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デルが販売するノートPC、Inspiron 15 5000(5570)のレビューです。

Inspiron 15 5000(5570)は、インテル第8世代のCoreプロセッサを採用する15.6型フルHDノート。

比較的手頃な価格でありながらも、光学ドライブの搭載やハイパフォーマンス構成も選べるなど、多くの方に手の届きやすいマシンです。

低価格ノートというとデザインがイマイチな印象がありますが、本製品は従来のモデル以上に外観が洗練されていること、また複数のカラーを取り揃えるなど、デザイン重視の方にも納得できるビジュアルを持っています。

グラフィックスにはCPU内蔵のほか、AMD Radeon 530搭載のモデルも提供されており、写真や動画編集、ライトなゲームプレイなど、パワーを必要とするユーザーにもおすすめの製品です。

今回は、Core i7-8550Uや Radeon 530 グラフィックス、SSDを搭載する「New Inspiron 15 5000プラチナ・SSD搭載」というモデルを使用してみましたので、その外観や使い勝手、性能について詳しくご紹介いたします。

New_Inspiron_15_5000_5570(2017/10/3発売)
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【Inspiron 15 5000(5570) レビュー記事目次】

・Inspiron 15 5000(5570) 筺体外観や操作性をチェック
外観・インターフェースキーボードの操作性

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度バッテリ駆動時間

・製品のまとめ
Inspiron 15 5000(5570) まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Inspiron 15 5000(5570) 筺体外観・インターフェース

Inspiron 15 5000(5570)の筐体外観をチェックします。

最近のデルは、低価格帯の製品であってもデザインに力を入れている印象があるのですが、この製品もそういったマシンの中のひとつです。

15.6型サイズとやや大きめのノートでありながら、筺体全体のシルエットやカラーリングなど、スタイリッシュという言葉がよく似合います。

スリムでも光学ドライブを搭載するなど、機能に不足はありません。





今回掲載しているのは、ホワイトカラーを採用するモデル。

ホワイトといってもいろいろありますが、本製品のホワイトは控え目な艶感を持つシックなカラーで、多くの方に使いやすいのではないでしょうか。

中央部に配置されたデルのロゴも、従来モデルと比べるとややスリムなデザインに変更されており、高級感が増しています。

些細な事であるように思う方もおられるかもしれませんが、ロゴのデザインって製品のイメージを変えてしまうくらいインパクトがあります。この変更は私的に好みです。

カラーバリエーションに関しては、2017年12月08日時点では上写真のホワイトのほか、リーコンブルー、ローズゴールド、ブラック、シルバーをラインアップしています。




背面、正面から見た筐体全体の様子。
15.6型ノートながら、非常にスリムです。



ディスプレイには、15.6型フルHD(1920×1080)の非光沢液晶を採用。
画面サイズが大きく、かつ高解像度であるため、情報の表示量が多く作業がしやすいです。

