前記事(NEXTGEAR i640 シリーズレビュー GeForce GTX970を搭載するハイエンドなデスクトップPC)に続き、今回はNEXTGEAR i640 シリーズの構成内容と性能面について。

タイトルにも記載の通り、掲載モデルにはCore i7-4790KやGeforce GTX 970(4GB)が標準されており、大抵のゲームを高画質設定で快適にプレイできます。

基本構成価格は149,800円(税別/2015年1月6日時点)と、発揮できるパフォーマンスから考えると案外安く、高い性能とコストパフォーマンスを両立させたい方にお勧めのモデルだといえるでしょう。

今回は、そんなNEXTGEAR i640 シリーズの構成特徴と性能面について詳しく触れてみました。
構成選択の参考としてご覧いただければと思います。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在販売中のKaby Lake搭載の新シリーズ、NEXTGEAR i660シリーズのページをご覧下さい。

NEXTGEAR i660 シリーズ (Z270) 製品ページ

【NEXTGEAR i640 シリーズ レビュー記事目次】

・NEXTGEAR i640 シリーズ 筐体外観・内観をチェック
外観・インターフェース筐体内部の構造G-Tuneオリジナルのキーボードとマウスその他の付属品

・構成内容と特徴 ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間

・標準搭載されているソフトウェアの内容について
プリインストール・ソフトウェアの内容

・製品のまとめ
NEXTGEAR i640 シリーズ まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


NEXTGEAR i640 シリーズの構成とその特徴

まず、掲載している NEXTGEAR i640 シリーズの構成内容とその特徴について触れます。
以下、CPU-ZやGPU-Zの実行結果と掲載モデルの構成内容です。

【CPU-Z】





【GPU-Z】

【NEXTGEAR i640 シリーズ の主な構成】

OS   Windows 8.1 64bit
プロセッサ   Core i7-4790K(4.00GHz/TB時最大4.40GHz)
チップセット   Z97 Express
グラフィックス   NVIDIA Geforce GTX 970(4GB)
メモリ   16GB(8GB×2/PC3-12800/4スロット/最大32GB)
ストレージ   2TB HDD(7200rpm/Seagate製)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
無線機能   なし
拡張ベイ   5.25インチ×2、3.5インチオープン×3、3.5インチシャドウ×4
拡張スロット   PCI Express x16×2、PCI Express x1×4
電源   700W(80PLUS BRONZE)
サイズ   190×543×450(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約10.9kg
保証   1年間無償保証・24時間×365日電話サポート

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2015年01月06日時点のものです。

掲載モデルの構成は上記の通り。

OSはWindows 8.1、CPUはCore i7-4790K、メモリ16GB、Geforce GTX 970(4GB)、2TB HDDと、現在販売されている製品の中では「NEXTGEAR i640GA6」というモデルの基本構成とストレージ以外はほぼ同じ内容のマシンです。(i640GA6の基本構成ではストレージは1TB HDD)

基本構成価格は149,800円(税別/2015年1月6日時点)~と、低価格帯のゲーミングPCに比べると高い感じもしなくはありませんが、実際の性能を考えるとコストパフォーマンスは非常に高いと思います。

ちなみに、NEXTGEAR i640 シリーズと一口にいっても様々な構成のモデルが存在しており、現在提供されているラインアップについては製品ページにて確認していただきたいのですが、参考までに掲載製品の主な構成とオプションについて触れると、OSは今回のWindows 8.1の他、Windows 8.1 ProやWindows 7の選択も可能。

グラフィックカードは GeForce GTX970(4GB)固定で、CPUにおいてもCore i7-4790K固定となるものの、CPUファンやCPUグリスのカスタマイズは可能です。

またメモリは最大32GBまで搭載する事ができ、ストレージは標準ではHDDが1台搭載されますが、カスタマイズで別のディスクに変更したり、さらにSSDやHDDを追加する事もできます。

その他、光学ドライブはもちろん、無線LANやTVチューナーカードの内蔵もカスタマイズで行えるほか、電源においては最大1200Wの大容量電源を搭載できるなど、ゲーミングデスクトップPCらしい幅の広いカスタマイズが可能です。

カスタマイズを一切行わない基本構成であっても、ゲームのプレイには十分な内容ですが、必要に応じて細かな選択を行えるというのは、購入後にパーツを追加する手間が省けるため結構便利。

