LAVIE Direct NS(H) 簡易レビュー 15.6型の高機能・高性能プレミアムノート
イベントにて、NECが販売する LAVIE Direct NS(H)という15.6型ノートに触れる機会が持てましたので、簡単にですが製品についてレビューしたいと思います。
LAVIE Direct NS(H)は、15.6型液晶を搭載するノートPC。
第7世代のCoreプロセッサを搭載する、高機能・高性能なマシンです。
LAVIE Direct NSシリーズには、プレミアムモデル、ハイスペックモデル、スタンダードモデルの3種が提供されており、掲載モデルは最上位のプレミアムモデルとなります。
4K、およびフルHDのタッチパネルが選べるほか、最大16GBメモリ、ストレージにはSSD&HDDの搭載も可能であるなど、負荷のかかる作業をサクサク行いたい方に向いたマシンです。
光学ドライブを標準搭載しているということに加えて、ヤマハ製のステレオスピーカーの採用など、エンターテインメント用途のPCとしても存分に活用できます。
今回は、この LAVIE Direct NS(H)の外観や特徴、機能、構成などについてご紹介させていただきます。
【LAVIE Direct NS(H) 記事目次】
LAVIE Direct NS(H) 主な特徴
以下、LAVIE Direct NS(H)の主な特徴です。
・15.6型4K、フルHDのタッチパネルを選べる
・インテルの第7世代Core i7、Core i5を選べる
・防滴構造をそなえたキーボードを採用
・2.1ch YAMAHAサウンドシステムを採用(スピーカ 2W+2W ウーファ 4W)しており、高音質
・USB 3.1(Type-C)、USB 3.1(Type-A)などの端子を搭載しており、使い勝手が良い
・NFCを選択できる
・HDD、SSHD、SSD&HDDの構成を選べる
インテルの第7世代Coreプロセッサや、15.6型のタッチパネルを搭載する高性能ノートPCです。
高性能・・とはいっても、外部グラフィックを搭載するゲームが出来るような製品ではありませんが、最大16GBメモリ、ストレージにはHDDやSSHDの他、SSD&HDDの構成も選択できるなど、スタンダードタイプのノートとしてはハイスペックな内容となっています。
加えて機能性が高く、防滴構造を備えたキーボードの採用や、YAMAHAサウンドシステムに対応するスピーカーの搭載など、一般的なノートにはない魅力を持ちあわせています。
USB 3.1 Type-Cや USB 3.1 Type-Aなど、端子の内容が充実している所も便利ですね。
選択する構成によって性能の高さは変わるものの、どの構成を選んだとしてもそこそこハイパフォーマンスであり、サクサク作業が出来るノートが欲しいという方はもちろん、簡単な写真や動画編集など、やや負荷のかかる作業を行うことがあるという方にも向いています。
本製品は最上位モデルとなりますが、LAVIE Direct NSシリーズ全体では、ややスペックを落としたLAVIE Direct NS(S)、価格を抑えたLAVIE Direct NS(e)などのモデルもラインアップされていますので、用途に合ったモデルを選択すると良いでしょう。
クーポンを利用すれば、どのモデルも割引価格で購入することができます。
あと旧モデルだとかなり安く買えるため、最新製品でなくても良いという方にはそちらの方がお勧めかもしれません。
LAVIE Direct NS(H) 筺体外観の様子や操作性をチェック
LAVIE Direct NS(H) の筐体外観をチェックします。
本製品には5色のカラーバリエーションが提供されており、カスタマイズで好みのカラーを選択できるようになっています。
ただし選択するモデルにより選べないカラーもあり、例えば4K液晶を選択した場合、クリスタルブラックの選択肢のみとなりますが、フルHD液晶搭載のモデルではクリスタルブラックをはじめ、クリスタルホワイト、クリスタルレッド、クリスタルゴールド、シャインホワイトなどから選ぶことが可能です。
今回掲載しているモデルは、クリスタルブラックのモデルとなります。
クリスタルブラックカラーを採用したモデルです。
光沢感のある素材を使用しており、指紋が目立ちやすいという欠点はあるものの、陶器のような艶感とメリハリのあるブラックカラーがとても美しい筐体です。
左側面の様子。
左から電源コネクター、LAN、HDMI出力、USB3.1 Type-A、USB3.1 Type-C、ヘッドフォン端子、ヘッドフォン&マイク端子が並びます。
右側面です。
左からUSB3.0×2基、光学ドライブ、セキュリティロックケーブル用のスロットが並びます。
光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブの他、ブルーレイディスクドライブの選択も可能です。
USBは全4基、うちUSB3.1 Type-Aや USB3.1 Type-Cが含まれるなど、家庭用のノートPCとしては、申し分のない内容のインターフェースです。
光学ドライブをよく利用される方にも便利な製品だと思います。
キーボード全体の様子。
右側にテンキーを搭載する、アイソレーションタイプの日本語キーボードです。
キートップにボディと同色のカラーが採用されている点など、デザインに一体感があってお洒落に感じられます。
製品解説によると、フローティングキーボードと呼ばれる、文字の見やすさ入力のしやすさを意識したデザインが採用されているのだとか。
また防滴構造が採用されているそうで、万が一飲み物をキーボードの上にこぼしてしまったとしても安心です。
防滴・・といっても、確実に水が内部へ侵入することを防ぐことができるというものではありませんが、少なくとも遅らせることはできるため、システムをシャットダウンさせる時間くらいは稼ぐことができると思います。
