日本HPの 2011年春モデル新製品内覧会に行ってきました (その2/デスク編)
前の記事の続きです。
(前記事 → 日本HPの 2011年春モデル新製品内覧会に行ってきました (その1/ノート編))
前の記事では、主にノートPCの2011年春モデル新製品について掲載しましたので、
今回の記事ではデスクトップPC新製品の概要や写真などを載せてみました。
(前の記事から読んで頂くと流れが分かりやすいと思います)
というわけで以下、デスクトップPC新製品の概要です。
まず最初に、今回の春モデル デスクトップPCの特徴をあげてみます。
【2011年のコンシューマーデスクトップPCの概要】
基本性能の強化 (Sandy Bridge、SSDのRAID対応、グラフィックス一新)
エンターテイメント (Beats Audio対応、地デジモデル拡大)
デザイン (Beatsロゴ、直販モデルでグレー筺体採用)
安心感・サポート (一部モデル3年保証付、全モデル HP何でも相談サービス付)
価格バリュー (最新機能を更にお求め易く)
簡単に解説すると、インテルの新CPU Sandy Bridgeは、
ターボ・ブーストテクノロジー2.0や内蔵グラフィックス機能の進化といった特徴を持ちます。
そのプラットフォームを採用する事により、
今回の新製品では従来よりもより快適な作業環境を実現しているとのこと。
またSSDの強化については、HPEシリーズの春モデルでは320GB SSD(160GB×2/RAID 0)を用意、
またs5000やp6000においては80&160GB SSDを用意しています。
さらにこれらのモデルに関し、冬モデルで提供されていたグラフィックスを一新。
HPEやp6000シリーズのグラフィックス。
s5000のシリーズのグラフィックス。
Sandy Bridge採用モデルは勿論、そうでないマシンに関しても、
従来モデルよりも大幅なパフォーマンス向上を図っているとの事です。
さらに、今回の要となるモデルについてみていきます。
こちらは個人向けデスクトップPCの最上位シリーズの製品 「HPE580jp」。
Core i7-2400/i7-2500/i7-2600が用意されており、
基本構成の価格は¥69,930 (税込)~。
なお、最上位モデルであるHPE590jpには、
従来のCPUである Core i7-980X エクストリーム・エディションが用意されています。
これについてはまた色々と書きたいことがあるのですが、
そちらは後日の記事に記載します (こればっかりですが・・)。
こちらは、ミニタワー筺体を採用した p6000シリーズの製品「p6740jp」。
(写りが悪く見辛いですが・・)
ちなみに Sandy Bridge採用のモデルは「p6745jp」なのですが、
そちらのモデルはデモ機として用意できなかったとの事で、こちらのモデルが展示されていました。
スリムタワーのs5000シリーズの製品 「s5750jp」。
Core i7-2300/i7-2500/i7-2600といった新CPUが採用されています。
今回の春モデルで、Sandy Bridgeが搭載されたデスクトップPCは上に掲載した 3機種のみで、
他のモデルは秋冬モデルのマイナーチェンジとなります。
さらにオールインワンPCをみてみます。
オールインワンPCは、タッチ機能を持つTouchSmartシリーズ 2モデルと、
タッチ機能を持たない Omniシリーズ 2モデルがラインアップされています。
HP Omni 100 PC。
20型の、タッチ機能を持たないオールインワンPCです。
HP Omni 200 PC。
Omni 100の上位モデルで、21.5型の液晶を搭載。
やはりこちらもタッチ機能を持たないオールインワンPCです。
ちなみにこのHP Omni 200 PCは、
秋冬モデルでは「HP All-in-One 200 PC」として販売されていた製品。
なぜ名前を変えてしまったのか、といった事をHPのスタッフに尋ねた所、
統一感を持たせたかった為、という最もな答えが返ってきました。
秋冬では、まるで独立したシリーズであるかのような印象を受ける名称でしたが、
HP Omni 100 PCとシリーズ名をあわせる事で、どういった製品であるのかが非常に理解しやすくなりました。
HP TouchSmart 310PC。
20型のタッチスクリーンを搭載する製品で、価格は64,890円~。
このように、指で直接画面に触れて操作する事ができます。
こちらは23型のタッチスクリーンを搭載するTouchSmart 600 PC。
HP TouchSmart 310PCの上位となるモデルで、価格は109,830円~。
デスクトップPCの主要なモデルについては以上となります。
その他、HPEシリーズ最上位の HPE590jp 等のモデルも展示されていましたが、そちらはまた今度・・
ちなみに、今回の春モデルデスクトップPCは、
各シリーズから一モデルずつ Sandy Bridge 搭載製品がラインアップされているのですが、
第2世代のCore iシリーズと前世代のCore iが混在しているために、
モデルによっては上位・下位の位置関係のバランスがやや曖昧になっているものもあり・・
その中でも、最上位のHPEシリーズの構成について特に色々とお聞きしたのですが、
今後どういった内容に変わっていくのかが興味深い製品だと感じました。
というわけで、内覧会については以上です。
製品のより詳しい記事はまた後日掲載します。
→ 日本HPの 2011年春モデル新製品内覧会に行ってきました(その1/ノート編)
→ 日本HPの 2011年春モデル新製品内覧会に行ってきました(その2/デスク編) (現在の記事)