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ドスパラが販売するノートPC、Critea VF-HEKSのレビューです。

Critea VF-HEKSは、15.6型フルHDのノートPC。
CPUにCore i7-8550Uを、グラフィックスにはGeForce MX150を採用するハイパフォーマンスなマシンです。

GeForce MX150搭載のPCは、ゲーミングPCと言ってしまうにはやや物足りなさがありますが、日常用のPCとしては十分すぎる位のパワーがあります。

例えば、ライトなゲームプレイ用のノートPCをお探しの方や、写真・動画編集用にややパワーのあるPCが欲しい方に向いた製品だといえるでしょう。価格がお手頃であるため、気楽に買えるところが魅力です。

今回は、そんな Critea VF-HEKSの特徴や使用感、性能について詳しくご紹介いたします。


【Critea VF-HEKS レビュー記事目次】

Critea VF-HEKS 筺体外観や操作性をチェック
 ・筺体外観・インターフェースをチェック
 ・キーボードの操作性
 ・重さ

構成と特徴・ベンチマークテストの結果
 ・構成と特徴
 ・ベンチマークテストの結果
 ・消費電力・温度
 ・バッテリ駆動時間

製品のまとめ
・ Critea VF-HEKS まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Critea VF-HEKS 筺体外観・インターフェース

Critea VF-HEKSの筐体外観をチェックします。

15.6型とややサイズの大きなノートPCですが、重さが約1.83kg(公称値)と筺体サイズの割に軽く、扱いやすい製品です。

モバイルに向いているとまではいえませんが、ちょっとした場所移動に便利ですし、高性能ノートを持って外出するようなユーザーにニーズがありそうです。





柔らかい雰囲気を持つ、シルバーカラーのデザインを天板に採用しています。
製品ロゴすら入らない、シンプルな天板です。

デザインの好みは人によって異なるため、万人に使いやすいとまではいえないものの、デザインにまったくくせがなく、利用場所や用途を選びません。




背面、正面側から見た筐体の様子。
外部グラフィックスを搭載するノートPCにしては、シルエットがスリムです。



ディスプレイには、15.6型フルHDの非光沢液晶を採用。

非光沢液晶であるところが良いですね。
非光沢タイプの液晶は、光の反射や風景の映りこみが起りづらく、どのような場所でも快適に作業が行えます。

画面サイズと解像度のバランスも、細かい作業を行うユーザーにはちょうどよいです。






視野角は広いです。
仕様に記載はありませんが、多分IPS方式の液晶だと思われます。

上下左右からでも見やすいため、複数人で画面を閲覧するような用途にも利用しやすいです。




液晶の上部にHD画質のWEBカメラを内蔵、下部にはDiginnosのロゴを配置しています。



ディスプレイの最大開閉角度は約130度。
ノートPCのディスプレイとしては、標準的な数字です。




筐体側面のインターフェースの内容をチェックします。

左側面の様子です。
電源コネクター、USB2.0、SDカードリーダー、ヘッドセット端子が並びます。



右側面にはUSB3.0×2基、HDMI出力、LAN、セキュリティケーブル用のロックスロットが並びます。




筐体背面、正面側にはなにもありません。


光学ドライブはないものの、USBは計3基、LAN端子やHDMIなど、とりあえず家庭用ノートに必要だと思われる端子はひととおり揃っています。

全体的に、端子の搭載位置が背面寄りであるところが使いやすいです。
例えば、HDMIやUSBに周辺機器のケーブルを接続したとしても、手元の操作の邪魔になりづらいです。




