ThinkPad X200sの概要と筐体外観をチェック(レビュー)
X200s・・の前に私に関してですが、私あんまり新製品って買わないんですよ。
以前は新しいものを見ると欲しくなって衝動買いしてしまう事も多々ありましたが、
正直、PCなんて数ヶ月たったら旧モデルなわけです。
新製品が出ると旧モデルの価格が大幅に下がる事も少なくないので、
旧モデルに成り下がってしまうまでの短い期間の為に、数万高いお金を払うなんてよく考えると無駄かなあなんて。
あくまでも私の場合ですが、数ヶ月早く購入した事でメリットがあると感じた事ってあまりないです。
いや逆にね、バグとかでウソやろ!?てことの方が多かったり・・PCじゃないけどね
最新テクノロジやスペックにこだわっているわけではないので、新製品が出て、
旧モデルが大幅セールになった時に買うのが自分的には一番いいかなーなんて思っています。
まあ、新製品発売キャンペーンとかで、新製品が安い事もありますが・・
今回のX201シリーズもはじめからキャンペーン価格で激安ですよね
で、タイトルの件ですが、
今回、3月に発売されたX201sの前モデル、X200sに目を向けている人って結構居るみたいで・・・
(ちょくちょくうちのサイトにもそういったキーワードで訪問される方がいます)
X200sは以前実機をしばらくお借りして使用した事があり、写真とかベンチマークのデータとかいっぱいあるので、
調べている人がいるのなら簡単に載せてみようかなと思って記事かいてます。
まあ、決算セール Final 3/17までとなっており、いつ販売終了するのかわかりませんが・・
ちなみに新製品のX201sで使用している筐体は、ほぼこのX200sと変わりません(ウルトラナビ搭載モデル以外)。
はじめに、Thinkpad X200sの概要に簡単に触れておきます。
このThinkpad X200sはX200よりもさらに軽量であるという事をウリにしたマシンで、
X200では選べなかったLEDバックライト搭載の高解像度ディスプレイや、128GBのSSDなどを選択する事ができます。
しかしいくら最軽量を謳うモデルだからといって、どれもがそうだというわけではなく、
構成によってはX200と重量が殆ど変わらないモデルもあったりで・・・
当時、このX200sはX200と比べると最低構成価格が2万ほど高かったのですが、
これも軽ければこそ払う価値のあるものだと思うので、X200と殆ど重さが変わらない構成を選ぶのであれば、
X200sではなくX200を選択した方が良いのでは?なんて微妙な面もありました。
理由として、X200sは低電圧のプロセッサを利用しているので、通常のプロセッサを使用したX200よりもクロックは低いんです。
軽いという唯一のメリットがないのなら、少しでも高クロックのマシンの方が良くないですか?
とはいえ、最軽量の状態で約1.1キロと言う数字は、軽さにこだわる方には魅力的。
SSDも128GBですし、ディスプレイの選択肢もあり・・・
というか、最軽量の状態にするには、LED付きディスプレイとSSDの選択ははずせなかったと思います。
ちなみにX200は1.4キロ。もちろん構成によります。
これでも十分軽いと私は思いますけど、それよりもさらに軽くなった・・と言う事がX200sでは謳われていたわけです。
しかし前置きながい
とにかく、なんだかんだ言っても、ThinkPad X200は3月5日に販売終了してしまいましたし、
X200sもいつまで販売されるのかわからないので、細かく書いても仕方ないですね。
上にも書いたとおり、新製品のX201シリーズと筐体は多分ほぼ同じですので、写真を中心に掲載します。
X200sと同時にX201シリーズの構成などにも触れているので、参考までに・・
【X200sの外観】
型番は74624SJ。
X200sは最軽量が特徴のモデルですが、これはX200と変わらないくらいの重量です。
Thinkpad X200sのトップパネル。
このデザイン好きですね・・
トップパネルの右側には「Thinkpad」のロゴ、左側には「Lenovo」のロゴ。
X200sの左側面。
USB2.0にRGB、LAN、またまたUSB2.0、無線LANスイッチ、ExpressCardスロット。
X200sの前面左と右。
左は何もなし、右には5in1メディアカード・リーダースロットがあります。
X200sの右側面です。
USB2.0、ヘッドフォン、マイク、モデム、HDDベイ。
背面はなにもなし。
X200sの底面。
こういうとこ見るの好きなんですよね。このマシンはどんな風になってるのかとか。
X200sはデフォルトで4セルのバッテリ。6セル、9セル選べます。
同じくX201やX201sも4、6、9セルバッテリから選択可能です。
