★本ページはプロモーションが含まれています★

ドスパラが販売するゲーミングデスクトップPC、GALLERIA XG-A 780Tiのレビューです。

GALLERIA XG-A 780Tiは、NVIDIAのハイエンドグラフィックス「GeForce GTX780 Ti(3GB)」を搭載するデスクトップPC。

Geforce系のシングルGPUを搭載するゲーミングPCとしては上位に位置づけられる製品で、ケースには拡張性・冷却性能の高いGALLERIAオリジナルのKTケースを採用しています。

PCゲームをプレイする、または興味をお持ちの方ならご存知かと思いますが、搭載の GTX780 Tiは、ハイエンドGPUの GeForce GTX TITANと同じGPUコアを搭載するGPU。GTX TITANよりもかなり安価であるにも拘らず、ゲームのプレイにおいてはGTX TITANよりも高い性能を発揮できると言われています。

GTX TITANを搭載するような製品に比べると、今回のモデルは性能の割に手頃な価格を実現しており、高性能かつ、コストパフォーマンスに優れたPCをお探しの方には適した製品だと言えるでしょう。

今回は、そんなGALLERIA XG-A 780Tiの特徴や性能について詳しく検証してみました。
ハイエンドなゲーミングPCの購入を検討されている方、GTX 780Tiの性能に興味をお持ちの方は是非ご覧ください。

【GALLERIA XG-A 780Ti レビュー記事目次】

・GALLERIA XG-A 780Ti に採用の「KTケース」の外観と内部構造をチェック
KTケースとはKTケースの外観内部構造をチェック

・GALLERIA XG-A 780Ti 構成・特徴とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力と温度GTX 780Ti搭載モデルの中ではお手頃価格

・GALLERIA XG-A 780Ti 製品のまとめ
GALLERIA XG-A 780Ti まとめ


GALLERIA XG-A 780Ti に採用されている「KTケース」とは

まずは、GALLERIA XG-A 780Ti に採用されている「KTケース」について解説します。

これまでにも何度か、このケースを採用した製品をサイト上でご紹介しているのですが、知らない方もおられると思いますので簡単に触れておきます。

このKTケースは、2013年にインテルの第4世代Core プロセッサが登場した際に、同時に登場したGALLERIA専用のATXケース。現在、ドスパラで販売されている多くのゲーミングデスクトップPCに採用されている標準のケースとなります。



筺体のサイズは幅207mm、奥行き520.7mm、高さ450.2mm。
内部についてはまた後述しますが、拡張ベイは5インチベイが5基、3.5インチシャドウベイが5基搭載されています。

また、冷却ファンは全部で6基まで搭載可能。(モデルの構成や種類によって、取り付け可能なファンの数や位置は異なります)

高い拡張性と剛性、冷却性能を持ち合わせたシンプルなデザインのケースです。




フロントパネルの両サイド部分には、日本刀をモチーフとしたラインを採用しているのだとか。直線は力強さ、サイドのラインは俊敏さをイメージしているそうです。

ゲーミングPCのケースにしては非常にシンプルだというのが第一印象ですが、個人的には賑やかな装飾のゲーミングPCよりも、シンプルなデザインの方が設置する部屋のインテリアなどを崩さないため、好みです。




KTケースよりも一回り小さいKTMケースと並べると、以下のような感じになります。

KTMケースは、KTケースの後に登場されたMicroATM規格のミニタワーケース。
上写真をみるとわかるとおり、KTケースのデザインとほぼ同じデザインを採用しています。(KTMケースを採用するGALLERIA XG-Mのレビューはこちら

KTMケースは、小さいながらもハイエンドなグラフィックカードが搭載可能となったケースで、今回のモデルに搭載されているGTX 780Tiなども搭載できます。

が、当然ながら拡張性はKTケースに劣りますので、設置スペース等気にされない方は今回のようなKTケースを採用したモデルがお勧めです。



KTケースの外観

GALLERIA XG-A 780Ti に使われている「KTケース」の外観をチェックします。

フロントパネル上部の様子。
最上段のベイにDVDスーパーマルチドライブを搭載、パネルの中央付近にはUSB3.0×2、USB2.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力、リセットボタン、電源ボタンを配置しています。




