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デルが販売するノートPC、Inspiron 15 5000(5576)ゲーミングのレビューです。

Inspiron 15 5000(5576)ゲーミングは、プロセッサに AMD FX 9830Pを、またグラフィックスにはRadeon RX560(4GB)を搭載する15.6型のノートPC。

ゲーミングという位置付けの製品ながら、なんと10万円を切る(税抜・配送料込)価格を実現したリーズナブルな製品です。

クーポンを使えば、もっと安く買える可能性があります。

構成的に高負荷なゲームタイトルには向きませんが、ライトなタイトルであれば快適にプレイできるだけの性能をもちあわせていることに加え、記事作成時点では Adobe Photoshop Elements & Adobe Premiere Elementsが無料で追加できるキャンペーンが実施されるなど、お得感の大きい製品です。

軽めのゲームがプレイできるPCが欲しい、写真や動画編集に使えるPCが欲しいという方にとって、魅力の大きいノートPCだといえるでしょう。

今回は、「Inspiron 15 5000 ゲーミングプラチナ・RX560搭載」というモデルを使用してみましたので、その外観や使い勝手、性能面について詳しくご紹介いたします。

【Inspiron 15 5000(5576)ゲーミング レビュー記事目次】

・Inspiron 15 5000(5576)ゲーミング 筺体外観や操作性をチェック
外観・インターフェースキーボードの操作性

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動時間バッテリ駆動時間

・製品のまとめ
Inspiron 15 5000(5576)ゲーミング まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Inspiron 15 5000(5576)ゲーミング 筺体外観・インターフェース

Inspiron 15 5000(5576)ゲーミングの筐体外観をチェックします。

以前 Inspiron 15 ゲーミング(7567)という、インテルCPUやNVIDIAのグラフィックカードを採用する15.6型ノートをご紹介しましたが、そのモデルの外観と似たデザインを採用しています。