非光沢という点も、明るい場所でも画面が閲覧しづらくなりにくいため、良いですね。






視野角は狭いですが、真正面から見ている分には見えかたに問題はありません。




ディスプレイの上部にはWebカメラ、下部にはDELLのロゴが配置されています。



ディスプレイの最大開閉角度は約135度。
可動域は標準的です。




筐体側面に搭載されている、インターフェースの内容をチェックします。

左側面。
電源コネクター、USB3.1(Type-C)、HDMI、LAN、USB3.1(Type-A)×2基、オーディオジャックが搭載されています。



右側面には3-in-1 SDカードリーダー、USB2.0、DVDドライブ、セキュリティケーブル用のスロットが並びます。




正面、背面側には何も見当たりません。


端子の種類や数が多く、LANも搭載しており、DVDドライブも標準で備えるなど、利用には不足のないインターフェースの内容だと思います。

最近は端子の種類・数が少ないノートも多いですが、普段使いにはこのようなノートPCの方が使いやすいですね。




筐体底面です。
写真は上が筺体正面、下が筐体背面側となります。

バッテリーは内蔵式です。



底面パネルの中央には、inspironの型押しによるロゴが配置されています。



底面パネルの端の方、正面寄りの位置にスピーカーを内蔵。

Waves MaxxAudio Proに対応しており、専用のサウンドユーティリティを使用してサウンドの調整を行えるようになっています。




Waves MaxxAudio Proのサウンドユーティリティ



Inspiron 15 5000(5570)本体と、付属の電源コネクター&ケーブルです。




電源アダプターは19.5V、3.34Aで65W。

掲載モデルは外部グラフィックス搭載の構成であるため、65Wの電源アダプターが付属していましたが、内蔵グラフィックスを利用する構成のモデルでは、45Wの電源アダプターが付属するようです。



キーボードの操作性

Inspiron 15 5000(5570)に搭載のキーボードをチェックします。





右側にテンキーを搭載する、日本語キーボードです。

BackspaceやEnterキー付近の形状が、一般的なキーボードと比較するとやや変わっていますが、使い勝手は普通に良いです。

キー配列は標準的ですし、キーピッチやストロークにも余裕があります。矢印キーが独立した配置であるところも使いやすいです。



キートップは完全にフラット。
やや、ザラつきのある素材を用いています。



キーボードまわりやパームレストには、ヘアラインの落ち着いたデザインを採用。



タッチパッドはボタン一体型。
使い勝手は普通~やや良いくらいですが、パッドの面積が広いところが便利だと思います。

あと、ホームポジションに合わせた配置となっているため、タイピング時に手のひらが触れにくいです。



Inspiron 15 5000(5570) 構成内容とその特徴について

掲載しているInspiron 15 5000(5570)の構成内容と、その特徴を解説します。

【CPU-Z】




【GPU-Z】

【Inspiron 15 5000(5570)プラチナ の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i7-8550U(1.80GHz/TB時最大4.00GHz/4コア)
ディスプレイ   15.6型ワイドフルHD(1,920×1,080)、非光沢
グラフィックス   AMD Radeon 530 グラフィックス(4GB GDDR5)
メモリ   8GB(DDR4 2400MHz)
ストレージ   256GB SSD(SATA/SK hynix製)
光学ドライブ   Tray load DVD ドライブ
無線機能   IEEE 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.1、2.4&5GHz、1×1
バッテリ   42Wh、3セル バッテリ
サイズ   380.0×258.0×22.7(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約2.28kg
カラー   ホワイト
ソフトウェア   マカフィー リブセーフ (12ヶ月間更新サービス)
標準保証   1年間 引き取り修理サービス

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2017年12月08日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home、Core i7-8550U、Radeon 530 グラフィックス、8GBメモリ、256GB SSD、DVDドライブという構成内容のモデルです。

Inspiron 15 5000(5570)には、主に第8世代のCore i5やCore i7、またグラフィックスには内蔵グラフィックスの構成のほか、Radeon 530 グラフィックスの選択肢が提供されています。さらにメモリは最大16GBメモリ、ストレージにはHDDもしくはSSDの選択肢があります。

DVDドライブは標準搭載です。

ハイスペックな構成を選べばそれなりに価格は上がりますが、現時点で見たところでは上位のモデル(i7、Radeon 530、16GB、Officeつき)でも10万円台前半(クーポン使わず)に収まっており、構成の割にリーズナブルな製品だと思います。

画面サイズも大きく、メインPCとして利用するのに適したノートPCです。



以下、掲載モデルに搭載されているストレージの内容です。


ストレージの仕様(販売製品に同じモデルが搭載されるとは限りません)


ストレージの内訳

SSDには、SK hynix製の「SC311」という256GB SSD(SATA)が搭載されていました。
本製品にはSSDとHDDの構成が提供されており、SSDは最大256GBまで、HDDは2TB容量のモデルを選べるようです。

パフォーマンスを考えるのならSSDのモデルを選びたい所ですが、容量が必要な場合はHDDのモデルの方が便利かもしれません。

とはいえ、容量を消費するような用途にPCを利用しない限りは、256GBで十分だという方がほとんどでしょう。



ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているInspiron 15 5000(5570)で実施したベンチマークテストの結果です。