正面部分。ディスプレイの開閉がしやすい構造が採用されています。

特に薄型筐体のノートでよくみられる、ディスプレイの開きづらさがありません。



筐体底面全体の様子。
写真は上が筐体背面側、下が正面側です。

とてもシンプルな、一枚板の構造を採用しています。
バッテリも完全に内蔵されており、すっきりとした見た目です。



PC本体と、付属の電源アダプター&ケーブル。




電源アダプターは19V、3.42Aで65W。

外部グラフィックスを搭載する製品ですが、採用しているのはノート向けの省電力なグラフィックスであるため、電源アダプターの容量は小さめ。

サイズもコンパクトであるため、持ち運びしやすいです。



キーボードの操作性

Critea VF-HEKSに搭載されている、キーボードの外観や操作性をチェックします。





アイソレーションタイプの日本語キーボードを採用しています。
右側にはテンキーを搭載。

特に変わった機能は見あたらず、キー配列も標準的と、はじめての利用でも違和感のない使いごこちのキーボードです。

矢印やテンキー付近がやや詰まった配置ではありますが、タイピングは普通にしやすいです。



キートップはフラットな形状。
ややざらつきのある素材が用いられているため、指紋あとが目立ちにくいです。



キーボードの上側にスピーカーを内蔵、その右側に電源ボタンを配置しています。



ボタン一体型のタッチパッドを採用。
面積が広く操作がしやすいこと、またクリックボタンも柔らかく押すときのストレスがありません。

ホームポジションに合わせた配置であるため、タイピング時に手のひらが触れにくいところも良いと思います。

手のひらがパッド面に触れることによる誤動作が気になる場合は、タッチパッドの感度調整を行うと良いでしょう。



タッチパッドの感度調整は、Synapticsコントロールパネルから行えます。

デスクトップ右下のタスクトレイ内にあるタッチパッドアイコンをクリックし、表示された「マウスのプロパティ > CliclPad」タブ内の「設定…」より、Synapticsコントロールパネルを起動。

Synapticsコントロールパネル内の「拡張」タブにある「パームチェックのしきい値」や「詳細フィルタ」より、感度の調整が行えます。



そのほか、Windows 10の設定「デバイス > タッチパッド」内にある、タッチパッドの感度を調整することでも、誤動作を防ぐことが可能です。


タッチパッドの感度調整



重さ

Critea VF-HEKSの重さをはかってみました。



PC本体の重さは、1941g。
公称の1.83kgという数値は、HDDを搭載しないモデルの重さだと思います。(今回のモデルはM.2 SSDとHDDを搭載)

多少重くなってはいますが、15.6型サイズの高性能ノートとしては十分に軽いです。



電源アダプターやケーブルをあわせた重さは、337g。



Critea VF-HEKS 構成内容とその特徴について

掲載しているCritea VF-HEKSの構成内容と、その特徴を解説します。

【CPU-Z】



【GPU-Z】

【Critea VF-HEKS の主な構成】

OS   Windows 10 Pro 64bit
プロセッサ   Core i7-8550U(1.80GHz/TB時最大4.00GHz)
ディスプレイ   15.6型ワイドフルHD(1,920×1,080)、非光沢
グラフィックス   NVIDIA GeForce MX150、インテル UHD グラフィックス 620
メモリ   8GB(4GB×2/DDR4 SO-DIMM/2スロット)
ストレージ   250GB SSD(M.2 AHCI接続/SK hynix製)+ 1TB HDD(5400rpm/HGST製)
有線LAN   10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T LAN
無線機能   Intel Wireless-AC 8265(IEEE802.11 ac/a/b/g/n)、Bluetooth 4.2
バッテリ   リチウムイオンバッテリー(約7.7時間/公称値)
サイズ   382×256×23.9(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約1.83kg
ソフトウェア   マカフィー・リブセーフ 12ヶ月 製品版ほか
標準保証   1年間 持込修理保証

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2018年03月06日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Pro、15.6型フルHD非光沢液晶、Core i7-8550U、GeForce MX150、8GBメモリ、250GB SSD&1TB HDDという構成内容のモデルです。

今回のモデルにはWindows 10 Proが搭載されていますが、基本構成の搭載OSは Windows 10 Homeとなります。

あと、搭載されている1TB HDDは「無料プレゼント中」のパーツであり、製品の購入時期によっては搭載されない可能性がありますので、ご注意ください。

OSが異なること、キャンペーンによる 1TB HDDが搭載されている点をのぞけば、基本のモデルと全く同じ構成内容です。


標準でCPUには第8世代のCore i7が、またグラフィックスには GeForce MX150が搭載されるなど、一般的なノートに比べるとハイパフォーマンスであることが想像できる構成内容です。

搭載されている GeForce MX150はノート向けの省電力グラフィックスで、高性能ゲーミングPCに搭載されるようなグラフィックスに比べると、当然パフォーマンスは劣ります。

が、さほど重くはないゲームタイトルであれば、フルHD&標準画質で十分に遊べるくらいのパワーはあるんですよね。例えば趣味で写真・動画編集を行いたい、ライトなゲームで遊びたいなんてユーザーにぴったりです。

価格も高性能な割にリーズナブルであるため、予算に余裕がない方にも手が届きやすいのではないでしょうか。



以下、掲載モデルに搭載されているストレージの詳細です。



ストレージの仕様(販売製品に同じモデルが搭載されるとは限りません)


ストレージの内訳

SSDには、SK hynix製の「HFS256G39TND-N210A」という250GB M.2 SSDが、またHDDにはHGST製の「HTS541010B7E610」という1TB HDD(5400rpm)が搭載されていました。

