NECが販売するノートPC、LAVIE Direct HZ(2015年秋冬モデル)のレビューです。

LAVIE Direct HZは、13.3型液晶を搭載するサイズでありながらも、最小で約779gという重量を実現する超軽量モバイルノートPC。

本製品にはタッチパネル(フルHD/WQHD)を搭載する2in1構造のノートと、非光沢液晶(WQHD)を搭載するノートが提供されており、今回掲載するのは非光沢液晶を搭載するWQHD液晶モデルとなります。

2in1構造ではありませんが、2in1タイプのモデルよりも軽く、PCを頻繁に持ち運びされる方には非常に使いやすいマシンです。

というわけで以下、LAVIE Direct HZの詳細です。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在販売中のモデルについては、以下の記事をご覧ください。

LAVIE Direct HZ[Hybrid ZERO]のレビュー

【LAVIE Direct HZ [Hybrid ZERO] WQHD液晶モデル レビュー記事目次】

・LAVIE Direct HZ(WQHD液晶モデル) 筺体外観や操作性など
外観・インターフェースキーボードの操作性重量チェック液晶の見やすさ主なオプション品・付属品

・構成内容や特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動時間バッテリ駆動時間

・製品レビューのまとめ
LAVIE Direct HZ まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


LAVIE Direct HZ(WQHD液晶モデル) 外観・インターフェースをチェック

まず、LAVIE Direct HZ(WQHD液晶モデル)の筺体外観やインターフェースの内容をチェックします。

冒頭でも述べたように、今回掲載しているのはWQHDの非光沢液晶を搭載したモデルであり、同じLAVIE Direct HZでも 2in1タイプのモデルとは外観が若干異なりますので、参考にされる際はその点にご注意ください。





筺体のボディカラーはストームブラック。
天板にはLAVIEの文字が大きめにプリントされています。

くっきりとした感じのブラックカラーが筺体全体に採用されており、ちょっと素朴過ぎるかなとも思いますが、シンプルかつ落ち着いた雰囲気のデザインです。

マットな質感ですが、指紋はやや付きやすいです。




背面から見たところ


正面から見たところ


電源オンの状態

筺体は約16.9mmと薄く、どの角度から見てもスリムなシルエットです。



ディスプレイには13.3型WQHDの非光沢パネルが搭載されています。
仕様によるとIGZO液晶のようです。

IPSなどの記載はありませんが、視野角が広く見やすいです。



液晶の上部には、HD解像度対応(92万画素)のWebカメラが内蔵されています。




筺体側面のインターフェースの内容を確認します。

筺体左側面にはセキュリティスロット、電源コネクター、電源ボタンが並びます。
電源コネクターは角型です。



右側面にはヘッドフォン出力やマイク入力のコンボポート、メディアカードスロット、USB3.0×2、HDMI端子が並びます。




前面、背面にはなにもなし。


非常にスリムな筐体を採用しているため、LANポートが搭載されないなど端子の種類や内容はやや少なめです。

LAN無しは、最近のネット事情を考えると特に問題はないのではと思いますが、有線LANを利用したい方は、製品購入時に「USB-LAN変換アダプタ」を追加できますので、そちらを選択されると良いでしょう。

同じように、HDMIをミニD-sub15ピンに変換可能な「VGA変換アダプタ」の追加も可能です。




液晶は180度を少し超えるあたりまで開く事ができます。

絶対に必要ではありませんが、個人的にこの構造は好みです。
特に、ノートPCの画面を外部に出力して利用(外部液晶のみを利用)する場合などに便利だったりします。



筺体底面の様子。
底面カバーは一枚板の構造で、バッテリは内蔵タイプです。



正面側に2基のスピーカーが内蔵されています。



PCと付属の電源アダプター。




アダプターはプラグの形状が角型です。
仕様は20V、2.25Aで45W。



キーボードまわりの操作性をチェック

次に、LAVIE Direct HZ(WQHD液晶モデル)のキーボード周りの操作性をチェックします。





アイソレーションタイプのキーボードを採用しています。
テンキーはなし、キーのピッチは18mm、ストロークは約1.2mmと筐体が薄いだけあって、かなり浅いキーボードです。

使いやすいか使いにくいかでいうと、キーが浅すぎてやや使いにくいと言えるのですが、普段使っているキーボードの慣れの影響も大きいです。

しばらく使っているとキーの浅さに慣れてきて、最初に感じた使い難さはなくなってきます。
といっても私自身は、一日中これで文字を入力するのはしんどいかなと思いますが、それ程入力作業が多くはないのなら、特に問題はないです。