天板のデザインは、インテルCPU採用のモデルとほぼ同じ。
ブラックカラーのマットな天板の中央に、DELLのロゴを組み合わせたシンプルなデザインです。

赤と黒のメリハリある配色が、ゲーミングPCらしい雰囲気を醸し出しています。




背面、正面側から見た筐体の様子。
15.6型のゲーミングノートにしては、ややコンパクトな印象を受ける筐体のシルエットです。



ディスプレイには15.6型フルHD(1920×1080)の非光沢液晶を採用。
光が反射しづらいところが良いですね。





視野角は狭いです。
正面から閲覧する分には視認性には問題ありませんが、私自身は視野角の広いIPS液晶の方が好みです。




ディスプレイの上下ベゼルには、WebカメラとDELLのロゴを配置。



ディスプレイの最大開閉角度は約140度。
ノートPCのディスプレイとしては、可動域は広い方です。




筐体側面のインターフェースの内容をチェックします。

左側面の様子。
電源コネクター、USB3.0×2基、ヘッドフォン出力とマイク入力のコンボポートが並びます。



右側面。
SDカードリーダー、USB3.0、HDMI 1.4a、LAN、セキュリティスロットが並びます。光学ドライブはありません。

なお、こちら側にあるUSB3.0はPowerShare仕様に対応しており、電源オフ時の充電が行えます。




正面側、背面側には何もありません。




背面部分のデザインがさりげなく凝っています Inspiron 15 ゲーミング(7567)とはデザインが異なるようです





底面全体の様子。
写真は上が筐体背面、下が正面側です。

バッテリは完全に内蔵されているため、脱着は不可。
底面全体を覆うようにねじ止めされたカバーが取り付けられており、そのカバーを開くことで内部へアクセスできます。



底面部分にサブウーファーが内蔵されているのが見えます。




PC本体と付属の電源アダプター、ケーブル。



19.5V、6.7Aで130Wの電源アダプターです。
本製品で提供されているのは、この130W電源アダプターのみとなります。



キーボードの操作性

Inspiron 15 5000(5576)ゲーミングに搭載されている、キーボードの操作性をチェックします。





右側にテンキーを搭載する、アイソレーションタイプの日本語キーボードを採用しています。

BackspaceやEnterキーがやや小さく、慣れるまでは打ちづらさを感じるかもしれませんが、その点にのみ慣れてしまえば操作感は悪くないキーボードです。

タッチパッドやスピーカーなど、ポイント的に赤の配色を用いているところがおしゃれな雰囲気ですね。



キートップの様子です。
ややザラツキのあるマットな素材を使用しており、指紋のあとが目立ち難いです。



キーボードの上部にはスピーカーを内蔵。
底面にあるサブウーファーとあわせ、サウンドに凝っている印象を受けますね。

加えて本製品のサウンドはWaves MaxxAudio Proに対応しており、専用のユーティリティを使うことでサウンドのカスタマイズが行えるようになっています。




プリインストールされているサウンドユーティリティ Waves MaxxAudio Pro



ボタン一体型のタッチパッド。
良くも悪くもないという操作感でしょうか。

パッドが配置される位置は程よく、タイピングを行っていてもパッドに手が触れづらいです。



Inspiron 15 5000(5576)ゲーミング 構成内容とその特徴について

掲載しているInspiron 15 5000(5576)ゲーミングの構成内容と、その特徴について解説します。

【CPU-Z】




【GPU-Z】

【Inspiron 15 5000(5576)ゲーミング の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   AMD FX 9830P(3GHz~最大3.7GHz)
ディスプレイ   15.6型ワイドフルHD(1,920×1,080)、非光沢
グラフィックス   AMD Radeon RX560(4GB GDDR5)、Radeon R7 グラフィックス
メモリ   8GB(DDR4 2400MHz)
ストレージ   256GB SSD(SATA/東芝製)
無線機能   IEEE 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.1、2.4&5GHz、1×1
バッテリ   74Wh、6セル バッテリ
サイズ   383×265×25.3(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約2.47kg
標準保証   1年間 引き取り修理サービス

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2017年09月13日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home、AMD FX 9830P、Radeon RX560(4GB)、8GBメモリ、256GB SSDという構成内容のモデルです。

記事作成時点では上記構成のモデルと、16GBメモリ、256GB SSD&1TB HDDという2ドライブ構成を採用するモデルが提供されています。

CPUやグラフィックスは両モデルとも同じです。

重いゲームが快適にプレイできるようなパワーはありませんが、10万を切る価格でライトなゲームのプレイが可能であったり、SSD搭載でサクサクとした使用感を実現しているというのはなかなかお得感が大きいのではないかと思います。

現時点で確認の内容となりますが、今なら写真や動画編集が行えるAdobe Photoshop Elements & Adobe Premiere Elementsが無料で選択できるなど、特に写真や動画の編集が行える手頃なノートPCが欲しいと思われていた方には、魅力が大きいのではないでしょうか?

ソフトのお値段なども考慮すると、ものすごくお得なノートPCだと思います。

なお、Adobe編集ソフトはデフォルトでは選択されていません。欲しい方は、製品購入時の追加を忘れないようにしてください。



以下、搭載ストレージの詳細です。


SSDの仕様(実際の製品とは異なる可能性があります)


ストレージの内訳

SSDには、東芝製の「THNSNK256GVN8」という256GB M.2 SSDが搭載されていました。
256GBもの容量があれば、ゲームのインストールを行うにあたって不便を感じることはないと思います。ディスクの処理も高速です。

容量が必要な方は、256GB SSDに加えて1TB HDDを追加した上位モデルを選びましょう。



ベンチマークテストの結果

以下、Inspiron 15 5000(5576)ゲーミングで実施したベンチマークテストの結果です。

Radeon専用のユーティリティより、アプリケーション実行時のグラフィックスの挙動を「ハイパフォーマンス」に設定した上で、実行しています。




Radeon追加設定の「切り替え可能なグラフィックアプリケーション設定」

本製品はNVIDIA Oputimusテクノロジーを採用するPCのように、PCにかかる負荷に応じて「ハイパフォーマンス」もしくは「省電力」といったグラフィック設定が自動で割り当てられるようになっており、負荷の低い作業時には省電力設定が、またゲームなど高負荷な状況では自動的にハイパフォーマンスな状態へと移行するようになっています。

が、中途半端な負荷のアプリケーション・・例えばドラクエXのような軽めのゲームを実行した場合、省電力設定が優先されてしまい、本来のパワーを発揮できない可能性があります。

