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NECが販売する液晶一体型PC、VALUESTAR G タイプSのレビューです。

VALUESTAR G タイプSは 21.5型のフルHD液晶を搭載する液晶一体型PC。
YAMAHAサウンドシステムの搭載や、TV機能も選択できるなど、AVを楽しみたいユーザー向けの機能を持つ製品です。

薄く省スペースな筐体を採用しているため、奥行きのない場所への設置も可能ですし、スタイリッシュな筐体は、部屋のインテリアを重視するような方にも好まれるでしょう。

構成に関しては、タッチパネルの有無やCPUの種類など選択の幅が比較的広く、用途に合った内容のPCを選択できます。多数のソフトやツールを搭載しており、PC初心者の方にも安心してお使いいただけるという点も大きな魅力です。

今回は、そんなVALUESTAR G タイプSの外観や使い勝手、性能面について詳しく触れたいと思います。


販売中のモデルの詳細については、以下のページをご覧ください。

LAVIE Direct DA(S) 製品ページ
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【VALUESTAR G タイプS レビュー記事目次】

・VALUESTAR G タイプS 筐体外観・インターフェース・液晶をチェック
省スペース筐体外観・インターフェース抗菌キーボードを採用タッチパッドリモコン付属液晶の表示品質

・構成特徴とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間

・プリインストールソフトウェアやTV機能
プリインストールソフトウェアの内容TV視聴や録画が行える「SmartVision」

・製品のまとめ
VALUESTAR G タイプS まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


奥行きの少ない省スペースな筐体

VALUESTAR G タイプSの特徴の一つとして、奥行きの少ない省スペースな筐体を採用しているという点があげられます。

ディスプレイ最小傾斜時は190mmの奥行き、ディスプレイを大きく傾けても最大で270mmの奥行きと、21.5型の液晶一体型PCとしては省スペース。

ノートPCよりも奥行が少なく、狭い場所であっても比較的設置がしやすいです。




左:最小傾斜時 / 右:最大傾斜時

奥行きは小さいですが、ディスプレイをあまり大きく傾ける事はできません。また、スイーベルは不可。




非常に省スペースです。
薄い為、設置による圧迫感もありません。



VALUESTAR G タイプSの外観・インターフェースの内容をチェック

VALUESTAR G タイプSの外観や、インターフェースの内容をチェックします。

21.5型ワイドフルHD(1920×1080)のIPS光沢液晶を搭載しています。
本製品ではタッチ有と無しの選択が可能です。

ディスプレイ最小傾斜時の筺体のサイズは幅527mm、奥行き190mm、高さが432mmで、重量は約8.7kg。画面下が開くデザインを採用しているためか、液晶一体型PCの割にすっきりとした見た目です。




液晶上部にはHD 720p対応のWebカメラとマイクを内蔵


液晶左上にはVALUESTARの文字


液晶左上の側面には電源ボタンやインジケーターランプが並びます


画面下が開くデザインを採用


ヤマハのサウンドシステムを採用したステレオスピーカを内蔵


スタンド右下部にVALUESTAR Gの文字

量販店向けのカタログモデルが「VALUESTAR S」という製品名で販売されているのに対し、直販のカスタマイズモデルは「VALUESTAR G タイプS」という製品名で販売されています。

NECの製品についてあまり詳しくない場合、混乱される方もおられるかもしれませんが、各モデルは多少構成が異なる部分がありはするものの、同じ製品です。

個人的には、構成の融通がきく直販のカスタマイズモデルがお勧めです。





各所に搭載された インターフェースの内容をチェックします。

筺体右側面には光学ドライブを搭載。
標準ではDVDスーパーマルチドライブ、カスタマイズでブルーレイディスクドライブを搭載可能です。



筺体左側面の様子。
上からCONNECTボタン、輝度調整・画面消灯ボタン、SDメモリーカードスロット、USB3.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力、mini B-CASカードスロットが並びます。

USB3.0は下側の端子のみ、電源オフ時の充電に対応しています。




背面全体の様子


スタンドにはケーブルを通すホールが設けられています

背面左側にはデジタルアンテナ端子を搭載。



背面右側にはLANやUSB2.0×4、角型の電源コネクターを搭載しています。



LANやUSBなどの上方にメモリスロットのカバーがあります。
内部にはメモリが収納されています。




付属の電源アダプターやケーブル


電源アダプターのプラグの形状は角型 ノートと同じではないかと思われる


電源アダプターの出力は20V、3.25Aで65W



抗菌キーボードを採用

VALUESTAR G タイプSには抗菌加工を施したワイヤレスキーボードと、ワイヤレスレーザーマウスが標準付属しています。

抗菌タイプのキーボード付属は、カスタマイズモデルのみの特典であり、量販店向けのカタログモデルには通常のワイヤレスキーボードが付属します。



キーボード全体の様子


キーボード左半分を拡大


キーボード右半分を拡大

アイソレーションタイプのキーボードです。
日本語キーボードと、キーボードの上には各種の機能ボタンや電源ボタンなどを搭載しています。

使い勝手はとても良いです。
ワイヤレスでコンパクトである所も○。

動作には単3乾電池を2個利用します。(付属)




