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2013年7月29日、日本HPの新製品が発表されました。
その際に開催された発表会の会場にて新製品に触れてきましたので、簡単にレポートいたします。

今回、7型タブレットの「HP Slate7」と10.1型のハイブリッドタブレット「HP Slatebook10 x2」、そして液晶一体型の21.5型PC「HP Slate21」といった、3種のAndroid搭載新製品が発表されました。

これらは海外などでは既に公開されていたもので(一部は既に販売)、どの製品もHPらしい特徴と非常に安価である所が印象的な製品です。

今回の記事ではまず、7インチサイズのHP Slate 7について触れたいと思います。


当ページに掲載の製品は販売終了しています。
販売中の製品、およびキャンペーン&セール情報については以下でご確認ください。

HP製品のキャンペーン一覧


外観

まず、外観を簡単にチェックします。


HP Slate7

本体サイズは幅約197mm、奥行き116mm、高さ10.7mmで重量は約370g。
7型のAndroid端末としては普通ですが、とても軽いです。




液晶は、7型で1,024×600ドットのHFFSパネルを採用。
HFFSパネルはTFT等と比べて視認性が高く、また視野角も広いパネルなのだそうですが、展示会場特有の照明等の関係であまりきちんと見る事ができませんでした。

液晶上部には30万画素のカメラを搭載。




背面の様子。
上記写真はシルバーカラーのモデルです。

角に300万画素のカメラを搭載。




中央にhpのロゴが配置されています。




下部にはSlate7の文字と、beats audioのロゴを印字。
文字通り、この製品にはbeats audioテクノロジーが搭載されています(後述)。




こちらは色違いのレッドモデル。
鮮やかな赤ですが、悪くない色です。





側面のインターフェースをチェックします。

左側面は何もなし。




下部には、2基のスピーカーとMicro USBを搭載。




右側面には音量調整のボタン。




上部には電源ボタン、microSDカードスロット、内蔵マイク、ヘッドフォン出力端子を搭載。


一般的にタブレットのデザインは、どちらかというと角に丸みを持たせたデザインを採用する事が多いですが、HP Slate7ではあえて角型を採用しているのだとか。

角型デザインの採用によって片手で持った際のグリップ感を高め、操作に安定感を持たせる事ができます。

そのようなデザインであっても特に固さは感じず、コントラストのはっきりとしたカラーや筺体の薄さなども相まって、逆にスタイリッシュな印象を受けました。



スペックやアプリなど

次に、スペックについて。

HP Slate 7はOSにAndroid 4.1を、CPUにはARMのCortex-A9(1.60GHz/デュアルコア)、1GBメモリを搭載しています。ストレージは8GB、あるいは16GBと異なる容量のモデルを2種提供。

その他無線機能としてIEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 2.1+EDRを搭載。

Androidは最新のバージョンではありませんが、スペック的には悪くなく、それでいて13.860円から(2013年7月29日時点/直販は8月6日より受注開始)と非常に安価に提供される予定となっています。

実際、操作はとてもスムーズ。アプリの起動やウェブの閲覧など一通りの作業において快適な使い心地でした。


タブレット情報


アプリ一覧の内容

勿論、Google Playにも対応しています。

なお、センサーは加速度センサーのみでGPSは非搭載。
WiFiの電波を利用した簡易的な位置の測定は可能ではあると思いますが、精度の問題でナビなどとして利用するのは難しく、使えないアプリなどもあります。

市販の外付GPSを使うなど、考えようによっては何とかならなくもないかと思いますが、基本的にナビとしての利用には向かないと考えた方が良いでしょう。



Beats Audio搭載

HP Slate7の特徴の一つとして挙げられる、音質の良さ。
HPでは、2010年からBeats audioテクノロジーを搭載した製品をラインアップしていますが、今回のHP Slate7はそのBeats audioを搭載しています。

必要かそうでないかはともかく、外出時にスマートフォンやタブレットで動画を閲覧したり音楽を聴く方は少なくないと思います。

本製品は、米国を中心に5月位から販売が開始されていますが、音が良いという意見が非常に多かったそうで、意外とニーズはあるようです。


Beats Audioの設定画面

Beats Audioの機能をオフにすることは多分ないと思いますが、実際にオン・オフ時の音をヘッドホンで聴き比べてみると、確かに音質に差がある事が確認できます。

但し、内蔵スピーカーではBeats Audioは機能しないため、ヘッドフォンなどを利用する必要があります。



提供予定のケース2種

最後に、オプションとして提供される予定のタブレットケース2種をご紹介いたします。

こちら、HP Slate7レザーポーチ。




すっぽりとタブレットを覆うタイプのケースです。




カラーはブラック。赤いステッチが入っており、Beats Audioっぽい配色です。




側面のステッチ。




そしてもう一つ。名称不明のケース。

デニム生地で出来た、ブックカバータイプのケースです。




生地の隙間から、側面の端子へアクセスする事ができます。




ケースを開くと、カバー側に2本の窪みがついています。




窪みにタブレットを立てかけて利用する事が可能。




立てかける位置を調節する事で、タブレットの傾斜角度を変える事ができます。

どちらのケースも価格などは不明ですが、後者の方が機能性は高く、わざわざタブレットをケースから出さなくても良い分便利です。



HP Slate7については以上となります。

最近は安価なタブレットが多数登場していますが、HP Slate7の外観、性能面等様々な要素を考慮すると、1万円台前半の価格はかなり安価だと思います。

またなにかわかったことなどあれば記事にします。