前記事(HP 14-ac000 レビュー 3万円台からの格安14型ノート)に続き、今回は HP 14-ac000の構成特徴と性能について。

掲載しているのはOSにWindows 8.1、CPUにCeleron N3050、メモリ4GB、500GB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載する エントリーモデル。

HP 14-ac000では下位構成にあたるモデルで、2015年7月21日現在ではキャンペーンによって¥34,800(税抜)という非常にリーズナブルな価格で提供されています。

今回は、そんなHP 14-ac000エントリーモデルの実際の性能について詳しく触れたいと思います。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
以下は、HPにて現在販売中のエントリーノートです。

HP 15-ay000 製品ページ

【HP 14-ac000 レビュー記事目次】

・HP 14-ac000 筺体外観や液晶・使用感をチェック
外観・インターフェースキーボードの操作性液晶の品質主な付属品

・構成特徴とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・標準搭載されているソフトウェアの内容
プリインストール・ソフトウェアの内容

・製品レビューのまとめ
HP 14-ac000(Cereron) まとめ

●HP 14-ac000(Core i3-4005U搭載)のレビューはこちら
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


HP 14-ac000 構成内容とその特徴について

まず、掲載している HP 14-ac000の構成内容とその特徴について解説します。

【CPU-Z】





【HP 14-ac000 エントリーモデル(HP 14-ac005TU) の主な構成】

OS   Windows 8.1 Update 64bit
プロセッサ   Celeron N3050(1.60GHz/TB時最大2.16GHz)
グラフィックス   HD グラフィックス
メモリ   4GB(4GB×1/DDR3L 1600MHz SO-DIMM/1スロット)
ディスプレイ   14.0型ワイドHD(1366×768)、光沢
ストレージ   500GB HDD(5400rpm/HGST製)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
LAN   内蔵LAN(10/100)
無線機能   IEEE802.11b/g/n、Bluetooth v4.0
バッテリ   4セル、駆動時間:約8時間(駆動時間の実測値は後の項に掲載)
電源アダプター   45W
サイズ   345×241×23.9(縦置き/幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約1.94kg
カラー   ホワイトシルバー
保証   1年間(引き取り修理サービス、パーツ保証)、使い方サポート1年間

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2015年07月21日時点のものです。

Windows 8.1、14.0型ワイドHD光沢液晶、Celeron N3050、メモリ4GB、500GB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載するエントリーモデルの構成です。

主要なパーツのカスタマイズはほぼ行えませんが、メモリのみ8GBへとアップグレードできるようになっています。

本製品にはもう一つ、Core i3-4005Uを搭載する スタンダードモデルがラインアップされており、そちらのモデルもカスタマイズはほぼ行えないものの、メモリを4GBから8GBへとアップグレードする事が可能です。

いずれも軽い用途向けの構成ですが、Celeron N3050はタブレット向け(Atom系)のCPUであり、性能は抑えめ。本当に軽い作業しか行わない方にはおすすめできるものの、少しでも快適に利用したいのならCore i3搭載の構成の方がお勧めだと言えるでしょうか。

作業内容にもよりますが、Celeron N3050搭載モデルとCore i3-4005Uを搭載するモデルとでは、使用感には結構差があります。

とはいえ、光学ドライブ搭載で3万円台(2015年7月21日時点)というCeleron搭載モデルは本当に安価。
ストレージの容量も余裕があるとまではいかないものの、少なすぎるという事もなく、できるだけ安いノートが欲しいというユーザーには魅力が大きいと思います。



搭載されているストレージの内容を詳しく見てみます。


HDDの詳細


ディスクの内訳

HDDにはHGST製の「HTS545050A7E680」という、7mm厚の500GB HDD(5400rpm)が搭載されていました。

HDDとしては性能は普通。
遅くも速くもない、HDDなりの性能を持つモデルです。

本製品で選択できるストレージはこのHDDのみとなります。



ベンチマークテストの結果

以下、Celeron N3050を搭載する HP 14-ac000 エントリーモデルのベンチマーク結果です。
後の記事では、Core i3を搭載する スタンダードモデルのベンチマーク結果も掲載する予定ですので、合わせてご覧いただければと思います。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 4.9
メモリ 5.9
グラフィックス 3.9
ゲーム用グラフィックス 4.2
プライマリ ハードディスク 5.9

※WinSAT.exeの実行によってスコアを取得しています。


【CrystalDiskMark】

Seq 104.0102.1
512K 1.0951.181
4K 104.9104.6
4K QD32 0.4801.315

数値は左がRead、右がWrite/上記はランダムの値


【3DMark】


実行したテストの結果


Fire Strikeの詳細

Ice Storm・・・ 9264
Cloud Gate・・・ 1148
Sky Diver・・・ 578
Fire Strike・・・ 63


【FINAL FANTASY XIV】

【蒼天のイシュガルド(DirectX 9)】

【蒼天のイシュガルド(DirectX 9)】
1280×720(標準品質/ノートPC) ・・・ SCORE:416 / 評価:動作困難


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】

1280×720(低品質) ・・・ スコア:897 / 評価:動作困難


【CINEBENCH】

OpenGL ・・・ 4.44fps
CPU ・・・ 60cb





Minecraft 描画設定を下げても場面によってはカクカクとした動きになる

タブレット向けのCPUであるため、性能は全体的に低めです。
ゲームはマインクラフトの様な軽いタイトルのプレイでも、描画設定をデフォルトの状態から調整する必要がありました。