「切り替え可能なグラフィックアプリケーション設定」にて、Radeonグラフィックスの設定をハイパフォーマンスにした上で実行しています。

なお、以下のスコアは電源プランで提供されている「省電力」と「Dell」の2種のプランのうち、「省電力」を選んだ場合のスコアです。

「Dell」で実行した場合、性能はもう少し向上するでしょう。選択する電源プランにより、ベンチマークの結果は大きく変わりますので、参考データの1つとしてご覧ください。



【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用


【3DMark】




上からSky Diver、Fire Strike、Time Spyの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


左から1280×720(標準品質)、1920×1080(標準品質)/ウィンドウモードで実行


【FINAL FANTASY XIV 紅蓮のリベレーター】



上から1280×720、1920×1080(DirectX 11/標準品質(ノートPC))


【CINEBENCH R15】


ドラクエXなどかなり軽めのゲームなら、なんとかプレイできそうなくらいの性能です。

外部グラフィックを搭載しているといっても、ハイパワーなグラフィックではないため、本モデルもゲームメインの用途には向きません。あくまでも、プレイできるのはライトなゲームのみです。

とはいえ、外部グラフィックを搭載すると全体の性能が底上げされます。
写真や画像編集のようなやや重い作業を頻繁に行うような方は、外部グラフィックの構成を選んでおくと作業がスムーズにいきやすいです。



消費電力・温度

アイドル時、およびベンチマーク実行時(3DMark)のInspiron 15 5000(5570)の消費電力を測定してみました。

画面の輝度は50%に設定、バックライトキーボードはオフに設定した上で測定しています。(以降、全てこの設定を適用)

アイドル時 ・・・ 7W
ベンチマーク実行時 ・・・ 68W

※実際の値は若干上下します

アイドル時は非常に低消費電力です。
一方でベンチマーク実行時は、外部グラフィックスを搭載しているためか、若干消費電力は上がります。

といっても、全体的に消費電力は低めです。




アイドル時、高負荷時(3DMarkのFire Strikeを20分以上実行)のパーツ温度を測定してみました。

高負荷な状態が続くと、ややCPUの温度が上がりやすいようです。
CPU高温時、パフォーマンスに問題が出るような事はありませんでした。




高負荷な状態が続いた場合の、キーボード表面温度を測定してみました。

高負荷時、キーボードの左側と中央の温度が上がりやすいようです。

連続してタイピングを行うような場合だと、やや指先が温かいと感じますが、パームレストが低温であるためか、あまり温度の高さは気になりませんでした。



バッテリ駆動時間

バッテリ―ベンチマークのbbenchを利用し、Inspiron 15 5000(5570)のバッテリ駆動時間を測定。

ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、ワイヤレスLANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。




バッテリの電力が100%から3%に減少するまでの時間は28250秒。
約7.8(7.847222222…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

外部グラフィック搭載のモデルですが、ライトな作業では比較的バッテリーの持ちは良いようです。

負荷をかけた使い方をした場合、大幅にバッテリ駆動時間が短くなる可能性はありますが、そもそも本製品はモバイルノートではないため、特に問題にはならないと思います。



Inspiron 15 5000(5570) まとめ

Inspiron 15 5000(5570)のレビューは以上となります。
インテル第8世代のCoreプロセッサを採用する、DVDドライブ搭載の15.6型フルHDノートです。

CPU内蔵グラフィックスの構成はもちろん、Radeon 530グラフィックスの構成も選べるなど、ライトな用途から比較的パワーのある用途にも対応できるマシンです。

画面サイズが大きく解像度もフルHDと高いため、ストリーミングの視聴や、写真・動画編集にも向いています。

パフォーマンスの割に手頃な価格であること、またリーズナブルながらもデザイン性にこだわっており、多くの方に利用しやすいノートPCだといえるでしょう。

性能と価格のバランスが良いコストパフォーマンス重視のPCをお探しの方、またメインPCとして使えるノートをお探しの方には特におすすめです。

製品ページに記載されているクーポンを利用すればよりお得に購入できるため、購入される場合は忘れずご利用ください。