and Recovery バックアップデータの管理やリカバリディスクの作成を行える


Dell Digital Delivery 購入したソフトウェアをダウンロードできる


Dell Audio WAVE Maxx Audio 3によるサウンド設定が行える


マカフィーリブセーフ セキュリティソフトウェア(標準では12ケ月間更新サービスが適用)


DELL ポインティングデバイス タッチパッドの各種設定を行える



XPS 13 Ultrabook(9333) まとめ

XPS 13 Ultrabook のレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・13.3型の液晶を搭載しながらも、サイズは11型のノートとほぼ同じ
・高速・高パフォーマンス
・頑丈かつ、デザイン性に優れている
・ロングバッテリ

・端子の種類が少ない(LANやSDカードスロットがない)

今回のXPS 13、様々な要素において質の高い製品だと感じますが、特に惹かれるのは13.3型サイズの液晶を搭載しながらも、サイズは11型のノート並だという部分。

重量においては約1.37kgと、モバイルノートとしてはもう少し軽い方が良いとは思いつつも、液晶のサイズやタッチパネルを搭載している事などを考慮すると軽量と呼べる部類に十分入ります。操作のしやすさとモバイル性能を両立させたい方に、適した製品だと言えるでしょう。

筺体をはじめ、液晶パネルが頑丈である所や、バッテリ駆動時間が非常に長い所もモバイル製品としては安心できる要素です。

構成に関しては、普通のUltrabookという感じの内容で平凡ではあるものの、高速かつ高パフォーマンス。使っていて不満を感じるような事はまずないでしょう。

見た目にスタイリッシュ・高級感のある外観に、利用者の満足度は高いと思われます。


ここまで書いたように、本製品では欠点と呼べる程の欠点は見当たらないと言うのが本音ですが、あえてあげると、端子の数や種類が非常に少ないという所を不便に感じる方はおられるかもしれません。

これは、Ultrabookの薄型軽量という特徴とトレードオフになる点であり、仕方がないとも言えます。普段からSDカードスロットや有線LAN等を使用する事があるという方は、予め変換アダプターなどをご用意ください。