HP Pavilion s5750jp の特徴と性能 (Sandy Bridge搭載スリムデスクPC)
HPのデスクトップPC春モデル s5000シリーズの新製品「 s5750jp 」の詳細です。
このs5750jpは、HPの個人向けデスクトップPCでは最もスリムな筺体を使用した、
省スペース設計&低価格なs5000シリーズの最新春モデル。
このs5000シリーズにはAMD製プロセッサを搭載したモデルと、
インテル製プロセッサを搭載したモデルがラインアップされており、
今回掲載しているs5750jpはインテルの最新プロセッサ(Sandy Bridge)を搭載。
HPEやp6000に比べると拡張性はやや低くはなりますが、かなり安価ですし、
カスタマイズもそこそこでき、Sandy Bridgeの省スペースPCをお探しの方には最適な製品かと思います。
というわけで以降、s5750jpの特徴とパフォーマンスの詳細です。
縦置きの状態で、幅105mm、高さ308mm、奥行389mm。
HPEやp6000等のミニタワーと比べると、かなりスリムです。
筺体上部には排気孔、電源ボタン。
s5750jpのフロント部分全体。
見辛いですが、前面上の左には光学ドライブを搭載。
(下はイジェクトボタン)
フロント下部には、6in1メディアカードスロットに、USB2.0×2、ヘッドフォン出力。
最下部にはHPポケット・メディア・ドライブ用のベイを配置。
背面上部にはデジタル音声出力、USB2.0×4、LAN、HDMI、DVI-I。
背面下部には、ライン入力、出力、リアスピーカー出力、サイドスピーカー出力、
センタサブウーファー出力、マイク入力を配置。
その下には拡張スロット、電源。
次にs5750jpの構成です。
【HP Pavilion Desktop PC s5750jp 春モデル】
OS Windows 7 Home Premium 64bit
プロセッサ Core i5-2400 (3.1GHz)
チップセット H67 Express
ビデオカード HD グラフィックス
メモリ 4GB(最大16GB)
ストレージ 250GB HDD(7,200rpm)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
拡張スロット ロープロファイル PCI Express x 16×1、ロープロファイル PCI Express x 1×1、PCI Express Mini Card×1
サイズ 105×308×389(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約6.9kg
このs5750jpは、プロセッサは最上位のCore i5-2400、
グラフィックスには内蔵のHD グラフィックスを利用しています。
(その他にもグラフィックスには、Radeon HD6450 や GeForce GT420 の選択も可能。)
ストレージが250GBとありますが、250GB HDDの選択肢は秋冬モデルにはありましたが、
春モデルでは選択する事が出来ません。
またプロセッサのCore i5-2400も春モデルの使用には無く、選択できるのはCore i5-2300、i5-2500、i5-2600。
※展示機なので、若干実際の仕様と異なる部分があります。ご了承下さい。
サイズの割りにカスタマイズ性は比較的高めです。(メーカー製のPCにしては)
以下、上記の構成のs5750jpのパフォーマンスです。
プロセッサ ・・ 7.4
メモリ ・・ 5.9
グラフィックス ・・ 5.2
ゲーム用グラフィックス ・・ 4.7
プライマリ ハードディスク ・・ 5.9
基本スコアはゲーム用グラフィックスの4.7。
Core i5-2400内蔵のHDグラフィックスを利用していますが、
さすがに色々といわれているだけあって、グラフィックス機能は高め。
従来のCore iに内蔵のHD グラフィックスよりも、大体+1.0前後のスコアが出ています。
さすがに負荷の高いアプリケーションやゲームは厳しいですが、
そうでない作業であれば、かなり快適な作業が可能だと思われるパフォーマンスであり、
実際の操作においても、アプリケーションの起動などはかなり高速です。
今回のモデルにはCore i5-2400を搭載するなど、多少のカスタマイズが施されており、、
上記のスコアは最小構成のものではないですが、カスタマイズ無しの構成であっても快適なパフォーマンスが見込めそうです。
ちなみにこのモデルの最小構成価格は¥55,860(税込)~。
インテルの新プロセッサ Core i5-2300(2.80GHz、TB時最大3.10GHz)や、2GBのメモリを搭載し、
グラフィックスには内蔵のHD グラフィックス機能を使用しています。
最小構成モデルは、掲載のマシンよりは
ややパフォーマンスが落ちるかもしれませんが、価格的には十分な内容。
価格を抑えながらもそこそこのパフォーマンスを求める方に最適なモデルです。
あと、ついでなので記載しておくと、このs5000シリーズには上記に掲載のs5750jpの他に、
s5730jpという、AMD製のプロセッサを搭載したモデルがラインアップされています。
デュアルコアのAthlon II X2 250やクアッドコアのAthlon II X4 645、
6コアの Phenom II X6 1065T等を選択する事の出来るモデルで、
最小構成価格はなんと¥39,900(税込)~。
こちらのモデルでは、s5750jpと同じグラフィックス(Radeon HD6450/GeForce GT420)の選択や、
まだ新しいPhenom II X6 1065Tの搭載も可能となっており、内容は充実していながらも価格は抑え目。
価格重視の方でインテルに拘らないのであれば、
こちらのモデルも適当ではないかと思われます。
※記事掲載時、掲載モデルの仕様をCore i7-2600と記載していましたが、実際はCore i5-2400の間違いでした。
知人の指摘で間違いに気が付きました。ご指摘有り難うございます。
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【日本HP 2011年春モデル 新製品内覧会記事】
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