HP Pavilion Desktop h8-1060jp 3画面モニター付モデルのレビュー 1060jp&3画面の外観をチェック
日本HPで現在(2011年10月2日)販売中のパッケージ、
「 h8-1060jp 3画面モニタースペシャルパッケージ」のレビューです。
h8-1060jpは、HPの個人向けデスクトップ h8シリーズでAMDのプロセッサを搭載したモデル。
(h8はミニタワー筺体を採用する、個人向けデスクトップPCのフラッグシップ)
今回掲載する製品は、「TERA 推奨認定モデル」として販売されるハイエンドなh8-1060jpに、
「HP 2310e(モニター)」を3台付属したスペシャルパッケージです。
「HP 2310e」は23インチワイドのLED液晶モニターで、単品だと¥29,820(税込)という価格の製品。
今回の3画面モニタースペシャルパッケージではその「HP 2310e」が3台と、
6コアCPUを搭載した h8-1060jpのTERA 推奨認定モデルがセットになって¥89,880(税込)という驚きの価格を実現しています。(10月2日現在の価格。キャンペーンモデルですので数に限りがあると思います)
TERA 推奨認定構成のh8-1060jpだけでも単独だと7万円は越えますので、
どう考えても何かの間違いではないかと思う位の価格設定。
PCでゲーム等をされる方には、かなりお勧めのパッケージです。
というわけで今回は、h8-1060jpの外観面や3台の「HP 2310e」について触れてみたいと思います。
興味をお持ちの方は是非記事をご覧下さい。
まずはh8-1060jpの外観から。
何度か掲載したSandy Bridge搭載の h8-1080jp(冬モデルはh8-1180jp) ととても似ていますが、
全く同じではありません。
h8-1080jpと違うのはこの部分。
h8-1080jpでは、筺体上部にUSB3.0が2基搭載されていましたが、
h8-1060jpではUSB3.0の代わりにUSB2.0が2基搭載されています。
もう1つ異なる部分があるのですが、そちらは後述します。
その他、マイク入力やヘッドフォン出力は同じです。
筺体前面のパネル上部には、2基の光学ドライブベイ。
掲載のモデルにはDVDスーパーマルチドライブが搭載されています。
1基は空です。
光学ドライブ下のパネル内部には、
15in1メディアカードリーダーやUSB2.0が4基配置されています。
未使用時にはふさいでおける為、埃をかぶらなくて良いです。
前面パネル最下部には「hp」のロゴとWindowsのシール。
h8-1060jpの左側面。
h8-1060jpの右側面。
左右側面は各所に排気口があるのみ。
次にh8-1060jpの背面です。
上部には電源コネクター。
中央部には拡張スロット。
今回のh8-1060jpには Radeon HD6850(1GB)を搭載していますので、
2基のDVIに2基のMini DisplayPort、HDMIがグラフィックスより提供されます。
背面最下部にはオーディオポート、LAN、IEEE1394、USB2.0×6、光デジタル入出力。
この部分もh8-1080jpと異なる部分で、
h8-1060jpはh8-1080jpよりもUSB2.0が2基多く、1080jpにはないIEEE1394が搭載されています。
塞がれているポートは、内蔵グラフィックスの構成時に利用するモニターの接続端子です。
次に筺体内部です。
h8-1080jp と同じような配置ですので、簡単に掲載します。
筺体内部にアクセスするには、右側面のサイドパネルを外します。
パネルは背面にあるネジを外し、スライドさせるだけ。
ドライバー等は必要ありません。
ただ、パネルをスライドさせるには少々力がいるかもしれません。
筺体内部。
HPのh8シリーズは、マザーボードが通常とは逆向きに配置されています。
パネルを開いて左上には光学ドライブベイ。
右上には電源ユニット。
最大600Wの電源を使用しています。。
他のh8シリーズ同様、こちらのモデルにもGTX580のオプションが提供されています。
電源の下にはグラフィックスカード。
上にも記載しましたが、今回のモデルにはRadeon HD6850が搭載されています。
h8で提供されているグラフィックスの中では、比較的高性能な部類のグラフィックスカードです。
グラフィックスの下には、プロセッサやメモリ。
今回のモデルには、Phenom II X6 1100T(3.30GHz/TM時最大3.7GHz)や4GBのメモリが搭載されています。
勿論、さらに上位の構成にカスタマイズする事が可能です。
メモリの左隣にはHDDベイ。
7,200rpmの1TB HDDを搭載しています。
SSDも可能ですが、搭載されているHDDはHDDの割には比較的処理が早めでした。
(ベンチ結果はまた後ほど掲載します)
h8-1060jp の外観面については以上です。
デザインも良く、各インターフェースもアクセスしやすい位置に配置されています。
特に、前面や上部に多数のUSBポートが配置されているのは便利だと思います。
ちなみに3画面ですが・・・
今回掲載しているh8-1060jpは、
搭載のRadeon HD6850より DVI や Mini DisplayPort といった端子が提供されています。
ですので、写真のように2台のモニターをDVIに、
そして1台のみMini DisplayPortと接続しました。
Mini DisplayPort を DisplayPort に変換するアダプターは、
h8-1060jpに付属していたものを使用。
(選択したGPUに応じて、変換アダプターが付属します)
とりあえず、3画面を設定したらこのような感じになります。
一応これでもマルチディスプレイとして普通に使えますが、
PCゲームを3画面でする為には、もう少し設定しなくてはなりません。
(Radeonに搭載された「Eyefinity」という機能を利用)
というわけで、続きは次の記事に掲載します。
製品に興味をお持ちの方は、是非次記事もご覧下さい。
→ h8-1060jp 3画面モニター付モデルのレビュー 1060jp&3画面の外観をチェック (現在の記事)
→ h8-1060jp &3画面でGoogle Earth フライトシュミレーターやツアーで世界を旅行
→ HPの h8-1060jp と 3画面モニターでPCゲームをプレイする Eyefinityの設定など
→ 3画面使用時の h8-1060jp ベンチマーク結果 解像度5760×1080での性能は?