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HPが販売するデスクトップPC、HP Pavilion 550-140jp/CTのレビューです。

HP Pavilion 550-140jp/CTは、Windows 10を搭載するスタンダードミニタワーデスクトップPC。

基本性能を備えながらもお求めやすい価格を実現した製品で、CPUはCore i3~Core i7まで、グラフィックスはCPU内蔵の他 GeForce GT 730の追加も可能となっており、ストレージは最大2基まで搭載可能となるなど、小型ながらも必要な拡張性を備えています。

高負荷なゲーム等をしないのであれば、大抵の用途に事足りる製品です。筺体デザインも洗練されており、インテリアとの調和を気にされるような方にもおすすめです。

今回は、Core i7 4790やメモリ16GB、GeForce GT 730を搭載する上位のモデルを使用してみましたので、その使用感や性能などについて詳しくご紹介したいと思います。


当ページに掲載の製品は販売終了しています。
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【HP Pavilion 550-140jp/CT レビュー記事目次】

・HP Pavilion 550-140jp/CT 筐体外観・内部構造
筺体外観・インターフェース筺体内部の構造付属のキーボード・マウス

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動時間

・製品レビューのまとめ
HP Pavilion 550-140jp/CT まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


HP Pavilion 550-140jp/CT 筺体外観をチェック

まず、HP Pavilion 550-140jp/CTの筺体外観をチェックします。
サンセットレッドカラーのフロントパネルとブラックカラーのコントラストが美しい、スタイリッシュな筺体です。



フロントパネル全体の様子。
上部に鏡面仕上げのhpロゴを配置し、フロントのセンター部分には光学ドライブやオーディオ端子、USB3.0×2、メディアカードリーダーが並びます。

赤と黒のメリハリのある配色に加え、全体に施されたドットテクスチャーが個性的な印象です。質感も美しく、上質な雰囲気を感じさせます。

このサンセットレッドの他、ブリザードホワイトのカラーも選択可能です。




背面を確認します。
構成により、端子の内容などが異なる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。

背面全体の様子。
上から電源コネクター、DVI-I、HDMI、オーディオ端子×3、USB3.0×2、USB2.0×2、LAN端子が並びます。

今回のモデルはGeForce GT 730を搭載しているため、 グラフィックカードからDVIやHDMIなどの端子が提供されますが、内蔵グラフィックスを利用する構成の場合は、マザーボードのVGAやHDMIを利用します。



左側面のサイドパネルには、メッシュ加工が施された通気口が3カ所に設けられています。



右側面のサイドパネルには何もなし。



天面の様子。
天面はフロントパネルの上部に電源ボタンが配置されていますが、それ以外には何もありません。



筐体内部の構造をチェック

次に、筐体内部の構造をチェックします。



筐体内部へは左サイドパネル側からアクセスします。
サイドパネルのネジを外すために、ドライバーが必要です。



筐体内部全体図。
右上に電源ユニット、その下にグラフィックカード、さらに下にはCPUやメモリが配置され、左側手前のステイにはストレージが2基取り付けられているのが見えます。

光学ドライブはストレージの奥です。
今回のモデルには、スリムタイプのDVDスーパーマルチドライブが搭載されていますが、ブルーレイの選択も可能です。



ストレージがサイドパネルに沿うように設置されるなど、ない事はありませんが面白い配置です。

ちなみに今回のモデル、筺体内部をみる限りではストレージは2基・・SSDとHDDが設置されていたのですが、なぜか構成はHDD1台のみとなっていました。

2基搭載するとこのような配置になりますよ、という例でしょうか。



MB上の様子です。
CPUの奥の方が見えにくいのですが、メモリや無線LANが搭載されています。



電源は300W。
本製品で選択できるのはこの電源のみです。



付属のキーボード・マウス

HP Pavilion 550-140jp/CTには、USBタイプのキーボードやマウスが標準付属します。

キーボードは、Windows 8用のショートカットキーを持つ従来から存在するキーボードです。
これらキーボードやマウスの詳細については以前にも掲載していますので、そちらの記事をご参照ください。(USBタイプのキーボード&マウス



USBキーボードやマウスの他、ワイヤレスタイプのキーボードやマウスも選択可能です。

なお、キーボードのファンクションボタンには Windows 8用の機能が搭載されていますが、本製品に搭載されているOSはWindows 10であり、一部動作しない機能があります。



f1~f4にはウィンドウの切り替え機能が、f9~f12には検索や共有などの機能を呼び出すショートカットキーが搭載されていますが、f1~f4の機能は動作しませんでした。

f9~f12に搭載された機能については、Windows 8.1の環境で利用した場合とはやや動作が異なりはするものの、対応する機能を呼び出す事ができます。




検索キー(f9)を押した場合の動作



HP Pavilion 550-140jp/CT 構成内容とその特徴について

次に、掲載しているHP Pavilion 550-140jp/CTの構成に内容とその特徴について解説します。

【CPU-Z】





【GPU-Z】

【HP Pavilion 550-140jp/CT の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i7-4790(3.60GHz/TB時最大4.00GHz)
チップセット   H87 Express
グラフィックス   NVIDIA GeForce GT 730(4GB)
メモリ   16GB(8GB×2/PC3-12800/2スロット/最大16GB)
ストレージ   1TB HDD(Seagate製/7200rpm)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ(ウルトラスリム)
無線機能   IEEE802.11b/g/n 、 Bluetooth 4.0
拡張ベイ   ウルトラスリムベイ×1、3.5インチ×1、3.5インチ/2.5インチ兼用×1
拡張スロット   PCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI Express Mini Card×1
電源   300W
サイズ   165×378×364(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約6.2kg
保証   1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証)、使い方サポート1年間

