マウスコンピューターが販売するノートPC、LuvBook K シリーズの簡易レビューです。

LuvBook K シリーズは15.6型のフルHD液晶を搭載する、マウスコンピューターブランドのノートPC。

ゲーム向けの製品ではありませんが、Core i7プロセッサーに高性能グラフィックス、また高解像度な非光沢液晶の採用など、ゲームに適しているのではと思われる環境を持ち合わせています。

それでいて価格は9万円台(送料含めると10万円を少し超えます)からと、内容から考えると安価であるため、そこそこの価格で高性能なノートをお探しの方にはうってつけのモデルだと言えるでしょう。

今回は、そんなLuvBook K シリーズの「LB-K600X-SH」というマシンについて触れてみたいと思います。

なお、2013年7月18日現在、K シリーズにはIvy世代のモデルとHaswellを搭載するモデルが存在しますが、今回はHaswellを搭載する新モデルについて掲載します。


LuvBook K シリーズ 外観・インターフェース

まず、LuvBook K シリーズの外観をチェックします。

正面から見た図。
筐体サイズは幅376mm、奥行き252mm、高さ34.9mmで、重量は約2.58kg。

ディスプレイには15.6型ワイドフルHD(1,920×1,080)の非光沢液晶を搭載しています。

15.6型の液晶にフルHDは、解像度が高すぎると思われる方もおられるかもしれませんが、仕事などで資料を広げ見たり、エディタ等を並べて作業をするような場合にはとても便利。非光沢であるため、ゲームにも向くと思います。

なお、小さな文字などを読むのが苦手だという場合は、表示サイズを拡大すればよいと私は考えていますが、ソフトウェアなどによっては拡大表示に対応しない場合もあるため、高解像度がどうしても苦手だという方は止めておいた方が無難かもしれません。

ただ、最近ではより高解像度な液晶を搭載した製品も登場しているため、そういった液晶に抵抗がなくなりつつあるユーザーも増えてきているのではと思います。

個人的には高解像度で非光沢・・は好みの液晶です。




天板の様子。
全体に、ブラックカラーの光沢素材を使用しており、表面に細かな模様がプリントされています。天板端にはmouse computerのロゴ。

ツルツルとして綺麗ですが、指紋はやや付きやすく目立ちやすいです。





筺体側面のインターフェースをチェックします。

左側面の様子。
電源コネクター、VGA、LAN、HDMI出力、USB3.0×2、セキュリティスロットを搭載。





前面全体


前面左にあるカードリーダー

前面には、左端にマルチカードリーダーを搭載しています。
やや下側には2基のスピーカーを内蔵。




右側面の様子。
マイク入力、ヘッドフォン出力、USB2.0×2、ブルーレイディスクドライブを搭載。




背面には何もありません。
この製品は薄型でも何でもないため、一通りの端子が揃っているようです。



キーボード

次にキーボードについて。


キーボード全体


キーボード左側


キーボード右側

右側にテンキーを搭載した、アイソレーションタイプのキーボードを採用しています。

配列は普通。キーピッチは約19mmですが、一部のキーのみ幅が狭くなっています。キーストロークは約2mmと深さがあります。

実際の操作では、キーボードは使い難くはないですが使いやすくもないという印象。ですがUltrabookのようにキーが浅くはない為、打っていて疲れるような感じはしません。




キートップは完全に平らにできています。




ボタン分離型のタッチパッドを搭載。

ボタンは左右の区切りがないシーソータイプです。タッチパッド全体が少し右寄りに配置されているため、キー操作時の誤動作を気にされる方もおられるかもしれません。(タッチパッドはオフにできます)

パッド面は使い心地が良いですが、ボタンは少し固めなので指に力が要ります。



液晶

液晶は上でも触れたとおり、15.6型フルHDの非光沢液晶を採用しています。
ここでは簡単にですが、視野角のチェックをしてみました。


正面から


上側面から


正面から


上側面から

視野角はそれ程広くはないですが、低価格帯の製品の液晶ほど狭くはありません。正面から見ている分には明るく見やすい液晶です。

それ以上に、非光沢である分、映り込みなどのストレスがなくて良いと思います。



使用している筺体について

余談になりますが、今回掲載のLuvBook K シリーズは、LuvBook F シリーズという15.6型のエントリーノートと同じ筐体を使用しています。


LuvBook FとKの筺体


LuvBook FとKの筐体底面の様子

だから?と思われる方もおられるかもしれませんが、これらの製品は性能的には両極端の位置にあり(Kは外部GPU搭載の高性能モデル、Fは内蔵GPUのエントリーモデル)、普通に考えると冷却などに大きな差があるわけです。

という事は、どちらかがもう一方の製品にあわせているという風にも取れます。(Fが、Kに合わせていると考えるのが普通でしょうか)

もちろん搭載されているパーツは異なりますが、パーツの配置などはほぼ同じです。





LuvBook Fの底面内部


LuvBook Kの底面内部

KシリーズのGPUの冷却はどのようにしているかというと、上写真を見てもらえばわかると思いますが、CPUのヒートパイプを利用してGPUの冷却を行っています。

これ(同じ筐体)を合理的と見るかどうか、色々と考えてしまいますが、面白い事は面白いです。どうでも良い事かもしれませんが、一応参考まで・・



構成と性能面

最後に、主な構成と性能面について簡単に触れます。

掲載しているLuvBook K シリーズは、LB-K600X-SHという上位構成のモデル。
Windows 8やCore i7-4700MQ、 GeForce GT750M(2GB)、16GBメモリ、128GB SSD(mSATA)&500GB HDD、ブルーレイディスクドライブを搭載するハイスペックな内容のマシンです。

下位モデルは8GBメモリ、mSATA SSDはなしで、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブとなります。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 7.6
メモリ 7.9
グラフィックス 6.9
ゲーム用グラフィックス 6.9
プライマリ ハードディスク 8.1


【FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア】

1920×1080 ・・・ SCORE:6898

ベンチマークの種類にもよると思いますが、「FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア」では、高解像度の設定であっても快適だというスコアが出ました。

大抵のゲームは、普通にプレイできるのではないかと思われる内容です。



本格的にゲームをされる方は、ゲームブランドのG-Tuneを選択される事をおすすめしますが、ゲームや仕事、日常的な作業などをマルチに楽しみたいという方に、LuvBook K シリーズは適していると言えます。

下位モデルだと10万円切り、上位モデルだと価格が12万円近く(2013年7月18日時点)になってしまうのですが、内容的に考えてコストパフォーマンスは高いです。

高性能なノートをお探しでコストを抑えたい場合に、選択肢に加えたいノートPCだといえるでしょう。