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HPが発表した新製品、HP Slate21の簡易レビューを掲載します。

HP Slate21は、21.5型の液晶一体型PC。
OSにAndroidを搭載するユニークな製品で、タブレットなどで使い慣れた環境を大画面で楽しみたい方向けのPCです。

ニーズはあるのか?と思われる方もおられるかもしれませんが、HPの調査によると、タブレットの内容を大画面で見たいというタブレットユーザーは約45%にも上るとの結果が出ているそうで、HP Slate21はその要望を再現した製品だと言えます。

というわけで以下、HP Slate21の詳細です。


当ページに掲載の製品は販売終了しています。
販売中の製品、およびキャンペーン&セール情報については以下でご確認ください。

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外観・インターフェース

まずはHP Slate21の筐体外観や、インターフェースの内容について。

筐体は丸みのあるフォルムが特徴的なフォトスタンドのような形状で、カラーはグロッシースノーホワイト。

筐体サイズは幅約531mm、奥行き169~330mm、高さ155~346mmで、重さは約5kg。ディスプレイにはフルHDの21.5型IPS光沢液晶を搭載しています。液晶の上には92万画素のウェブカメラを搭載。

展示会場だという都合上、液晶のチェックなどはできていませんが、斜めから見ても色の変化が少ない綺麗な液晶だと思います。

但し光沢パネルなので、設置する環境によっては映り込みが気になる事はあります。




液晶右上のベゼル上には、Slate 21の文字。




液晶下部にはhpのロゴを配置し、スピーカーを内蔵しています。





筐体左右のインターフェースをチェックします。


左側面にはSDカードスロット、USB2.0、マイク入力とヘッドフォン出力のコンボポートを搭載。





右側面には音量調整ボタン、輝度調整ボタン、電源ボタンを配置。
光学ドライブなどは備えていません。





背面中央にはhpのロゴを配置

背面スタンド下部にあるパネル内にいくつかの端子を備えますが、今回は都合で撮影していません。

中身は電源コネクター、LAN、USB2.0が2基搭載されています。映像入出力系の端子はないなど、インターフェースの内容は最小限という感じです。



15~70度までの角度調整が可能

HP Slate21は15度から70度までの間で、液晶スタンドの角度を自由に調整する事ができるようになっています。スイーベルなどには対応していません。

スタンドを立てた状態。




スタンドを最大限に傾けた状態。


斜め


真正面

ゲームやお絵かき等、利用するアプリによっては便利なスタイルだと思います。



スペック・搭載アプリ

HP Slate21の主な構成について触れます。

OSはAndroid 4.2、CPUはTegra 4、1GBメモリ、8GBのストレージ、無線機能はIEEE 802.11a/b/g/nやBluetooth 3.0を搭載。価格は4万円前後を予定しています(製品発売日は9月上旬予定)。

性能面については、構成的にまず問題はないでしょう。実際、スムーズな使い心地です。

ストレージの容量がかなり少なめですが、そこはコストとの兼ね合いで最終的にこのような内容になったとの事。液晶一体型のPCとして考えると容量は心許ないですが、SDカード等の外部のストレージを利用すればそれ程不便を感じる事はないのではと思います。


Androidのバージョン

HP Slate7のようにBeats Audioは搭載していませんが、サウンドはDTS Sound対応。






アプリ一覧

同時に発表された他の製品と同じく、Google Playに対応。
また、KINGSOFT Office for Androidを標準搭載しています。

ちなみにこの製品、個人での利用はもちろんですが、マルチユーザーに対応している事より家族など複数人での利用も想定しているのだそう。具体的な用途についてはともかく、リビングに一台設置するマシンとしては、手頃で導入しやすい製品だと思います。



付属のUSBキーボードとマウス

HP Slate21には、標準でUSBキーボードとマウスが付属しています。
以下、キーボードとマウスです。


キーボード全体


キーボード左半分


キーボード右半分


キートップの形状はフラット

アイソレーションタイプのUSBキーボードです。
カラーは筐体と同じホワイト。

その他のデスクトップ製品に付属のキーボードと同じかなと思いましたが、各キーの機能が一部Android向けになっているようで、全く同じでは無いようです。

使い心地は普通。しかし、タブレットで利用するような小さなモバイルキーボードに比べると、断然こちらの方が操作性は上です。




マウスも筺体と同じ、ホワイトカラー。

なお、Bluetooth対応のキーボードやマウスも利用できると思います。配線がごちゃごちゃしない分、そちらの方が利便性は良いかもしれません。



HP Slate21については以上となります。

この製品については賛否両論あるかもしれませんが、個人的にはAndroid搭載の液晶一体型PCは面白いと思います。「絶対に必要ではないけれど、一台あると便利かもしれない」と思った時に、導入しやすい価格設定も良いです。

ただ、価格が上がってもストレージ容量は大きい方が良いと考えるユーザーもいます。カスタマイズなどで容量の大きいストレージを選択できれば、なお良いのではないでしょうか。

その他、何かわかったこと等があればまた記事にしたいと思います。