HP ENVY Ultrabook 6-1100の簡易レビュー 夏のENVY 6-1000の後継モデル
HPの2012年冬モデル、HP ENVY Ultrabook 6-1100の解説です。
こちらのモデルは量販店向けのモデルで、夏に販売されていたENVY 6-1000の後継にあたります。
が、内容は殆ど変わっていません。
違いはOSをWindows 8に切り替えた事くらいで、他の仕様は全て同じ。
あと、一つ前の記事で14型の「ENVY Ultrabook 4-1100」について触れましたが、ENVY Ultrabook 6-1100 と ENVY Ultrabook 4-1100 では仕様がほとんど変わらず(違いはメモリとオフィスモデルの有り無し位)、今回のモデルはENVY Ultrabook 4-1100 の15.6型版だと考えても良いでしょう。
ENVY Ultrabook 4-1100 については前のページで詳しく触れているので、
HP ENVY Ultrabook 6-1100については簡単に解説します。
ディスプレイには15.6型ワイドHD(1366×768)の光沢液晶を搭載。
ENVY Ultrabook 4-1100には、タッチ機能搭載版のENVY TouchSmart Ultrabook 4が存在しましたが、ENVY Ultrabook 6-1100にはそのようなモデルは存在しません。
筐体サイズは幅374mm、奥行き253mm、高さ19.8mm(ゴム足含むと22.5mm)で、重量は約2.09kg。
やはりこちらのモデルもモバイルには向きません。
あくまでも、家の中や近場に出かける際に持ち歩くホームモバイルノートPCです。
キーボードとタッチパッド。
ENVY Ultrabook 4-1100と同じアイソレーションタイプのキーボードを使用しています。
使いにくくは無いですが使いやすいというほどでもなく、使用感は普通。
タッチパッドはボタン一体型。
表面にスピンフィニッシュという加工を施した綺麗なタッチパッドです。
以下は、夏モデルのENVY 4-1000の側面の写真です。
ENVY Ultrabook 6-1100の側面のインターフェースと内容が同じなので、参考として掲載しています。
左側面にはLAN、HDMI、USB3.0×2、2in1メディアカードスロット、
右側面にはセキュリティスロット、マイク入力、ヘッドフォン出力、充電機能対応のUSB2.0、電源コネクター。
天板の様子です。
掲載しているモデルのカラーはブラック&レッド。
他に、ブラック&シルバーもラインアップしています。
天板の素材にはヘアライン加工を施したアルミを採用。
コントラストのはっきりとした綺麗な赤と黒の組み合わせで、個人的にこのデザインは好みです。
ENVY Ultrabook 6-1100の構成と性能面について触れます。
構成は14型の ENVY Ultrabook 4-1100と殆ど同じですが、
ENVY Ultrabook 4-1100には存在していた4GBメモリのモデルがENVY Ultrabook 6-1100には存在しません。
また、ENVY Ultrabook 4-1100の8GBモデルにはオフィスが搭載されているのですが、
ENVY Ultrabook 6-1100にはオフィスの搭載はなし。
主な構成はOSがWindows 8(64bit)、Core i5-3317U(1.7GHz~2.6GHz)、メモリ8GB、
500GB HDD(5400rpm)+32GB SSD、HD グラフィックス 4000(CPU内蔵)で、ネットワーク機能はIEEE802.11b/g/n、Bluetooth4.0。
価格は量販店モデルということで、大体95,000円前後と言われています。
14型のENVY Ultrabook 4-1100の8GBモデルがオフィスを搭載して¥89,880 (税込)~である事を思うと、やや割高な感じがします。
以下、エクスペリエンスインデックスのスコアです。
展示機なので実際のモデルとは構成がやや異なりますが、大体の性能は想像できると思います。
プロセッサ 6.9
メモリ 7.4
グラフィックス 5.7
ゲーム用グラフィックス 6.4
プライマリ ハードディスク 5.9
ENVY Ultrabook 4-1100と同じく、普通に使っている分には性能面で不足は無いでしょう。
HDDを使用しているため、プライマリ ハードディスクのスコアはそれ程高くはありませんが、
32GBのSSDをHDDのキャッシュとして利用しており、HDD単体でのマシン運用時よりも若干高速に感じられると思います。
以上です。
このサイズ(15.6)になると、もうUltraBookである必要があるのかと考えてしまうのですが、
気分転換に近所のカフェで作業・・などと思った時に、このモデルだと持っていけなくはなさそうです。
(個人的にはもっと小さく、軽いモデルを作って欲しいと思ってしまうのですが)
なお、今回掲載したマシンは参考展示のモデルであるため、実際の製品とは若干異なる可能性があります。
正確な仕様については製品ページにてご確認ください。