拡張性もそれなりに高く、将来のカスタマイズにも対応できるなど扱いやすい製品だと思います。



搭載されているストレージの内容を詳しく見てみます。


HDDの仕様


ディスクの内訳

Seagate製の「ST2000DM001-1CH164」という2TBのHDDが搭載されていました。
回転数は7200rpm、HDDですがそれなりに速度の出るモデルです。

個人的には起動ドライブにSSDを搭載する構成が好みですが、このモデルならSSDでなくてもそこそこ快適に利用できると思います。容量も多く、サイズの大きな写真や動画の保存にも適しています。

とはいえ、複数のドライブを搭載できるデスクトップPCなので、予算に余裕があるのならSSDの導入がお勧めです。



ベンチマークテストの結果

以下、NEXTGEAR i640 シリーズで行ったベンチマークテストの結果です。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 8.5
メモリ 8.5
グラフィックス 8.7
ゲーム用グラフィックス 8.7
プライマリ ハードディスク 5.9

※WinSAT.exeの実行によってスコアを取得しています。


【CrystalDiskMark】

Seq 173.0171.8
512K 52.8882.50
4K 0.6031.153
4K QD32 1.4631.112

数値は左がRead、右がWrite、テストデータはランダム


【3DMark】


行った全てのテストの結果


Fire Strikeの詳細

Ice Storm・・・ 170773
Cloud Gate・・・ 26978
Sky Diver・・・ 24894
Fire Strike・・・ 9512


【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

左:1360×768 / 右:1920×1080

1360×768 ・・・ 40791~41005
1920×1080 ・・・ 23909~23945


【ファンタシースターオンライン2 ver. 2.0】

左:1360×768 / 中央:1920×1080 / 右:1920×1080(最高画質)

1360×768(描画設定3) ・・・ 206222
1920×1080(描画設定3) ・・・ 147228
1920×1080(描画設定5) ・・・ 84829

~2000 処理負荷によっては動作が重くなる
2001~5000 標準的な動作が見込める
5001~ 快適に動作


【BIOHAZARD 6】

左:1360×768 / 右:1920×1080

1360×768 ・・・ SCORE:21928 / RANK:S
1920×1080 ・・・ SCORE:15885 / RANK:S


【FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア キャラクター編】

左:1360×768 / 中央:1920×1080(高品質) / 右:1920×1080(最高品質)

【キャラクター編】
1360×768(高品質/デスクトップPC) ・・・ SCORE:21356 / 評価:非常に快適
1920×1080(高品質/デスクトップPC) ・・・ SCORE:14523 / 評価:非常に快適
1920×1080(最高品質) ・・・ SCORE:14078 / 評価:非常に快適


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】

左:1280×720 / 中央:1920×1080 / 右:1920×1080(最高品質)

1280×720(標準品質) ・・・ スコア:19550 / 評価:すごく快適
1920×1080(標準品質) ・・・ スコア:19306 / 評価:すごく快適
1920×1080(最高品質) ・・・ スコア:19245 / 評価:すごく快適


【CINEBENCH】

OpenGL ・・・ 81.19fps
CPU ・・・ 9.13pts


言うまでもなく、パフォーマンスは非常に高いです。
負荷の高いゲームを高画質設定で快適にプレイする事ができるでしょう。性能面に関しては全く問題ありません。

私自身が今回の製品をカスタマイズするとしたら、無線LANカードを搭載して起動ドライブにSSDを追加したいと思う程度です。

あまりメジャーだと思われるPCゲームはしないのですが(最近はEuro Truck、GTA、たまにTomb Raider他)、今回の製品は、普段遊んでいるどのゲームも最高画質設定で快適にプレイできる性能であり、特定のタイトルだけでなく、様々なゲームをプレイしたいという方には実用的なマシンだと思います。



消費電力・温度

NEXTGEAR i640 シリーズの消費電力を測定してみました。
以下はアイドル時、ベンチマーク(BIOHAZARD 6)実行時の消費電力値です。

アイドル時 ・・・ 53W
ベンチマーク実行時 ・・・ 256W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

アイドル時、ベンチマーク実行時共に消費電力は高いです。
上記は液晶を含む値ではないので、液晶を含めるとさらに消費電力値は高くなります。

高性能なグラフィックカードを搭載しているので、この辺りは仕方がないと思います。




次に、筐体内のパーツ温度を測定してみました。
以下はアイドル時、ベンチマーク実行時のパーツ温度測定結果です。

ベンチマーク実行時のパーツ温度は、BIOHAZARD 6を20分以上実行した後に測定しています。

高負荷時、グラフィックカードの温度はそれなりに上昇するものの、CPU温度等はそれ程高くはならないようです。

HDDケージがフロントファンの風を遮らない構造であるなど、冷却性能の高いモデルであるため、一般的な環境では温度に関してはさほど気にする必要はないと思います。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、NEXTGEAR i640 シリーズの再起動にかかる時間を測定してみました。
以下は10回の再起動測定時間と、その平均値です。

