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ゲーミングデスクトップPC、NEXTGEAR i630の簡易レビューです。

NEXTGEAR i630は、マウスコンピューターが販売するゲーミングブランド G-Tuneのゲーム向けデスクトップPC。

NEXTGEARシリーズにはZ77とZ87、X79といったチップセットを搭載する3種のモデルがラインアップされており、掲載のモデルはZ87を搭載する最新の製品となります。

今回は、その NEXTGEAR i630 の中でGeForce GTX770 を搭載する「NEXTGEAR i630SA1-SP2」というモデルについて、触れてみたいと思います。


【NEXTGEAR i630 レビュー記事目次】

筐体外観・内部構造

脱着式メッシュパネル

構成と性能


筐体外観・内部構造

まず、筺体の外観やインターフェースの内容を見てみます。


筐体前面 フロントパネルの様子

筐体前面は、真っ黒いフロントパネルで覆われています。
下部にに設けられた隙間より、中に設置されたブルーのLEDが点灯しているのが見えます。

まるで騎士の兜のような、ゲーミングPCらしいデザインです。





フロントパネルを開いた所

フロントパネルを開くと、上側には光学ドライブベイ(5インチベイ×2、3.5インチベイ×1)、そして下部にはメッシュ状のパネルが見えます。

メッシュ状のパネルの内側には、HDDベイとファンを設置。
なお、このメッシュ状のパネルは取り外せるようになっているのですが、そちらについてはまた後程触れます。




筐体上部に設けられた、各種の端子。

写真左からSDカードスロット、USB3.0×2、USB2.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力、そして手前には電源ボタンを配置。

USB2.0は、電源オフ時の充電に対応します。
筐体上部にUSB端子やカードスロット、オーディオポートが設置されているのは、使い勝手が良いと思います。




背面全体の様子。
上からUSB2.0×4、PS/2ポート、LAN、USB3.0×2、オーディオポートが6基。

中央にはグラフィックカードから提供されている複数のモニタ出力端子が配置され、下部には電源ボタンやコネクターを搭載。PS/2ポートが設けられている部分はゲーム向けの製品ならではです。




筐体内部の様子。
左上から時計回りにCPU、メモリ、光学ドライブベイ、HDDベイ、電源ユニット、グラフィックカードという配置です。




電源については非常に見難いのですが、FSP700-80EGNという700Wの80PLUS GOLD電源を搭載しています。電源変換効率の高い電源です。

+12Vは+12V1、+12V2、+12V3、+12V4の4系統で、1系統につき各18A、トータルの出力は672Wとなります。

電源は、カスタマイズで1000Wの大容量電源も選択可能です。通常の構成であれば標準で十分ですが、色々追加されたり、購入後に自己カスタマイズするような場合に考慮すると良いかと思います。




筺体前方の様子。
上から5インチベイ×2、3.5インチベイ×1、そして下部に3.5 インチシャドウベイを4基。

光学ドライブベイとHDDベイの間にスペースが設けられていますが、これはスペースに余裕を持たせて大型のグラフィックスカードを搭載するためと、エアフローをよくするための工夫です。




前面のファンから吸気された空気が、そのままグラフィックカードやCPUの方へ流れるようになっており、冷却効果は高いです。

同ブランドのMASTERPIECEや、NEXTGEAR-MICROも似たような構造になっています。



脱着式メッシュパネル

次に脱着式のメッシュパネルについて。

上で、前面フロントパネル内に設置されているメッシュパネルは取り外す事ができると書きましたが、パネルを取り外せるだけでなく、さらに中のメッシュを取り出す事ができるようになっています。


フロントパネル内部に設置されているメッシュパネル


取り外したメッシュパネル

パネルの中にメッシュ状のスポンジのようなものが入っているのが見えますが、このメッシュを取り出す事ができます。

中に吸気ファンがある以上、どうしても埃が溜まってしまうのは避けられませんが、簡単に取り外して洗う事ができるのはとても便利だと思います。

常に綺麗にしておくことで、効率の良い冷却も望めます。





メッシュパネルを取り外した後の様子

この部分の掃除も容易に行えます。(もちろん電源を落とした状態で・・)



主な構成と性能

最後に、掲載モデルの主な構成と性能について触れます。

NEXTGEAR i630と一口に言っても、様々な構成のモデルが用意されており、中身は結構違います。

今回掲載のモデルはGTX770を搭載する「NEXTGEAR i630SA1-SP2」というシルバーカスタムモデルで、主な構成はCore i7-4770K、16GBメモリ、 GeForce GTX770(2GB)、 1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブという内容。

構成が構成なので価格はそれなりにしますが、内容から考えるとコストパフォーマンスは高いです。


【Win エクスペリエンス・インデックス】


プロセッサ 8.1
メモリ 8.1
グラフィックス 8.1
ゲーム用グラフィックス 8.1
プライマリ ハードディスク 5.9


【FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア】

1920×1080 ・・・ SCORE:10280

構成なりの高い性能です。

HDD搭載のモデルなのでディスクのスコアはいまいちなものの、ゲーミングPC的にはあまり重要な要素ではないため、問題ではないでしょう。カスタマイズも豊富であるため、比較的自由な構成が組めると思います。



NEXTGEAR i630 については以上となります。

聞くところによるとこの製品、G-TuneのデスクトップPCの中では最も人気の高い製品なのだとか。(既に完売御礼となっているモデルもあります)

確かに内容からすると安価ですし、筐体の使い勝手やメンテナンス性なども優れています。
ここが気になるという所がなく、本格的にゲームをされる場合に選んで後悔のないデスクトップPCだといえそうです。

なお、多少なりとも安く上げたいのであれば、Ivy世代のモデルという選択肢もあります。構成に関しては幅が広いため、公式サイトの製品ページにて正確な情報をご確認下さい。