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11.6型液晶、WiMAXを搭載するノートPC「Thinkpad X100e」のレビューです。

Thinkpad X100e

この Thinkpad X100e は、多くの方がご存知の通り(多分)、
レノボが販売するThinkpadシリーズで最小サイズの液晶を搭載するモバイルノートPC。

新しい製品などではありませんが、Thinkpadならではの様々な特徴や機能を持ちながらも安価、
さらにコンパクトで扱いやすいサイズが人気を呼び、レノボのラインアップの中でも特に売れ筋の製品として支持されています。

自分はこの X100e を使用するのは初めてではないのですが、
以前触ったのは2010年の1月(発表当時)に発売されたモデルで、今回手元にあるのは昨年の6月に発表されたモデル

発表当時のモデルとその後にバージョンアップされたモデルとでは、
筺体のデザインやカラーバリエーションなどは全く変化していませんが、カスタマイズや仕様、
価格など多くの部分が変化しており、断然後者の方が魅力的です。

11.6型のノートといえば Thinkpad Edge 11” もそうですが、
Edge がコンシューマー寄りのビジネスモデルなのに対し、このX100eはどちらかというと企業向け。

また、キーボードのタイプやインターフェースの内容などかなり似てはいるのですが、
X100e はAMD、Edge 11”はインテルアーキテクチャ(Edge 全体ではAMD機もある)と内容は異なりますので、
その辺を意識しながら使い比べてみようかなあと考えたりしています。


というわけで、前置きがやや長いですが、
これからしばらくの間、じっくりと Thinkpad X100e に触れてみようと思います。

とりあえず今回は、簡単にマシンの写真やインターフェースの内容などを掲載してみました。


X100e の天板

X100e の天板

X100eの天板。
写真はミッドナイトブラック。

他にヒートウェーブ・レッドやアークティック・ホワイト等のカラーが提供されている筈なのですが、
現在レノボのサイトではミッドナイトブラックしか選択できないようになっています。

新モデルは海外で発売されるようですし、もう暫くしたら販売終了・・・?
(AMD Fusionを搭載した「ThinkPad X120e」、米国で2月発売が3月に延期となったようです)



ThinkPadロゴ

天板の隅にはThinkPadのロゴ。



X100eの左側面

X100eの左側面にはUSB2.0×2、LAN、マイクとヘッドフォンのコンボジャックを搭載。



X100eの前面

前面のインジケーターランプ

前面にはインジケーターランプのみ。



前面下部のスピーカー

前面下側にスピーカーを内蔵しています。



X100eの右側面

カードスロットやPowered USB

X100eの右側面には4in1マルチメディアカードリーダー、Powered USB・・



セキュリティロックケーブル用のスロット

右端にはセキュリティロックケーブル用のスロット。



バッテリー

拡張バッテリーを搭載しているので、バッテリーが背面側にはみ出してしまいます。
Edge 11”と同じです。



X100eの背面

電源コネクター

X100eの背面左側には電源コネクター。



VGA

右側にはVGA。

側面のインターフェースは殆どEdge 11”と変わりませんが、
ただ唯一、Edge 11”には搭載されているHDMIポートが X100e では提供されていません。

まあXシリーズはX201などにもHDMIは搭載されてないので、その延長でしょうか?



X100eを正面から

X100eを正面斜めから

ディスプレイには11.6型HD(1366×768)のノングレア液晶を搭載。



X100eのキーボード

アイソレーションタイプのキーボード

X100eのキーボードは、Edge 11”と同じで、
アイソレーションタイプのキーボードを採用しています。

ただ、ファンクションキー他、各キーにプリントされている印字のカラーやマーク、
またデフォルトの状態でのキーの動作も異なります。

X100eのファンクションキーは、デフォルトの状態でFキー本来の機能が動作するように設定されていますが、
Edge 11”ではデフォルトで輝度の調整や無線LANのオンオフといった、頻繁に使用するであろう機能が動作するように設定されています。

Edge 11”はビジネスモデルではありますが、
どちらかというとコンシューマーを意識して開発されており、
X100eは企業などビジネスユーザーの利用を想定して作られています。

そういったコンセプトの違いより、このような機能の差を持たせています。


まあ、そのようなキーの動作はBIOSより簡単に変更する事ができますが、
Edge 11″は「F1」「F2」・・といったファンクションボタンの印字が小さく、カラーも暗めで見辛いため、
ファンクションキーの機能を頻繁に使う方にとっては、X100eのキーボードの方が使いやすいといえます。

これらキーボードの違いなどについては、また後の記事に掲載しようと思います。



トラックポイント

トラックポイントも搭載。



X100eロゴ

ウェブカメラ

液晶下部にはX100eのロゴ。上部には30万画素のウェブカメラ。



とまあ、そのような感じのThinkpad X100eです。

冒頭でも述べたとおり、新しい内容のマシンではありませんが、
現在は当初よりもかなり安価に販売されており、携帯に適したビジネスノートPCを導入したい方には、
かなりコストパフォーマンスに優れた製品だと思います。

今だから安価に導入できる Thinkpad X100e、
新製品などに拘らず、コスト重視の方にはとても魅力的な製品ではないでしょうか。

というわけでしばらくの間、色々と試したりして遊んで見る事にします。
記事にも掲載していきますので、興味をお持ちの方は今後の記事をご覧下さい。