ちなみに、左下のFnとCtrlの位置が一般的なキーボードとは逆です。

私自身は、普段からこの配置のキーボード(Fnが左、Ctrlが右)を利用しているので使いやすいのですが、そうでないのなら、慣れるまでは違和感があるかもしれません。




キートップは完全に平ら

タッチパッドはボタン一体型。
ややクリックボタンが浅いですが、使い心地は普通です。

気になる・・という程ではないのですが、パッド面に軽く触れただけでクリックの動作が起こってしまう事があり、気になる方はタッチパッドのプロパティで感度を調整すると良いでしょう。



重量

重量を測定してみました。
LAVIE Direct HZ(WQHD液晶モデル)の重量です。

2in1 タッチパネル液晶モデルは、掲載モデルよりも重量が重くなります。



781g。
ほぼ仕様(約779g)と変わらない重さです。

これは標準バッテリを搭載した場合の重さで、大容量バッテリを搭載した場合だと約850gの重さになります。



片手で軽々持てるくらい、軽いです。
PCを頻繁に持ち運びするような方には、非常にありがたいPCだと思います。

ちなみに筐体が重いと、自然に持ち上げたり置いたりといった動作が慎重になりますが、軽いとうっかり落としてしまったりしやすいので、注意が必要です。



液晶の見やすさ

LAVIE Direct HZ(WQHD液晶モデル)の液晶をチェックします。




13.3型で2560×1440ドットという超高解像度の非光沢液晶を採用しています。

非常に解像度が高く、写真や映像などを高精細な表示で楽しめます。
項目やテキストの表示サイズはデフォルトでは200%に設定されており、アイコンや文字のサイズはかなり大きめの表示です。




画面の表示サイズが200%の場合(デフォルト設定)


画面の表示サイズが100%の場合

100%だと、小さすぎて操作が困難です。
やや大きめの表示設定で利用するのが好ましいと言えます。





広視野角・・と仕様にあるとおり、視野角が広く見やすいです。
また非光沢液晶の割に色鮮やかだと思います。



主なオプション品

本製品の主なオプション品をご紹介します。
標準付属するものではありませんので、必要な方は購入時のカスタマイズでご選択ください。



左からUSBケーブル、VGA変換アダプタ、USB-LAN変換アダプタ。
USBケーブルは、オプションで追加できる外付け光学ドライブのケーブルです。



外付けのDVDスーパーマルチドライブ。



DVDドライブの重さは192g。
PC本体と同様に、非常に軽いです。



LAVIE Direct HZ 構成とその特徴

LAVIE Direct HZの構成とその特徴について解説します。
以下、掲載しているLAVIE Direct HZの主な構成内容です。

【CPU-Z】




【LAVIE Direct HZ[Hybrid ZERO](WQHD液晶モデル) の主な構成】

OS   Windows 10 Pro 64bit
プロセッサ   Core i7-5500U(2.40GHz/TB時最大3.00GHz)
グラフィックス   HD グラフィックス 5500
ディスプレイ   13.3型WQHD(2560×1440)、非光沢、IGZO
メモリ   8GB(8GB×1/LPDDR3 SDRAM/オンボード)
ストレージ   512GB SSD(PCIe接続/M.2/SAMSUNG製)
無線機能   IEEE802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth v4.0
バッテリ   公称の駆動時間:約5.9時間
サイズ   319(W)×212(D)×16.9(H)mm
重量   約779g(公称)
カラー ストームブラック

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2015年12月03日時点のものです。

掲載モデルの構成は上記の通り。
Windows 10 Pro、13.3型WQHD非光沢液晶、Core i7-5500U、メモリ8GB、512GB M.2 SSDを搭載する、LAVIE Direct HZ(WQHD液晶モデル)の上位構成をカスタマイズしたモデルです。

WQHD液晶モデルには大きく分けて Core i5-5200U&4GBメモリ、Core i7-5500U&8GBメモリを搭載する2種のモデルが提供されており、それぞれのモデルをさらに細かくカスタマイズできるようになっています。

いずれも性能は高いですが、上位モデルだとメモリの容量が大きい事に加え、ストレージも下位モデルでは選択できない512GB SSDを選択できますので、メモリやストレージの容量に余裕が欲しいというのならば、上位モデルの選択をお勧めいたします。

あとNECのPC製品は量販店でも購入できますが、Windows 10 Proや512GB SSD等の構成他、直販のNEC Directでしか選択できない構成が複数存在すること、またWeb限定の割引クーポン等も存在しますので、製品の購入はNEC Directがお得です。



搭載されているストレージの内容をチェックします。


SSDの詳細


ディスクの内訳

ストレージにはSAMSUNG製の「MZHPV512HDGL-000L1」という512GB SSDが搭載されていました。

M.2規格でPCIe接続であるため、非常に高速です。
その他の容量のSSDはSATA接続となっており、速度・容量共に重視する方には魅力の構成だと言えます。

ただ512GB SSDは結構価格が高く、個人的には128GB、256GBのSSDでも良いかなと思います。SATA接続ですが、それでも十分に快適なはずです。



ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているLAVIE Direct HZ(WQHD液晶モデル)で実行したベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用