お手頃なノートPCながら、SSDが標準搭載であるのは嬉しいところ。
カスタマイズではより小容量のSSDや、大容量SDDへの変更も可能です。

数多くのゲームをインストールしたり、多くの写真・動画を扱うような場合は、容量の大きいSSDを搭載しておいた方が色々とメリットが大きいと思います。

なお、今回のモデルに搭載されている1TB HDDは「無料プレゼント中」のパーツであり、時期によっては搭載されない可能性がありますのでご注意下さい。



ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているCritea VF-HEKSで実施したベンチマークテストの結果です。

NVIDIAコントロールパネル内の3D設定の管理より、優先するグラフィックスを「高パフォーマンスNVIDIAプロセッサ」に設定したうえで、ベンチマークテストを実行しています。




優先するグラフィックスを「高パフォーマンスNVIDIAプロセッサ」に設定



【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用 左がSSD、右がHDDのスコア


【3DMark】




上からSky Diver、Fire Strike、Time Spyの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


左から1280×720(最高品質)、1920×1080(最高品質)/ウィンドウモードで実行


【FINAL FANTASY XIV 紅蓮のリベレーター】



上から1280×720、1920×1080(DirectX 11/高品質(ノートPC))


【FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION】



上から1280×720、1920×1080(軽量品質/ウィンドウ)


【CINEBENCH R15】


重めのゲームタイトルになると解像度や画質を下げる必要が出てくるものの、ライトなゲームタイトルに関しては、やや画質をあげても快適にプレイできるくらいのパワーはあります。

画質にこだわるのならばともかく、ゲーミングPCを買うほどでもないゲームタイトルのプレイには、ちょうど良い性能です。

写真や動画編集のようなちょっと重い用途にも余裕で対応できるため、Critea VF-HEKSが一台あると色々なことに活用できるはずです。



消費電力・温度

Critea VF-HEKSのアイドル時、およびベンチマーク実行時(3DMark)消費電力を測定してみました。

画面の輝度は50%に設定、グラフィックスの設定はGPUが切り替わる「自動選択」に設定(Optimusが有効の状態)にした上で測定しています。(以降、全てこの設定を適用)

アイドル時 ・・・ 6W
ベンチマーク実行時 ・・・ 60W

※実際の値は若干上下します

ゲームができる性能を持ちながらも、アイドル時の消費電力は非常に低いです。

一方でベンチマーク実行時に関しては、外部グラフィックスを搭載しないノートPCに比べると、消費電力はやや高めになるようです。




以下、アイドル時、高負荷時(3DMarkのFire Strikeを20分以上実行)のパーツ温度と、高負荷時のキーボード表面温度です。


パーツ温度


キーボードの表面温度

パーツ温度は、多くのゲーミングノートPCと同等か、やや低いくらいです。

キーボード面の温度に関しては、キーボード右側が温かくなりやすいようですが部分的にであるため、タイピング中もあまり気にはなりませんでした。



バッテリ駆動時間

バッテリベンチマークソフト「bbench」を用い、Critea VF-HEKSのバッテリ駆動時間を測定。

ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、ワイヤレスLANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。




バッテリの電力が100%から5%に減少するまでの時間は47758秒。
約13(13.266111111…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

高性能なノートPCですが、ライトな作業時のバッテリの持ちはとても良いです。

消費電力から考えて、ゲームプレイや写真・動画編集時は上記よりも大幅にバッテリの持ちが短くなることが考えられますが、基本的にはモバイル性能を重視するノートではないため、問題ないと思います。



Critea VF-HEKS まとめ

Critea VF-HEKSのレビューは以上となります。

Core i7-8550Uに GeForce MX150を組み合わせることで、やや処理能力が必要な写真や動画編集、ゲームプレイにも対応できる高性能を実現した15.6型ノートです。

ハイエンドゲーミングPCほどの性能はありませんが、負荷のかかる作業を快適にこなせるパワーだけではなく、ほどよい軽さやバッテリの持ちの良さなど、ノートPCならではのメリットをバランスよく両立しています。

SSD搭載でありながら、価格がお手頃なところも魅力。

ゲームをプレイすることはあるけれどゲーミングPCを買うほどではない、一般的なノートよりもちょっとパワーがあれば十分、なんてユーザーには検討する価値のある製品だといえるでしょう。

今なら(2018年03月06日時点)、1TB HDDの無料プレゼントという特典付きで通常よりもお得です。