そのような現象を避けるために、予め各ベンチマークソフトウェア実行時のグラフィックスの挙動を「ハイパフォーマンス」に設定した上で実行しました。



【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用


【3DMark】




上からSky Diver、Fire Strike、Time spyの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


左から1280×720(標準品質)、1920×1080(標準品質)/ウィンドウモードで実行


【ファンタシースターオンライン2 EP4】


1280×720(設定3)、1920×1080(設定3)


【FINAL FANTASY XIV 紅蓮のリベレーター】



上から1280×720、1920×1080(DirectX 11/高品質(ノートPC))


【CINEBENCH R15】


ドラクエXくらいの負荷のゲームタイトルであれば、画質を高めにしても快適にプレイできるパフォーマンスを持ちあわせています。

やや重めのタイトルだと、画質を落としてもフルHDでのプレイはちょっと難しいかもしれません。

あくまでも、軽めのゲームを楽しむためのノートPCだと考えた方が良いでしょう。複雑な処理をしない、写真や動画編集用のマシンとしてもおすすめです。

本製品の価格を考えると、用途に見あうのであればかなりコストパフォーマンスの高いモデルです。



消費電力・温度

Inspiron 15 5000(5576)ゲーミングの消費電力を測定。
以下、アイドル時およびベンチマーク実行時(3DMark)の消費電力測定結果です。

画面の輝度は50%に設定、切り替え可能なグラフィックアプリケーション設定は、デフォルトの設定にした上で測定しています。(以降、全てこの設定を適用)

アイドル時 ・・・ 6W
ベンチマーク実行時 ・・・ 78W

※実際の値は若干上下します

ベンチマーク実行時の消費電力はやや上がりますが、アイドル時の消費電力はかなり低いです。




さらに、高負荷時のキーボード表面温度を測定。

高負荷な状態が続くとキーボード中央がやや温かくなるようですが、あまり気にはなりません。
快適にタイピングを行えます。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

Inspiron 15 5000(5576)ゲーミングの再起動時間を測定。
以下、PassMark Rebooterの実行結果です。

1回目 0:52
2回目 0:53
3回目 0:54
4回目 0:52
5回目 0:51
6回目 0:53
7回目 0:53
8回目 0:53
9回目 0:54

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 52秒

再起動にかかる時間は およそ52秒。
SSDを搭載してるため、起動も再起動も速いです。



バッテリ駆動時間

Inspiron 15 5000(5576)ゲーミングのバッテリ駆動時間を測定してみました。

駆動時間の測定には bbenchを使用、設定はストロークの実行が10秒毎に、無線LANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。




バッテリの電力が100%から5%に減少するまでの時間は41667秒。
約11.5(11.5741666666…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

ゲーミングノートPCの割にはバッテリの持ちは良いです。

バッテリが持つのはライトな作業時に限ってであり、負荷をかけるような環境ではバッテリの持ちは大幅に短くなる可能性がありますが、それでもゲーミングPCにしてはそこそこ持ちは良いです。

バッテリの持ちが良いノートは電源の確保できない場所でも使いやすく、何かと便利だと思います。



なお、本製品には「Power Manager Lite」というバッテリーのユーティリティソフトがプリインストールされており、バッテリの状態の確認や、ピークシフトの設定などを行うことが可能です。


Power Manager Lite



Inspiron 15 5000(5576)ゲーミング まとめ

Inspiron 15 5000(5576)ゲーミングのレビューは以上となります。

プロセッサに AMD FX 9830Pを、またグラフィックスにはRadeon RX560(4GB)を搭載する15.6型のノートPCです。

ゲーミングPCながら10万円を切る価格で販売されており、手頃なゲーミングノートが欲しい、写真や動画編集に使えるPCが欲しいという方にとって、魅力の大きいノートPCだといえるでしょう。

重いゲームのプレイには向きませんが、軽めのゲームタイトルであれば快適にプレイできる位のパワーは持ちあわせており、用途に見あうのであればかなりコストパフォーマンスは高いです。

様々なゲームを楽しみたい方には性能が心許ない可能性もあるため、そういった方には本製品よりもやや高性能なInspiron 15 ゲーミング(7567)の方がおすすめです。

なお、記事作成時点では Adobe Photoshop Elements & Adobe Premiere Elementsが無料で追加できるようになっています。(時期によってはキャンペーンが終了している可能性あり)

必要な方は忘れずに追加しましょう。