X201タブレットの方は、確か4セルと8セルでした。
横にHDDベイがあるタイプの筐体です。
HDD交換等のメンテナンスが非常にやりやすいんです。
X200sではHDDの他、128GBのSSDも搭載できます。(新製品X201シリーズも128GB SSDを搭載可能です)
ちなみにSSDにしようか、高いからやめておこうか悩んでいる方、
SSDは後からでも交換可能なので(多分少し高くつきますが)購入時点で選択しなくても取り戻しはききます。
一方で、このモデルでは通常の液晶と、LEDバックライト搭載の高解像度液晶を選択できますが、
そちらは選択をミスすると後戻りできません。
もちろん、やる気さえあればディスプレイの交換も不可能ではないですが容易ではないので・・
どんなモデルに関わらず、マシン購入時のカスタマイズで迷った場合は、
後からできるかできないか、という事を頭においておきましょう。
話しそれました。
HDDはこうやって出す事ができます。
メモリスロット部分も底面からアクセスできます。
このモデルには1GB(DDR3)のメモリが差さっていました。
X200シリーズは最大4GBまで。
新製品のX201シリーズは、カスタマイズ時は2GB、3GB、4GBの選択肢しかありませんが、
最大で8GBまで搭載する事が可能です。
64bit版のOSを選択できるので、私的には64bitOSで4GB以上搭載したいなあという所。
64bitのデメリット・・とか言われていますけど、もう余り気にする必要は無いのではと思うので。
メモリスロットは2つ。
2GBだと2GB×1、3GBだと1GB+2GB、4GBだと2GB×2。
X200sのキーボードです。
従来から使用されているもので、最近のモデルに搭載されているキーボードとは少し異なります。
ちなみに今回発売となったX201シリーズ、キーボードがこの古いタイプのままなんですよね。
最近発売された他のモデルでは新キーボードを採用しているのですが・・
あ、新キーボードといっても、1月に発売されたX100eやEdge 13”のアイソレーション型のものではないですよ。
EscやDelキーが縦長になった、従来のThinkpadキーボードにマイナーなチェンジが施されたタイプのものです。
X201sでは縦長Delの新キーボードではなく、従来のThinkpadキーボードが採用されているという事です。
新製品X201sは従来のX200と筐体が同じだと書きましたが、
キーボードまでそっくりそのままなんですね。(ウルトラナビ以外)
トラックポイントと指紋センサーです。
Thinkpadでは、トラックポイントとタッチパッドの組み合わせをウルトラナビと呼んでいますが、
X201シリーズではこのウルトラナビを搭載したタイプの筐体を選ぶ事ができるんです。
このオプションは、従来のX200には無かったものです。
掲載しているX200sの液晶は12.1インチワイドWXGA(1,280×800)液晶を搭載。
最軽量を実現する為には、LEDバックライトを搭載した12.1インチワイドWXGA+(1440×900)液晶を選ぶ必要があります。
ちなみに「s」のつかないX200ではWXGA+ディスプレイの選択肢はありませんでしたが、
今回のX201シリーズでは、両方を選択できるようになっています。
ただ、「s」のつく新製品X201sでは、WXGA+(1440×900)固定となっており、WXGAの方を選ぶ事ができなくなりました。
X200sとT61(14.1インチ)のサイズ比較。
X200sは約1.4キロ、T61は約2キロ。
X200sとT61の厚み比較。
X200sとT61のキーボード比較。
X200sのキーボードは、T61と違って左右の幅いっぱいにスペースを確保しているので、
筐体サイズは小さいですが操作感は一般サイズのノートと殆ど変わりません。
外観はこんな感じになります。
ベンチマークテストの結果のデータとかもあるんですが、
ものすごく高性能というわけでも低性能というわけでもない構成なので、面倒くさいどうしようかな・・・と・・
(気が向いたら載せるかも)
ちなみに新製品のX201シリーズは、
上に掲載したX200sの筐体をそのまま使用し、中身だけが変わっています。
別に新しいマシンは必要はないんですけど、今回の新製品でベンチマークとかだけやってみたいなあ・・
しかし200とか200sとか201とか201sとか、一緒に書いているとこんがらがってきますね
なお、何回も書いてますが、マシンを購入する場合はクーポンを使用するのを忘れないようにして下さい。
キャンペーンで安くなってはいますが、クーポンを適用すればさらに割引になったりしますので・・
クーポンはその時によって内容が違い、期間限定のものなどもあるので都度チェックしてみて下さい。