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富士通が販売するハイブリッドPC、STYLISTIC QHシリーズ(WQ2/J)のレビューです。

Windows 8が登場してからタブレットとノートPC、2wayスタイルでの利用が可能な製品が数多く登場しています。

今回掲載するSTYLISTIC QHシリーズもそのような製品の一つで、
ノートPCとして、またキーボードを取り外してタブレットとして利用する事が出来るようになっています。

OSにはWindows 8が搭載され、プロセッサにはインテルのCore iシリーズが搭載されるなど、
ノートPCとしては勿論、タブレットとしてもとても性能の高い製品です。

キーボード等の操作性も想像していた以上に良く、
ビジネス向けのデバイスとして向いている製品といえるでしょう。

今回の記事では、そんなSTYLISTIC QHシリーズの外観面について詳しく触れてみたいと思います。



【STYLISTIC QHシリーズ 外観】

まずはSTYLISTIC QHシリーズの外観から見ていきます。

天板の様子。

中央に富士通のおなじみのロゴ、
また上部に当たる分部には約500万画素のウェブカメラや指紋センサーが搭載されています。

指紋センサーを液晶側に搭載する事で、タブレットスタイルでの操作時にも指紋認証機能を使う事が出来るようになっています。





側面に搭載のインターフェースの内容は・・

STYLISTIC QHシリーズの左側面。

タブレット側には左から見て電源コネクター、SDカードスロット(ダイレクト・メモリースロットと呼ぶ)、
USB3.0、排気口を搭載、キーボード・ドッキングステーション側には電源コネクター、VGA、USB2.0を搭載。

タブレットとキーボード・ドッキングステーション、両方に電源コネクターが搭載されています。




STYLISTIC QHシリーズの右側面。

タブレット側には左から見て、ペンひも取り付け用穴、ヘッドフォン出力、マイク入力、ワイヤレススイッチ、
ローテーションロックボタン、音量調節ボタン、電源スイッチ、HDMI出力、USB2.0を搭載。

キーボード・ドッキングステーション側にはペンホルダー、ペンリリーススイッチ、USB2.0、LANを搭載。

タブレットとキーボード・ドッキングステーションとを合わせて見ると、
11.6型のノートPCとしてはかなりインターフェースが充実していると思います。





前面


背面

前面には左側にインジケーターランプがある以外は何もなし、背面にも何もありません。




STYLISTIC QHシリーズの筐体サイズは幅302mm、奥行き203mm、高さ26.1mm。
重量はノートPCスタイル時の状態では約1.70kg。

重量についてはまた後に詳しく触れますが、11.6型のノートPCとしてみるとやや重めです。




タブレットの液晶には、タッチ機能に対応した11.6型ワイドHD(1366×768)のIPS液晶を搭載。
非光沢パネルを採用しています。

IPSなので画面は明るくとても綺麗です。

それに加えて、非光沢の液晶を搭載しているため、
明るい場所での利用でも反射や映り込みが少なく見やすいです。

映り込みが少ないと、タブレット時の利用もかなり快適。
光沢液晶が悪いというわけではないのですが、非光沢液晶の採用はこの製品の大きな長所だと思います。




液晶ベゼル上部には、Fujitsuのロゴと約92万画素のウェブカメラを搭載しています。





次にキーボード。

STYLISTIC QHシリーズの「キーボード・ドッキングステーション」のキーボードの様子。
各キーのピッチは約17mm、キーストロークは約1.7mmとそれなりに深さがあります。

配列に関しては、特に変わったところはありませんが、
右下のカーソルキー付近が詰まった配置であるため、その部分だけ慣れるまでは少し打ちづらいかもしれません。

全体の感触としては、一つ一つのキーの打鍵感が柔らかめでとても打ちやすく、
想像していた以上にしっかりとした使い心地のキーボードです。




キートップは完全に平らな形状。




STYLISTIC QHシリーズのタッチパッド。
こちらもキーボードと同様、とても使い易いタッチパッドです。

私自身がボタン分離型のタッチパッドが好みだという理由もありますが、ボタンは柔らかくて押しやすく、
パッドの表面も指すべりがとても良く、長時間使い続けても指が疲れません。




液晶を目一杯開いたときの様子。
比較的、後ろの方まで液晶を開く事が出来ます。

あと見ての通り、ノートPCスタイルでの操作時に液晶を開くと、
キーボード背面側の底面がやや浮く形となるため、キーボードの入力操作がしやすいです。

総合的にみて、操作性に関しては非常に優れているといえるでしょう。




底面の様子。




バッテリは取り外す事ができます。

なお、バッテリはキーボード・ドッキングステーションとタブレット両方に搭載されています。
ノートPCスタイルでの利用時は両方の電力を使用できるため、
バッテリ駆動時間がとても長いです。(実際のバッテリ駆動時間については後の記事で触れます)

あと、キーボード・ドッキングステーションからタブレットへと充電を行うことも可能です。




ACアダプターはコンパクトで軽量。
プラグの形状はメガネ型です。





次に付属品について。

STYLISTIC QHシリーズには、上写真にようなスタイラスペンが付属しています。
このスタイラスペンは、キーボード・ドッキングステーション側面にあるペンホルダーへ収納が可能です。




スタイラスペンの電池及び替え芯、また本体に取り付けるための紐も付属しています。




【タブレットとキーボード・ドッキングステーションを分離】

STYLISTIC QHシリーズの最大の特徴は、
液晶(タブレット)とキーボード・ドッキングステーションを分離できる部分にあります。

タブレットとキーボードの分離は、ヒンジ部分に設置されたスイッチをスライドさせる事で簡単に行えます。

ヒンジの左側にスイッチが設置されています。



こちらのスイッチを・・

左側にスライドさせると・・




写真のように、タブレットとキーボード・ドッキングステーションが分離します。




接続部の様子。

逆にタブレットをキーボード・ドッキングステーションに接続する際は、
接続コネクターにタブレットをはめ込むだけでOKです。




【ノートPCスタイル時・タブレットスタイル時の重量チェック】

タブレットスタイル時、及びノートPCスタイル時のSTYLISTIC QHシリーズの重量を測定してみます。
まずはノートPCスタイル時(タブレットとキーボード・ドッキングステーション接続時)の重量です。

ノートPCスタイル時の重量は、約1.604kg。

公称値は約1.70kgとありましたのでそれよりはかなり軽いですが、
11.6型サイズである事、また持ち運ぶ事を考えると少々重めです。



次にタブレットの重量。

タブレット単体の重量は811g。
タブレットとしてはやや重めだと思います。

STYLISTIC QHシリーズはタブレットとしてはハイスペックな構成のモデルですので、
プロセッサにAtomやTegraを載せているようなタブレットよりも、やや重くなってしまうのは仕方がないと思います。

とはいっても、ノートPCを持ち運ぶ事を考えると全然軽いです。
携帯時はタブレット、自宅ではノートPCと使い分ければよいと思います。

性能が高いため、タブレットのみでもそれなりに活用度が高い点がポイントです。





最後に電源アダプターとケーブルの重量。

この電源アダプターはコンパクトですので、重量も219gと軽いです。




今回の記事は以上です。

STYLISTIC QHシリーズのレビュー記事はまだ続きます。
次は性能面について触れます。

興味をお持ちの方は、是非次記事もご覧下さい。