フロントパネルの下半分は吸気口となっており、メッシュ状のパネルに覆われています。
内部には吸気の為のファンが設置されています。




続いて、背面側の様子について。

上からPS/2キーボード、USB2.0×2、USB3.0×4、LAN、オーディオポートを6基(マイク入力×1、ライン入力×1、ライン出力×4)搭載。

中央付近にはグラフィックカードによるDVI×2、HDMI、DisplayPortといった映像出力端子が配置されており、最下部には電源コネクターという、標準的な配置です。




ケース右サイドパネル全体の様子。
右上に通気口が設けられているのが見えます。

ここはちょうどCPUを設置しているMBの裏側に当たる部分です。効率よく熱を逃がす事ができるよう、このような通気口が設置されています。




ケース左サイドパネル全体の様子。
パネルの左側に2つの通気口が設けられています。

内側にCPUとグラフィックカードが設置されているあたりです。これら2つの通気口には、それぞれファンを設置する事が可能です。

ファンが増えると動作音は若干うるさくなりますが、追加価格は安価なので、冷却性能を高めたいという方はカスタマイズ時にファンを追加すると良いでしょう。





ケース底面4隅に設置されたインシュレーター。
底面から熱を逃がしやすくするとともに、マシンの振動が設置面に伝わるのを抑制する効果があります。





ケース天面の様子。
背面よりの位置に2つの排気口が設けられています。

片側の排気口には、標準で12cmの静音ファンが設置されています。
もう片方には何もありませんが、カスタマイズで追加する事が可能です。



ケースの内部構造をチェック

次に、ケース内部の構造をチェックします。
ケース内部へアクセスするには、左サイドパネルの背面側にある2つのネジをはずします。


取り外した左サイドパネル


ケース内部全体の様子

左上から時計回りにCPU、メモリ、5インチベイ、3.5インチシャドウベイ、電源ユニット、グラフィックカードという配置。マザーボードにはASRockのZ87 Pro3が取り付けられていました。

エアフローは、ケースフロント側やサイドパネル、底面から吸気し、背面や天面から排気するという流れです。

電源は、DELTA ELECTRONICS製の GPS-750AB A F42(80PLUS)という750W電源が搭載されていました。+12Vの構成は不明。こちらは標準で搭載されているもので、より大容量のものなど、他の電源にカスタマイズする事が可能です。

高性能グラフィックカードが搭載されているため、最初から容量の大きな電源が搭載されていますが、カスタマイズで色々追加したり、購入後に色々追加するかもしれないという場合は、容量の大きな電源を選択しておいた方が無難です。




底面に設置された通気口




背面と天面には冷却ファンが取り付けられています。
フロント側に設置されているファン、天面後方、背面側の計3つのファンはデフォルトで搭載されており、他のファンはカスタマイズでの搭載となります。

元々設置されているファンも含めて、全6基の冷却ファンの取り付けが可能です。




フロント側には、5基の5インチベイと3.5インチシャドウベイが並びます。HDDやSSDなどを数多く搭載したい方向けです。


HDDホルダーの取り出しはワンタッチで簡単です。
HDDの増設も容易に行えます。




KTケースは奥行きがあるため、フロント側に多数のベイが並んでいても、長さのあるグラフィックカードを余裕で取り付ける事ができます。




ケース右側のサイドパネルを開いた図。

マザーボードの背面に当たる部分に通気口が設けられています。
CPUの熱で温度が上がりやすい場所なので、空気の通り道を設けるのはマザーボードの冷却に効果的です。



外観に関しては以上となります。

全体として拡張性も十分、エアフローなども良いと思います。
特に、今回のモデルは発熱の大きい高性能なパーツを搭載しているため、冷却性能が高いと安心です。

なお、先ほども述べましたが、カスタマイズ時に色々と追加するという場合や後からパーツを追加予定という場合、場合によっては容量の大きい電源に変えた方が安心かもしれません。

次記事では、GALLERIA XG-A 780Tiの構成や性能面について触れていきたいと思います。
次:GALLERIA XG-A 780Ti ベンチマーク結果 GTX 780Tiのパワーで高負荷なゲームも最高画質で楽しめる