約1.4kgの「 IdeaPad U160 」 11.6型のWiMAX標準搭載マシンの詳細(レビュー)
2010年6月の末に、IdeaPad Uシリーズから登場した11.6型のノートPC「 IdeaPad U160 」。
このUシリーズは、IdeaPadの中ではより携帯性を重視したコンパクトなノートPCのシリーズで、
軽量でありながらも、最小のSシリーズ(ネットブック)よりも性能が高いのが特徴です。
以前に、同じUシリーズの13.3型モデル U350 や 14型の U450p などを使用した事があるのですが、
今回の11.6型の U160 は触るのはもちろん、見るのも初めて。
(IdeaPad U450pのレビューは以前、このサイトにも掲載しました)
厚みは22.5~33.5mmと薄く、重量も約1.4kgと軽量なこのモデル、
光学ドライブこそ搭載されてはいませんが、特にインターフェースに不足はみられませんし、
なにより標準でWiMAXを搭載するなど、モバイルPCとしてあって欲しい機能が充実しています。
というわけで、今回の記事では IdeaPad U160 の外観や性能などを詳しく見てみたいと思います。
U160と関連性のあるマシンとの比較も掲載しますので、興味があればご覧下さい。
【IdeaPad U160 の外観】
冒頭にも掲載しましたが、IdeaPad U160のトップパネル。
カラーはスクエア・レッド、程よい光沢感とマットな質感のデザインで、
指紋がついても目立ち難そうな素材です。
ちなみに13.3型のU350、14型のU450pのトップパネルは・・
こちら(上)はIdeaPad U350のトップパネル。
そしてこちらはIdeaPad U450pのトップパネル。
U350もU450pもトップパネルは同じテクスチャーのデザインとなっていますが、
マシン全体で見ると同じデザインというわけではありません。
ネットブックのSシリーズは、どちらかというとポップなカラーのデザインでしたが、
U350やU450pは落ち着いた高級感のあるデザインで、こちらの方が私は好きです。
U160の全体像。
IdeaPad U160の概要。
記載の通り、U160の量販店モデルにはWiMAXが標準搭載されています。
販売想定価格は69000円台~89000円台。
ウェブでも同じ位の価格で販売されていますが、内容が異なります。
(量販店モデルはPentium U5400、ウェブモデルはCore iプロセッサ搭載)
U160の左側面。
AC電源、VGA、USB2.0/eSATAコンボポート、5in1カードリーダー。
U160の前面は、左側にインジケーターランプがあるのみ。
U160の右側面。
ヘッドフォン出力、マイク入力、HDMI、USB2.0が2基、セキュリティースロット
U160 右側面の右端にはLANポート。
IdeaPad U160のキーボード。
アイソレーションタイプのキーボードを採用しています。
U160のキーボード左半分。
U160のキーボード右半分。
カーソルキーの位置に、PgDnやPgUp等のキーが配置されています。
このU160のキーボードの配列は、U350やU450pのものとは異なります。
というわけで、U160 のキーボードを U350 や U450p のキーボードと比較してみます。
IdeaPad U350のキーボードです。
こちらはIdeaPad U450pのキーボード。
U350とU450pは、キーボード周りのボタンの配置等は異なりますが、
キーボード自体は同じものを使用しています。
というわけで、U350とU160のキーボードを上下に並べてみると・・・
上がU160で、下がU350。
配列がどうの以前に、キーのタイプ自体が異なります。
慣れの問題だと思いますが、正直自分はU350やU450pのキーボードの配列は使い難く、
配列に関してはU160の方が馴染みやすいです。
しかしキー自体は、アイソレーションタイプのU160よりも、U350やU450pのキーの方が好みです。
U160のタッチパッド。
ボタンとパッドが分離されていて、普通に使いやすいタッチパッドです。
反射で見難いですが、U160の主な機能が記載されたシールです。
・軽くて薄い設計
・HDMI
・Onekey Rescue System
・APS
・マルチタッチ対応タッチパッド
この中の「Onekey Rescue System」は、バックアップやリカバリーを行う為のツール。
(→ U450pでOnekey Rescue Systemを使用して行った、実際のバックアップとリカバリー作業)
またAPSは、アクティブプロテクションシステムの略で、
打撃や落下などの衝撃からHDDを保護するシステムの事を指します。
低価格なモデルですが、その辺の機能はThinkpad同様に充実しているようです。
U160のディスプレイ。
LEDバックライト搭載 11.6型ワイドHD(1366×768)液晶を搭載しています。
残念ながら(自分的に)光沢タイプの液晶です。
液晶上部のベゼル中央には、ウェブカメラを搭載。
マシン全体はこのような感じになっています。
トップパネルのカラーは色味ははっきりとしていますが
写真で見るよりも濃い目のレッドで落ち着いた雰囲気です。
隅にはlenovoのロゴがプリントされています。
カラフルなマシンは余り好きではないのですが、
このマシンの色味は上品でとてもきれいです。
というわけで、IdeaPad U160 の外観やインターフェースの詳細については以上です。
次の記事では、U160の主な構成とエクスペリエンスインデックスのスコアなどを掲載します。
上にも書いたとおり、U350やU450pのスコアも比較として掲載しますので、
興味がありましたら次記事もご覧下さい。
・約1.4kgの IdeaPad U160 携帯に最適な11.6型の WiMAX 標準搭載マシン(現在のページ)
・IdeaPad U160の実際のパフォーマンスは?
【Thinkpad U160 関連記事】
→ IdeaPad U450pの実機レビュー
→ Thinkpadの実機レビュー一覧 (Ideaシリーズも含まれます)