【3DMark】


3DMark 各テストのスコア


Fire Strikeのスコア詳細



【BIOHAZARD 6】



【FINAL FANTASY XIV】



蒼天のイシュガルド DirectX 11で実行



【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】



【CINEBENCH】


パフォーマンスは高いです。
ストレージも爆速といっても過言ではないほど早く、日常的な作業でストレスを感じる事はないでしょう。

ゲーム向けの製品ではありませんが、マインクラフトなどかなり軽めのゲームなら画質を上げても快適にプレイできると思います。



消費電力・温度

LAVIE Direct HZ(WQHD液晶モデル) の消費電力を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク(BIOHAZARD 6)実行時の消費電力測定値です。

アイドル時 ・・・ 6W
ベンチマーク実行時 ・・・ 26W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

低電圧版のCPUを搭載する構成ですので、消費電力は低いです。




次に、LAVIE Direct HZ(WQHD液晶モデル)のパーツ温度を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6を20分以上実行)のパーツ温度です。

負荷をかけると、CPU温度はやや高めになります。
と言っても標準的な範囲内です。




さらに、LAVIE Direct HZ(WQHD液晶モデル)の高負荷時のキーボード表面温度を測定してみました。

高負荷な状態が続いても、全体的に低温です。
常時快適に入力作業などが行えると思います。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、LAVIE Direct HZ(WQHD液晶モデル)の再起動にかかる時間を測定。以下は10回の再起動時間と、その平均値です。

1回目 0:41
2回目 0:55
3回目 0:50
4回目 0:49
5回目 0:50
6回目 0:50
7回目 0:49
8回目 0:49
9回目 0:49
10回目 0:50

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 49秒

掲載製品の再起動にかかる時間は約49秒。
Windows 10搭載のPCとしては速い方です。

使用する毎にいちいち起動やシャットダウンを行う方は少ないのではと思いますが、そのような使い方をしてもストレスを感じずに利用できるでしょう。



バッテリ駆動時間

標準バッテリを搭載した、LAVIE Direct HZ(WQHD液晶モデル)のバッテリ駆動時間を測定。

駆動時間の測定にはbbenchを利用、ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎に、ワイヤレスLANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)は60秒毎という内容です。

画面の輝度は50%に設定した状態で測定しています。


バッテリの電力残量が100%から5%に減少するまでの時間は22161秒。
約6.1(6.15583333…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

長時間駆動・・という程ではありませんが、外出の合間に利用するPCとしては十分なバッテリの持ちだと言えそうです。

さらにバッテリを持たせたい方は、製品購入時のカスタマイズで大容量バッテリを追加されると良いでしょう。



LAVIE Direct HZ まとめ

LAVIE Direct HZ(WQHD液晶モデル)のレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・13.3型サイズのノートながら、最小重量約779gと超軽量を実現
・WQHDの非光沢液晶を採用(2in1タイプはタッチWQHD、もしくはタッチフルHD)
・Windows 10搭載
・Core i5やCore i7を選べる
・ストレージには最大512GB SSD(PCIe接続)を選べる(上位モデル/NEC Direct限定)

最小重量約779gという、驚異の軽さを誇る13.3型のモバイルノートです。
写真だけでは伝わりにくいですが、例えば中身が空っぽのモックアップとして手渡されたとしたら、確実に信じてしまうだろうと思えるくらい軽いマシンです。

今はタブレットとモバイルキーボードを組みわせて軽量化するなど、様々な工夫でPCを軽くモバイルする事が可能ですが、性能や使用感は通常のPCに比べると劣ります。

タブレットなどではなく、ハイスペックなパーツやキーボードを搭載する普通のPCを持ち歩きたいという方には、本製品は非常に魅力の大きいマシンだと言えるでしょう。

性能も高く、自宅でも外出先でも一日中快適に利用できると思います。

ハイスペックな構成を選択すると、やや価格が高めになってしまう点は悩ましいですが、Webでの購入は割引クーポンが利用できる事、また利用の快適度などを考慮すれば価格だけの価値がある製品だと言えます。

なお、今回はWQHD液晶モデルをご紹介しましたが、本シリーズにはタッチパネルを搭載する2in1タイプのモデルもラインアップされています。

やや重量は重くなりますが(約926g)、タブレットスタイルで利用できるなどまた違った便利さを持つモデルです。LAVIE Direct HZの購入を検討されている方はあわせてそちらのモデルもご覧いただければと思います。

製品購入時は、製品ページに記載されているクーポンコードを忘れずにご利用ください。


当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在販売中のモデルについては、以下の記事をご覧ください。

LAVIE Direct HZ[Hybrid ZERO]のレビュー