1回目 0:50
2回目 0:49
3回目 0:49
4回目 0:51
5回目 0:51
6回目 1:10
7回目 1:15
8回目 1:13
9回目 1:11
10回目 1:12

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 1分1秒

NEXTGEAR i640 シリーズの再起動にかかる平均時間は1分1秒。
これまでのテストより、HDDを搭載する多くのPCで再起動に1分弱~1分半かかるという結果が出ており、その結果と比較すると、本製品の再起動時間は早い方だと言えるでしょう。

早ければ50秒前後というスピードで再起動が行えており、HDDメインのストレージ構成でもそこそこ快適に利用できると思います。



プリインストール・ソフトウェアの内容

NEXTGEAR i640 シリーズにプリインストールされているソフトウェアの内容を簡単にご紹介いたします。

以下は初期時のデスクトップ画面やスタート画面(モダンUI)、アプリ一覧画面の様子です。
製品の購入時期やカスタマイズ内容によって、以下とは内容が異なる可能性がありますので、参考程度にご覧下さい。




デスクトップ画面


スタート画面(モダンUI)



アプリ一覧画面

初期搭載されているソフトウェアは、Windowsの標準ソフトに加え、CyberLink製ソフトの統合パッケージである「Media Suite」や、グラフィックドライバーやゲーム等の管理を行える「NVIDIA GeForce Experience」、セキュリティソフトの「マカフィーインターネットセキュリティ」、オーディオ機能の「Realtek HD オーディオマネージャ」など。

CyberLink製の「Media Suite」に含まれるソフトは、ラベル作成の「LabelPrint」やライティングソフト「Power2Go」、写真やビデオの管理を行える「MediaShow」、バックアップソフト「PowerBackup」、再生ソフトの「PowerDVD」、動画編集ソフトの「PhotoDirector」という内容です。

あと、現在マウスコンピューター製のPCを購入した方向けのキャンペーンとして、オンラインバックアップサービス「AOSBOX COOL」の90日間無料トライアルが提供されており、そのサービスを本製品でも利用する事ができます。

その他、ストアアプリとしてhuluやR25 for Windows8、ムビチケ他、標準ではないものもいくつか搭載されてはいるものの、全体としてシンプルな内容です。

参考までに、製品購入時のカスタマイズで追加できるソフトとしては、KINGSOFTやMicrosoft製のOfficeに加え、Adobeの動画や写真編集ソフト、マカフィー・インターネットセキュリティの長期版、パソコン引っ越しソフトの「ファイナルパソコン引越し」等があげられます。

必要な場合は製品購入時に追加しておくと、手間がなく良いでしょう。




「AOSBOX for mouse」 90日間限定でオンラインバックアップサービスの「AOSBOX COOL」を無償利用できる


「CyberLink Media Suite」 CyberLink製のソフトの統合パッケージ 再生ソフトなどが含まれる



NEXTGEAR i640 シリーズ まとめ

NEXTGEAR i640 シリーズのレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・GeForce GTX970(4GB)を標準搭載
・G-Tuneオリジナルの冷却性能・メンテナンス性能に優れたケースを採用
・比較的ドライブベイの数が多く拡張性が高い

ハイエンドグラフィックカード「GeForce GTX970(4GB)」を搭載する高性能なデスクトップPCです。

負荷の高いゲームを高画質で楽しめる事はもちろん、動画編集など高負荷な用途にマルチに利用する事ができるマシンです。冷却性に優れたオリジナルケースを採用しているため、長時間のゲームのプレイも安心。

HDDケージの占める割合を抑えている割にドライブベイの数は多く、製品購入時のカスタマイズはもちろん、将来の増設にも対応可能であるなど、長期にわたって利用できる扱いやすい製品だと言えるでしょう。

なお、NEXTGEAR i640 シリーズには様々な構成が提供されており、GeForce GTX970以外のグラフィックカードを搭載するモデルもラインアップされています。

プレイするゲームタイトルが決まっており、さほど高いグラフィック性能を必要としないという方には、より低価格な下位構成のモデルがお勧め。下は10万円前後の価格より、購入する事が可能です。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在販売中のKaby Lake搭載の新シリーズ、NEXTGEAR i660シリーズのページをご覧下さい。

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