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富士通が販売するデスクトップパソコン、ESPRIMO DHシリーズ WD2/Jのレビューです。

ESPRIMO DHシリーズは、富士通の個人向けデスクトップPCのラインナップ中では唯一のタワー型パソコンです。

筐体の幅が89mmと非常にスリムな筐体でありながら、外部グラフィックス等の搭載が可能となるなど、
処理負荷の高めな作業を行われる方にも対応可能な製品です。

今回のレビュー記事では、富士通の直販サイト WEB MART限定で販売されている「WD2/J」に
Core i7や外部グラフィックスを載せた構成のモデルを掲載します。

ESPRIMO DHシリーズは高性能、かつ初心者にも扱いやすい富士通ならではのデスクトップPCです。
製品に興味をお持ちの方は、是非記事をお読みいただければと思います。



【ESPRIMO DHシリーズ 外観】

まずは、ESPRIMO DHシリーズの外観チェックをしていきます。

筐体前面の左上にあるパネルの内部には、Blu-ray Discドライブが搭載されています。
標準ではDVDスーパーマルチドライブを搭載。




前面中央付近には電源ボタン。




筐体の前面下部は一見すると何もないように見えます。



ですが・・

右側のパネルを外す事ができるようになっています。

パネルの内部にはカードスロットやUSB2.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力が搭載。
2基のUSB2.0は右側の端子のみ、電源オフ時の充電に対応しています。

パネルを外すのがやや面倒ではありますが、日常的に使うのであれば蓋をしなければ良いだけの事ですし、
使わない場合には蓋をしておくことで埃が溜まるのを防ぐ効果もあります。





筐体のその他の部分をみてみます。

筐体上部。




筐体左側面。
右下に排気口があります。




筐体右側面。


見ての通り、ESPRIMO DHシリーズの筐体はとてもコンパクト。

サイズは本体を縦置き時、幅89mm、奥行き353mm、高さ341mmで、
重量は構成によって多少異なりますが、大体7kg台~8kg台の重さとなります。

なお、この製品には本体の設置を安定させる為のフット(設置台)が付属しており、
そちらのサイズを含めると幅179mm、奥行き353mm、高さ354mmとなります。




筐体背面の様子です。
インターフェースは上からメインスイッチ、電源コネクター。

そして左下側にはUSB3.0×4、USB2.0×2、LAN、キーボードコネクタ、マイク入力、ラインアウト、ラインイン、
右下側にはDVI-D、DisplayPort、VGAを搭載しています。

モニター出力に関しては、今回のモデルには外部グラフィックスが搭載されているためにこのような端子の配置となっていますが、
内蔵グラフィックスを利用する場合、USB3.0の上側(コネクターカバーの中)にあるDVI-DとVGAを使用します。

なお、この製品はとてもコンパクトであるにもかかわらず、ロープロファイルではないPCI Expressスロットが採用されており、
PCI Express x16が1スロット、PCI Express x1が1スロットと拡張性はそこそこあります。

ただ、今回モデルには外部グラフィックスが搭載されているため、スロットの空きはPCI Express x1のみとなります。




【ESPRIMO DHシリーズで選べる「24型ワイド非光沢液晶」の外観チェック】

次にディスプレイの外観チェックをします。

ESPRIMO DHシリーズでは20型ワイドの光沢液晶、及び非光沢液晶(いずれも1600×900ドット)、
そして24型ワイドの非光沢液晶(1920×1200ドット)を選択する事ができるようになっています。
※もちろんディスプレイなしも選択可能

掲載のディスプレイは、24型ワイドの非光沢液晶。
1920×1200ドットと、最近の液晶にしては縦幅が長めです。




正面。
液晶下部にスピーカーや、電源・音量調整など各種メニューボタンが搭載されています。




背面。
下の窪んだ部分に、電源コネクターやオーディオ入力端子、VGA、DVI-Dコネクターを搭載しています。





上から見た図


スイーベルの様子

スイーベル(首降り機能)にも対応。
左右とも45℃程度まで動かす事が可能となっています。




チルト(上下方向への首降り機能)にも対応しています。



ESPRIMO DHシリーズで選択できる液晶はタッチ機能に対応していないため、
タッチ対応の液晶が良いという方には適しません。

ただ、液晶は比較的綺麗で見やすいですし、一般的な液晶に比べて解像度が縦に長い為、
使いやすいと感じる方もおられるでしょう。

特に制作系のソフトやオフィス、ブラウザ等を利用して長時間作業される方に向く液晶ではないかと思います。

なお、この製品ではワイヤレスタッチパッドがカスタマイズで選択できるようになっており、
そちらを利用すればタッチ対応の液晶でなくても、Windows 8特有の操作が行いやすくなります。
(ワイヤレスタッチパッドについては後述します)




【付属品チェック】

最後に、一部付属品のチェックをします。

以下に掲載のデバイスはオプションで選択できるもので、標準で付属しているものではありませんが、
とても便利なものですので購入の参考としてご覧下さい。

ワイヤレスキーボードとワイヤレス光学式マウスです。
標準で付属するものは有線となります。




キーボードはアイソレーションタイプで、4列のテンキーが付属します。
カーソルキーが独立した配置となっているなど、とても使いやすい配置のキーボードです。




キートップは完全に平らな形状。

ワイヤレスキーボードとワイヤレス光学式マウスはプラス料金となりますが、
ワイヤレスタイプだと机の上がケーブルで散らからずとても快適。お勧めのオプションです。





次にワイヤレスタッチパッド。

パッド面は比較的広め。
通常の一体型タッチパッドと同じように使えます。

タッチ機能対応の液晶をお持ちでない方で、Windows 8の操作を快適に行いたいという場合に最適なオプションです。


なお、ワイヤレスタッチパッドはサードパーティー製のものはこれまでにも見かけましたが、
PCのオプションとして販売されているのは余り見かけません。(ないという事ではありませんが)

これがあると、今回のようなタッチ機能を持たない液晶を使用している場合であっても、
Windows 8特有のタッチ操作が快適に行えます。

今後増えてくるのではないでしょうか。




ESPRIMO DHシリーズの外観や付属品については以上です。
次記事では性能面を詳しくレビューします。

興味をお持ちの方は次記事もご覧下さい。