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ドスパラが販売するタブレット、Diginnos DG-D10IW3SLのレビューです。

Diginnos DG-D10IW3SLは、10.1型(1920×1200)タッチパネルを搭載するWindows タブレット。

以前販売されていた、「Diginnos DG-D10IW3S」という10.1型タブレットのストレージをグレードアップさせた新モデルです。

CPUにはAtom x5-Z8350を、メモリは4GB搭載と従来モデルと変わりませんが、ストレージを32GBから64GB eMMCへと強化することにより、使い勝手を大幅に改善しています。

32GBのストレージは、Windowsを利用するにはやや心許ない容量であり、誰にでもおすすめできるスペックではなかったことを考えると、新モデルの容量増加はインパクトが非常に大きいです。

バッテリ駆動時間も従来モデルの7.5時間から、8.5時間(いずれも公称値)へと1時間アップしており、さらにオプションの専用キーボードを用意すればノートPCとしても利用出来るなど、様々なシーンで幅広く活用できるタブレットだといえるでしょう。

今回は、そんな Diginnos DG-D10IW3SLの特徴や使い勝手、性能面などについて詳しくご紹介いたします。


【Diginnos DG-D10IW3SL レビュー記事目次】

・製品の特長
Diginnos DG-D10IW3SLの主な特長

・Diginnos DG-D10IW3SL 筺体外観や操作性をチェック
外観・インターフェース液晶の見やすさ重量

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動時間バッテリ駆動時間

・製品のまとめ
Diginnos DG-D10IW3SL まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Diginnos DG-D10IW3SLの主な特長

以下、Diginnos DG-D10IW3SLの主な特長です。
時期により、内容は変更となる可能性があります。

・10.1型(1920×1200)のタッチパネル搭載
・64GB eMMCを搭載
・オプションで専用のキーボード一体型保護ケースを追加できる
・給電用のUSBとは別に、フルサイズのUSB3.0を装備
・バッテリが7.5時間→8.5時間へとアップ(公称値)
・コストパフォーマンスが高い

10.1型(1920×1200)のタッチパネルを搭載する、Windowsタブレットです。

「Diginnos DG-D10IW3S」の後継製品で、主なスペックはそのままにストレージを32GBから64GB eMMCへとグレードアップ。多くの方に使いやすいタブレットへと進化しました。

タブレットとしてはややサイズが大きいですが、小型のタブレットとは異なり、画面が広く操作がしやすい点が魅力。専用のキーボードを装着すればノートPCとしても活用できるなど、幅広い用途に利用できます。

専用キーボードは別売り(5,980円/税別)となりますが、2017年5月18日現在、タブレットとキーボードの同時購入でキーボードの価格が2,000円(税別)になるキャンペーンが実施されるなど、リーズナブルに手に入れることが可能。

タブレットを携帯するのなら保護カバーは必要ですし、このサイズのタブレットでキーボードを利用しようという方は少なくないですから、本キャンペーンはお得です。

タブレットと同時に手に入れておいて、損はないと思います。



Diginnos DG-D10IW3SL 筺体外観・インターフェース

Diginnos DG-D10IW3SLの筐体外観をチェックします。

10.1型サイズとやや大きめのWindowsタブレットですが、重さが約590gとノートPCなどに比べるとかなり軽く、持ち運びやすいです。





背面パネルの様子です。
ブラックベースのパネルにシルバーのラインが入る、シンプルなデザインを採用しています。

堅実な雰囲気で、外出先でも利用しやすいと思います。
表面はサラッとした石の表面のような質感で、指紋はやや目立ちにくいです。




背面には約500万画素のリアカメラを内蔵

正面側です。
10.1型(1920×1200)のタッチパネルを採用しています。

液晶保護フィルムが標準付属するようで、写真はそのフィルムが貼られた状態です。




約200万画素のフロントカメラを内蔵


フロントカメラの反対側にはタッチ式のWindows ボタンを配置




タブレット側面のインターフェースをチェックします。

左側面です。
スピーカ―を内蔵しています。




右側面には、microSDカードスロット、ヘッドフォン出力、microUSB(給電兼用)、miniHDMI、USB3.0が並びます。

給電兼用のmicroUSBとは別に、フルサイズのUSB3.0が装備されているところが良いですね。





タブレット上部。
端の方に、電源ボタンやボリュームコントロールボタンが配置されています。




タブレット下部には、キーボード(別売り)と接続するためのコネクターが搭載されています。

Bluetoothで接続するタイプのキーボードだと、環境によっては接続が安定しなかったりすることがあるのですが、本製品の専用キーボードはコネクターを介して接続するタイプであるため、安定した操作が可能。

