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前回の記事「 Thinkpadで売上上位 X100e の性能や特徴などをまとめてみました 」では、
主に X100e のデザインやインターフェース等の詳細について掲載しました。

今回はその X100e の性能について触れてみたいと思います。

X100eのキーボード

この X100e はネットブック並のコンパクトさを持ちながらも、
性能はネットブック以上、さらに価格も内容を考えるとかなり抑えられているのが大きな特徴で、
特に X100e のハイパフォーマンスモデルなどは、Thinkpadの中でも売上げ上位に入る製品との事。

ネットブックの優れた携帯性は必要ではあるけれど、
性能には少々不満を感じているユーザーなどに、最適なマシンです。

というわけで、ここでは X100e の性能を確認すると共に、
X100e とネットブックと呼ばれるカテゴリの製品との比較なども掲載したいと思います。


まずはじめに、掲載しているThinkpad X100e の構成です。

【Thinkpad X100eの主な構成】

OS: Windows 7 Home Premium 32bit
プロセッサ: Athlon Neo MV-40(1.6GHz/L2 512KB)
チップセット: AMD M780G
グラフィックス: ATI Radeon HD 3200
メモリ: 1GB(1GB×1/最大4GB/スロット数2)
ディスプレイ: LEDバックライト搭載 11.6型HD(1366×768)、光沢なし
ストレージ: 160GB HDD(5400rpm)
無線機能: ThinkPad b/g/n
バッテリー: 6セル(バッテリー駆動時間は約5.3時間)
サイズ: 282 × 209 × 15~29.5(mm)(6セルバッテリー搭載時)
重量: 約1.5kg(6セルバッテリー搭載時 3セルだと約1.3kg)

当初は、上記の Athlon Neo MV-40 を搭載したモデルしか販売しておらず、
現在のようなデュアルコアを搭載した ハイパフォーマンスモデルは存在しませんでした。

現時点では、ハイパフォーマンスモデルが売上げ上位に入っているという事ですので、
デュアルコアモデルがなかった発売当初は、今程の人気はなかったのかもしれません。


では次に、上記の構成での X100e のエクスペリエンスインデックスのスコアです。

X100e エクスペリエンスインデックス

プロセッサ  3.1
メモリ  4.9
グラフィックス  3.5
ゲーム用グラフィックス  4.9
プライマリ ハードディスク  5.9

Thinkpad X100eの基本スコアは、プロセッサの3.1

グラフィックスにはチップセット搭載の ATI Radeon HD 3200 を使用していますが、
グラフィックスのスコアの方がプロセッサのスコアよりも上です。

搭載プロセッサはシングルコアですし、パフォーマンスもそれ程高くはありません。

ですが冒頭でも述べたとおり、X100e はネットブックのような携帯性を持ちながらも、
ネットブックよりも高性能
だというのが特徴の一つ。

というわけで、ネットブックのスコアも比較として掲載してみました。


なお、比較に用いたのはThinkpadではなく、
同じレノボが販売するIdeaPadシリーズのモデル、IdeaPad S10-3t のスコア。
(Thinkpadにはネットブックは存在しません)

一応この Sシリーズは、IdeaPadのラインアップの中ではネットブックに当たるシリーズで、
この IdeaPad S10-3t はマルチタッチ・タブレット機能を持ったネットブックになります。

Win Exインデックス ThinkPad X100e IdeaPad S10-3t
プロセッサ 3.1 2.3
メモリ 4.9 4.5
グラフィックス 3.5 3
ゲーム用グラフィックス 4.9 3
プライマリ ハードディスク 5.9 5.8


この表に掲載している S10-3tの構成は以下の通りです。

【IdeaPad S10-3tの主な構成】

OS: Windows 7 Home Premium 32bit
プロセッサ: Atom N450(1.66GHz/L2 512KB)
チップセット: NM10 Express
グラフィックス: GMA 3150
メモリ: 1GB(1GB×1/最大2GB/スロット数1)
ディスプレイ: LEDバックライト搭載 10.1型(1024×600)、マルチタッチ、光沢あり
ストレージ: 250GB HDD(5400rpm)
無線機能: 802.11b/g/n、Bluetooth
バッテリー: 8セル(バッテリー駆動時間は約9時間)
サイズ: 282 × 202 × 15~27.6~35(mm)
重量: 約1.50kg(最大構成時)


S10-3tの基本スコアは、プロセッサの2.3
一目見て分かるとおり、X100e は S10-3t よりもワンランク上の性能です。

今回掲載している X100e は、X100eで用意されている構成の中では最下位に当たるモデルですので、
より上位のパーツを搭載した X100e では、ネットブックとの性能差が更に大きくなる事が予想されます。


【X100e の主な利点】

・サイズはネットブックよりも少し大きい程度でコンパクト (ネットブック10.1型、X100e 11.6型)
・Thinkpadならではの操作性と堅牢性
・ネットブックよりも1、2ランク上の性能


勿論、最近のネットブックはそのモデルならではの機能が搭載されていたりと、
マシンの良さを性能差だけで測る事はできませんが、少なくとも X100e の人気の理由に、
上記の内容が多少なりとも含まれている事には間違いはないと思います。




以下、Thinkpad X100e のデバイスマネージャの内容です。

X100e デバイスマネージャ1

X100e デバイスマネージャ2

X100e デバイスマネージャ3




前の X100e の記事でも述べましたが、
この X100e の製品内容は、モデルが発売されたばかりの頃に比べると格段に良くなっています。

発売当初は固定仕様でしたが、現在は購入時のカスタマイズが可能になっている事に加え、
デュアルコアプロセッサWiMAXも搭載できるようになるなど、より魅力的な内容となりました。

現在、X100e のラインアップの中では特にハイパフォーマンスパッケージが人気だとの事ですが、
確かに価格を考えると内容はかなり充実したものとなっており、
クーポンなどを組み合わせれば、よりお得に入手できるのではないかと思います。
(なので、購入を検討されている方はクーポンのチェックを忘れないようにしてください)

というわけで、Thinkpad X100e については以上となります。