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2015年12月16日時点のものです。

Windows 10、Core i7-4790、GeForce GT 730(4GB)、メモリ16GB、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブという構成内容のモデルです。

本製品では主に、CPUはCore i3~i7まで、メモリは4GBから最大16GBまで、グラフィックスにはCPU内蔵GPUとGT 730を選択でき、ストレージは最大2基、光学ドライブにはDVDスーパーマルチドライブ、もしくはブルーレイディスクドライブを選択できるようになっています。

負荷の高いゲームのプレイなどは難しい構成ですが、それでも選択内容によってはかなりパフォーマンスは高くなります。

日常用途には十分な内容だと言えるでしょう。
価格も全体的に安価です。



搭載されているストレージの内容を詳しく確認します。


HDDの仕様


ディスクの内訳

HDDには、Seagate製の「ST1000DM003-1ER162」という1TB HDD(7200rpm)が搭載されていました。

SSDには劣るものの HDDにしては性能は高く、このレスポンスならHDDでも結構快適に利用できるのでは?と思えるくらいです。

ただし、同じ構成を選択したとしても同じディスクが搭載されるとは限りませんので、速度重視の方はSSDを選択しておくのが無難でしょう。

本製品では、以下のストレージを選択できます。


【選択可能なストレージ】

起動ドライブ: 500GB~3TB HDD / 256GB 、512GB SSD (SATA)
2ndドライブ: なし / 1TB / 2TB / 3TB HDD



ベンチマークテストの結果

以下、HP Pavilion 550-140jp/CTで行ったベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】



【3DMark】


実行したテストの結果


Fire Strikeの詳細



【BIOHAZARD 6】


左:1280×720 / 右:1920×1080



【FINAL FANTASY XIV】



蒼天のイシュガルド(DirectX 9)



【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】



【CINEBENCH】


高負荷なゲームのプレイは難しいけれど、ドラクエX程度の負荷のゲームなら、画質や解像度を調整すればプレイできなくはない性能です。

どちらかというとゲームには適しませんが、日常用途向けのPCとしては十分な内容です。



消費電力・温度

HP Pavilion 550-140jp/CTの消費電力を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク(BIOHAZARD 6)実行時の消費電力測定値です。

液晶の電力は含みません。

アイドル時 ・・・ 34W
ベンチマーク実行時 ・・・ 73W

低消費電力という程ではありませんが、消費電力はそれ程高くはないようです。




続いて、HP Pavilion 550-140jp/CTの筐体内パーツの温度を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6を20分以上実行)のパーツ温度です。

高負荷な状態が続いても、全体的に低温です。
コンパクトな製品とはいえ、内部はスペースに余裕があり、温度が上昇しにくいのではと思います。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、HP Pavilion 550-140jp/CTの再起動時間を測定。
以下は8回の再起動時間と、その平均値です。

1回目 1:11
2回目 1:04
3回目 1:04
4回目 1:00
5回目 1:05
6回目 0:58
7回目 1:05
8回目 1:02

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 1分3秒

掲載しているHP Pavilion 550-140jp/CTの再起動時間は、およそ1分3秒。
HDDを搭載するPCの再起動時間としては、やや速いでしょうか。

推測ですが、SSDを起動ドライブに搭載した場合、40秒台から50秒を少し過ぎる位の再起動時間になると思います。



HP Pavilion 550-140jp/CT まとめ

HP Pavilion 550-140jp/CTのレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・ブリザードホワイトとサンセットレッドのモダンなデザインを採用
・CPUはCore i3からCore i7まで、グラフィックスは内蔵GPUの他、GT 730の搭載も可能
・ストレージは最大2台まで搭載可能、起動ドライブにはSSDも選択可能
・低価格

ブリザードホワイトやサンセットレッドなど、美しいカラーと質感を採用するミニタワーデスクトップPCです。

OSにはWindows 10を搭載し、CPUはCore i3~Core i7まで、メモリは最大16GB、グラフィックスは内蔵GPU or GT 730、ストレージは最大2台までの搭載を選択できるなど、低価格なスタンダードデスクトップPCながら幅広い構成の選択肢を備えています。

負荷の高いゲームのプレイなどには適しませんが、日常用途からやや負荷のかかる用途までをカバーする性能を持ちあわせたマシンです。

低価格かつ基本機能を備えたデスクトップPCが欲しいという方にとって、本製品の構成・デザイン・価格は魅力だと思います。

特にデザインは、HP製品ならではのセンスの高さを感じさせる仕上がりで、PC設置によるインテリアとの調和を気にするような方にもおすすめです。

後日追記:掲載製品は販売終了していますが、後継モデルが販売されています。
製品の詳細については、以下の製品ページよりご覧ください。