専用キーボードはタブレットスタンドや保護カバーの役割も果たすなど、本製品を利用するのなら手に入れておきたいオプション品です。





付属の電源アダプターと、microUSB(オス)-USB(オス)変換ケーブルです。
一般的に使われている、USBタイプの電源アダプターと同じものが使用されています。



液晶の見やすさ

Diginnos DG-D10IW3SLの液晶をチェックします。




10.1型(1920×1200)という、やや縦長のタッチパネルを搭載。
画面サイズの割に高解像度であるため、初期時の画面のスケーリングは150%に拡大設定された状態でした。

本製品位のサイズのタブレットだと、画面の作業領域が広いため、様々なコンテンツの閲覧や操作がしやすいです。

ノートPCとしても快適に利用できると思います。





視野角は広いです。
製品ページに記載はありませんが、IPS方式のパネルだと思います。



光の反射さえ気を付ければ、外光が入る明るい場所であっても、画面の内容が閲覧しづらくはなりません。



重量

Diginnos DG-D10IW3SLの重さをはかってみました。



タブレット本体の重さは583g。
ほぼ仕様の値(590g)と同じです。

サイズの小さいタブレットに比べると重いですが、ノートPCなどに比べればかなり軽いですね。

別売りとなる、Diginnos DG-D10IW3SL専用のキーボード一体型保護ケースに関しては、はっきりとした重量がわからないのですが、「Diginnos DG-D10IW3」シリーズ専用のキーボード一体型保護ケースの重量が345g(公称)であることから、ほぼ同じ重さだと考えられると思います。

タブレットと専用キーボードをあわせると、900g弱といったところです。



電源アダプターやケーブルをあわせた重さは87g。



Diginnos DG-D10IW3SL 構成内容とその特徴について

掲載しているDiginnos DG-D10IW3SLの構成内容と、その特徴を解説します。

【CPU-Z】




【Diginnos DG-D10IW3SL の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Atom x5-Z8350(1.44GHz~1.92GHz)
ディスプレイ   10.1型(1920×1200)、10点マルチタッチ対応
グラフィックス   インテル HDグラフィックス400
メモリ   4GB DDR3L
ストレージ   64GB eMMC(東芝製)
無線機能   IEEE802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.0
センサー   加速度センサー、GPS
バッテリ   リチウムイオンバッテリー(約8.5時間/JEITA2.0)
サイズ   約260×168×9.6(幅×奥行×高さ/mm)
重量   本体:約590g
ソフトウェア   マカフィー リブセーフ 12ヶ月版
標準保証   1年間 持込修理保証

※記事に記載の仕様や解説は、記事を作成した2017年05月18日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home、10.1型(1920×1200)のタッチパネル、Atom x5-Z8350、メモリ4GB、64GB eMMCという構成内容のモデルです。

10.1型のWindowsタブレットとしては標準的な内容ですが、先にも述べたように、ストレージの容量が旧モデルの32GB eMMCから64GB eMMCへとアップしており、旧モデルよりも使いやすくなっています。

構成的に重い作業には向きませんが、ネットや動画を閲覧したり、簡単な写真加工や入力作業など、軽い用途には十分な性能を持ちあわせたモデルです。

加えて十分な容量を備えるなど、本製品の価格を考えるとコスパは非常に高いです。



以下、搭載ストレージの詳細です。


搭載されているeMMC


ストレージの内訳

ストレージには、東芝製の「Toshiba 064G70」という64GB eMMCを搭載。
初期時のCドライブの容量は57GB強、ユーザーが利用できる容量は40GB前後という状態でした。

32GB容量のストレージだと、ソフトウェアのインストールだけではなく、Windowsアップグレードを行うことによるシステムファイルの容量増加にも神経を使う必要がありましたが、本製品ではそのような心配は不要。

余裕があるとはいえませんが、microSDカードも利用できますし、よほど数多くのソフトやファイルを詰め込まない限りは、容量不足に陥るようなことは多分ないでしょう。



ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているDiginnos DG-D10IW3SLで実施したベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用


【3DMark】



上からSky Diver、Fire Strikeの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


左から640×480、1280×720(低品質)/ウィンドウモードで実行


【Minecraft】



若干画質を落とした状態であれば、普通にプレイ可能


【CINEBENCH R15】


ドラゴンクエストXなら、低解像度&画質を落とした状態でなんとかプレイできるくらい、マインクラフトも若干画質を落とす必要がありますが、プレイできなくはありません。

構成的にグラフィック性能は高いとはいえませんが、ネットや動画の閲覧、文書の閲覧や作成など、ライトな用途への利用には十分なパフォーマンスを持ち合わせています。

普段からネットや動画閲覧程度の用途にしかPCを使わないのなら、本製品でも十分に対応できますし、2台目のサブ機としても便利です。


消費電力・温度

Diginnos DG-D10IW3SLの消費電力を測定。

画面の輝度を50%に設定した上で、アイドル時・ベンチマーク実行時(3DMark)の消費電力を測定しています。(以降、全てこの設定を適用)

アイドル時 ・・・ 5W
ベンチマーク実行時 ・・・ 11W

※実際の値は若干上下します

Atomを搭載するタブレットであるため、非常に低消費電力です。




アイドル時、高負荷時(3DMarkのFire Strikeを20分以上実行)のパーツ温度を測定。

高負荷時の温度は70度を少し超える位。
標準的な温度です。




高負荷な状態が続いた場合の、タブレット背面の表面温度を測定。

高負荷な状態が続いても、表面温度は思ったほど高くはならないようです。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

Diginnos DG-D10IW3SLの再起動時間を測定してみました。
以下、PassMark Rebooterの実行結果です。

1回目 0:55
2回目 1:17
3回目 0:54
4回目 0:56
5回目 0:54
6回目 0:55
7回目 0:53
8回目 0:53
9回目 0:55
10回目 0:56

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 56秒

Diginnos DG-D10IW3SLの再起動時間は およそ56秒。
SSDを搭載する環境よりはやや時間がかかるようですが、HDD搭載の環境に比べれば再起動時間は短いです。



バッテリ駆動時間

bbenchを利用し、Diginnos DG-D10IW3SLのバッテリ駆動時間を測定。

ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、ワイヤレスLANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。




バッテリの電力が100%から2%に減少するまでの時間は34833秒。
約9.7(9.675833333…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

バッテリの持ちはかなり良いようです。

先にも述べた通り、旧モデルの「DG-D10IW3S」に比べると、新モデルは公称のバッテリ駆動時間が若干延びており(7.5時間→8.5時間)、より実用性が高くなっています。

バッテリの持ちが良いと外出先で利用しやすいことはもちろん、屋内で利用する場合であっても、充電を頻繁に行わなくてよいため手間がかかりません。



Diginnos DG-D10IW3SL まとめ

Diginnos DG-D10IW3SLのレビューは以上となります。

10.1型(1920×1200)とやや大きめのタッチパネルを採用し、オプションの専用キーボードを用いればノートPCとしても利用できるという、使い勝手の良いWindowsタブレットです。

旧モデルの「DG-D10IW3S」と殆どスペックは変わっていませんが、ストレージが32GBから64GBへと強化され、多くのユーザーにとってより扱いやすい製品となりました。

特に、容量の少なさで旧モデルの購入をためらっていた方にとって、今回の新モデルの変更は魅力が大きいのではないでしょうか。

使い勝手については、小型のタブレットに比べると携帯性は劣るもののノートPCに比べればかなり軽いですし、何より画面サイズが大きい分操作性に優れるため、ノートPCとしても使えるタブレットが欲しいという方には、本製品のようなタブレットが適しているといえるでしょう。

内容の割に安く、コストパフォーマンスの面でも満足できるはずです。

専用キーボードはオプション(5,980円/税別)となりますが、2017年5月18日現在、タブレットとキーボードの同時購入でキーボードの価格が2,000円(税別)になるキャンペーンが実施されており、本製品をノートPCとしても利用したいのなら、キャンペーンを利用してぜひとも手に入れておきたいところ。

専用キーボードはキーボードとして利用できるだけでなく、タブレットスタンドや保護カバーの役割も果たすなど、あるととても便利です。