ただ、ネットや動画閲覧などの軽い作業を単独で行うには十分な性能であり、軽い作業しかしないという方には安くて良い構成のモデルだと思います。

軽い作業向けのPCの中でも特に性能抑えめ・・という感じの使用感であるため、少しでも快適に利用したいのなら、上位のCore i3搭載モデルをお勧めいたします。



消費電力・温度

HP 14-ac000 の消費電力を測定してみました。
以下はアイドル時とベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6)の消費電力測定結果です。

画面の輝度は50%に設定。

アイドル時 ・・・ 6W
ベンチマーク実行時 ・・・ 10W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

タブレット向けのCPUを搭載しているだけあって、アイドル時、ベンチマーク実行時の消費電力はかなり低いです。




高負荷な状態が続いた場合の HP 14-ac000 のキーボード表面の温度を測定してみました。

全体的に低温です。
排気口付近の温度もかなり低く、常時快適に利用できると思います。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、HP 14-ac000の再起動にかかる時間を測定。
以下は8回の再起動時間と、その平均値です。

1回目 1:15
2回目 1:11
3回目 1:14
4回目 1:22
5回目 1:13
6回目 1:48
7回目 2:08
8回目 1:31

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 1分27秒

HP 14-ac000 の再起動にかかる時間は平均して1分27秒。

HDDを搭載するPCの再起動時間はおよそ1分~1分半という結果が多く、本製品の再起動にかかる時間はHDD搭載のPCの中ではやや遅めだと言えそうです。



バッテリ駆動時間

HP 14-ac000 エントリーモデルのバッテリ駆動時間を測定。

測定に利用したソフトウェアはbbench、ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、ワイヤレスLAN利用によるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)は60秒毎に実行されるという内容です。

画面の輝度は50%に設定した上で測定を行っています。




バッテリの電力が100%から7%に減少するまでの時間は30030秒。
約8.34(8.3416666..)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

さすがに消費電力が低いだけあって、バッテリの持ちは良いです。
少々負荷をかけた使い方をしたとしても、しばらく利用できるくらいの持ちの良さです。

屋内用のノートPCとしては、便利だと思います。
電源のない場所でも、バッテリの残量をあまり気にせずに利用できます。



プリインストール・ソフトウェアの内容について

HP 14-ac000 エントリーモデルに搭載されているソフトウェアの内容について簡単にご紹介します。
製品を購入する時期や、購入時に選択するオプションの内容によっては、以下に掲載内容とは異なる可能性がありますので、参考情報の一つとしてご覧ください。




デスクトップ画面


スタート画面(モダンUI)



アプリ一覧画面

プリインストールされているソフトの内容は、Windows標準のソフトウェアに加え、HP製のソフトウェアが数種、CybeLink製のソフトウェアが数種、ファイルの圧縮・展開を行う「7-Zip」、PDF編集・作成の「Foxit PhantomPDF」、オーディオユーティリティ「dts Studio Sound」、セキュリティソフト「マカフィーリブセーフ」などといったソフトウェアが搭載されるという内容です。

HP製のソフトの内容については、PCの総合的な管理を行える「HP Support Assistant」やバックアップ&リカバリツール「HP Recovery Manager」、電源のピークシフト設定を行える「HP AC Power Control」、ログオン管理の「HP SimplePass」、ユーザーガイドなどを参照できる「HP Documentation」などといったソフトウェアが搭載されていました。

総合的に考えて、再生ソフトや編集ソフトなどが搭載されており、とりあえずプリインストールソフトのみで多くの作業を賄う事ができる内容なのではと思います。




HP Recovery Manager リカバリやバックアップなどの作業を簡単に行える


CyberLink MediaSuite マシンに搭載されているCyberLink製ソフトの機能にアクセスできる



HP 14-ac000(Cereron) まとめ

Cereron N3050を搭載する、HP 14-ac000のレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・ホワイトシルバーのデザイン性高い筐体を採用
・14型ワイドHDの光沢液晶を採用
・下位モデルは Celeron N3050搭載
・下位モデルは¥34,800 (税抜)~と非常に安価(2015年7月21日時点/キャンペーン価格)
・バッテリの持ちがかなり良い

・内蔵LANがギガビット非対応
・性能は抑えめ あくまでも軽い用途向け

ホワイトシルバーのインテリアに映えるデザインを採用する、14型サイズのノートPCです。

下位モデルはCeleron N3050搭載で¥34,800 (税抜/2015年7月21日時点)~と非常に安く、それでいながら凝ったデザインであること、また光学ドライブを標準搭載し、ストレージの容量にもある程度余裕があるなど、一通りの作業が行える軽い用途向けのノートをお探しの方には魅力は大きいです。

バッテリの持ちがかなり良い為、部屋を移動してPCを利用されるような方には特に使いやすいノートです。

性能に関してはかなり抑えめな印象ですが、ネットや動画閲覧といった軽い作業を単独で行うような使い方であれば余裕で作業できると思います。ただ、ブラウザゲームなどの軽いゲームを行うようなPCとしてはやや心許ない感じであり、そういった用途に利用される場合には、このモデルよりもCore i3を搭載した上位モデルの方が快適に利用できると思います。

引き続き、次記事ではCore i3を搭載する「HP 14-ac000 スタンダードモデル」の性能について詳しく触れる予定ですので、興味をお持ちの方はぜひ次記事にも目を通してみてください。

次: Core i3-4005Uを搭載する HP 14-ac000のベンチマーク結果 Celeron N3050搭載モデルと比較

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
以下は、HPにて現在販売中のエントリーノートです。

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