キーボード右上側にはキーボードの電源ボタンや電池残量表示窓、PCの電源スイッチがある


キーボード左上側にはボリュームやズーム、ワンタッチスタートやECO等の機能ボタン


キートップの形状は完全にフラット


カーソルキーが独立した配置で使いやすい


Fnが左、Ctrlが右の配置


キーボード底面全体の様子

キーボードの底面背側にはチルトスタンドが設置されており、スタンドを立てることでキーボード面を傾斜させる事ができます。




付属のワイヤレスレーザーマウス(ぱっとマウス) 単3乾電池を2個使用(付属)

ワイヤレスレーザーマウスには「横チルト機能」が搭載されており、スクロールボタンを傾ける事でチャームを表示させたり、横スクロール等を行う事ができます。

スクロールボタンの動作の内容は設定可能です。




デスクトップのタスクトレイ内にあるマウスアイコンより、スクロールボタンの動作を設定できる



タッチパッドリモコンが付属 リモコンとタッチパッド機能を合体

TV機能を搭載したモデルのみとなりますが、タッチパッドリモコンと呼ばれるTV用のリモコンが付属します。

その名の通り、TVリモコンとタッチパッドの両機能を搭載した便利なアイテムで、リモコンとしてはもちろん、ノートPCに搭載されているタッチパッドのような操作を行う事が可能です。


見た目は普通のTVリモコンのよう 単3乾電池を2個使用(付属)


裏面にタッチパッドが搭載されている

TV視聴中、インターネットの閲覧などPCの操作をしたくなった場合などに、離れた場所からそのまま操作が行えるところが便利です。スタート画面に戻る「Windows Startボタン」やクリックボタン等も搭載。

マルチタッチに対応しているため、Windows 8.1の特殊な操作も行いやすいです。

なお、リモコンとパッド機能はサイドボタンで切り替えられるようになっているため、リモコン使用中にタッチパッドが動作してしまうなどといった事はありません。



液晶の見やすさと表示品質

VALUESTAR G タイプSに搭載されている液晶の見やすさや、表示品質などをチェックします。

今回はタッチ機能なしの液晶です。
製品によって搭載される液晶が異なる可能性があるため、記載の内容は参考程度にご覧ください。


21.5型ワイドフルHD(1920×1080) IPS光沢液晶を搭載


デフォルトの画面表示サイズは100%

掲載モデルには、タッチ機能なしの21.5型フルHD IPS光沢液晶を搭載しています。
画面サイズが大きいため文字なども見やすいですし、表示される情報量が多く、Webサイトなどの閲覧も快適です。

光沢パネルであるため、使用場所によっては映り込みなどが結構目立ちます。




画面の視野角をチェックします。


画面を正面から見た場合の見え方


画面を上側から


画面を右側面から

IPS液晶を搭載しているため、視野角はとても広いです。
画面を斜めから見た場合であっても、内容をはっきりと読み取ることができますし、色の変化も小さいです。




次に、色域について。
以降、Spyder 4 Eliteによる測定結果をもとに検証を行っています。

sRGBのカバー率が97%、AdobeRGBのカバー率は75%。
色域は広めです。

全てを確認したわけではありませんが、NECのPC製品は比較的広色域な液晶を搭載しているものが多いように思います。




ガンマカーブを確認します。


左:ガンマ応答カーブとターゲット(ガンマ2.2のカーブ) / 右:ガンマ補正カーブ

ガンマ応答カーブはRGBとも理想の曲線に近く、綺麗に揃っています。
補正幅も小さく、デフォルトの状態で正確な色再現が可能なようです。




さらに、画面の均一性について。
色ムラや輝度ムラをチェックします。


カラーの均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)


輝度の均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)

色ムラは多少ありますが、見ても殆どわからないレベル。
輝度ムラに関しても、わずかに画面左や上下が暗いようですが、こちらも殆どわからないレベルです。



液晶はとても綺麗だと思います。
一般的なPCの液晶としては色の再現範囲も広めであり、正確な色再現が可能。写真や映像等を、正確な色で閲覧する事ができるでしょう。

画面が広く視野角も広い為、写真や動画編集なども行いやすいです。





VALUESTAR G タイプS の外観や付属品、液晶などについては以上となります。

引き続き、掲載モデルの構成や性能面について詳しくみていきます。
製品に興味をお持ちの方は、是非次記事もご覧ください。

次: VALUESTAR G タイプS のベンチマーク結果 Celeron 2957Uを搭載する一体型PCの性能をチェック