あと、掲載製品には搭載されていませんが、パームレスト上にNFCを内蔵するオプションを選択することが可能です。
操作性に関しては、キー配列に変わったところがなく、また上段のカーソルキーや右下の矢印キー付近など、キー間のスペースが理想的だと思われる配置となっているためか、使うのが初めてであってもとても打ちやすいです。
タッチパッドはボタン一体型。
パームレストの光沢感ある素材とはうって異なり、この部分にはサラサラとしたマットな素材が用いられています。
使い勝手は普通だと思いますが、マウスを使う方が大半だと思われるため、あまり気にする所ではないかもしれません。
キーボードの上には、NECの製品ではおなじみのボタン群。
音量調整(デフォルトの設定では)や、ソフトを起動させたりする事ができるものです。
キーボード上部のボタンを挟んで左右には、2.1ch YAMAHAサウンドシステムに対応するスピーカーが搭載されています。
ウーファも内蔵するなどノートPCにしては音質に拘りがあり、PCで音楽を聴いたり映画鑑賞などをされるような方にもおすすめの製品です。
LAVIE Direct NS(H)で選べる構成
LAVIE Direct NS(H)で選択できる主な構成をご紹介します。
2016年11月19日確認の構成です。
4Kタッチパネル液晶モデル | フルHDタッチパネル液晶モデル | |
---|---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット Windows 10 Pro 64ビット |
|
CPU | Core i7-7500U | Core i7-7500U Core i5-7200U |
液晶 | 15.6型ワイド4Kタッチパネル、IPS | 15.6型ワイドフルHDタッチパネル、IPS |
メモリ | 8GB(4GB×2、PC4-17000) 16GB(8GB×2、PC4-17000) |
8GB(8GB×1、PC4-17000) 16GB(8GB×2、PC4-17000) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 620 | |
ストレージ | 1TB HDD(SATA、5400rpm) 128GB SSD(PCIe)+ 1TB HDD(SATA、5400rpm) 1TB SSHD(SATA、5400rpm/NAND型フラッシュメモリ) |
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光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ ブルーレイディスクドライブ |
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通信機能 | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応 IEEE802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth |
|
NFC | NFCポート本体内蔵 | なし NFCポート本体内蔵 |
重量 | 約2.7kg | 約2.5kg |
カラー | クリスタルブラック | クリスタルホワイト クリスタルブラック クリスタルレッド クリスタルゴールド シャインホワイト |
ソフトウェア | 標準ソフトウェアパック ミニマムソフトウェアパック |
大きく分けて2種の構成が提供されています。
どちらも液晶以外は似た構成ではありますが、一部選択できる構成とできない構成が存在します。
例えば、4K液晶を搭載するモデルで選べるCPUが Core i7-7500Uのみであるのに対し、フルHDのモデルでは Core i7-7500Uと Core i5-7200Uを選択できます。
またNFCは、4K液晶モデルでは標準搭載となりますが、フルHDのモデルでは有り無しを選べます。
さらにカラーバリエーションについては、4K液晶モデルはクリスタルブラックのみであるのに対し、フルHDのモデルでは5色のカラーを選択できるなど、選択肢はフルHDモデルの方が多く提供されているようです。
多分、実用性などを考えるとフルHD液晶を選ぶ方が大半ではないかと思うのですが、中には写真や動画などの映像を高精細な液晶で楽しみたいという方もおられるでしょう。
選べる構成の違いなども視野に入れた上で、自分の用途にあった構成を選択するようにしましょう。
LAVIE Direct NS(H) まとめ
LAVIE Direct NS(H)については以上となります。
今回ご紹介した製品は、LAVIE Direct NSシリーズの中でも上位にあたるモデルであり、選択する構成によって若干の性能の違いはあるものの、全体的にハイスペックな構成が提供されています。
普段の作業をサクサクとこなせる高性能ノートが欲しい方、また音楽や動画鑑賞、簡単な写真や動画の編集など、やや重めの作業を行う方におすすめのモデルだと言えるでしょう。
高性能であるだけではなく機能なども充実しているため、とにかく利用に不便の無いPCが欲しいというような方も、本製品を選んでおけば間違いないと思います。
途中でも述べたように、掲載モデル以外にもややスペックを抑えたLAVIE Direct NS(S)、価格を抑えたエントリーノート LAVIE Direct NS(e)などのモデルもラインアップされていますので、軽い作業しかしない、価格を抑えたいという方はそちらの下位モデルをお選びください。
どのモデルもそうですが、キャンペーンやクーポンを利用すれば通常よりもお得に購入することができますので、製品を購入の際はキャンペーンなどの内容もあわせてチェックされることをおすすめいたします。
あとNEC Directでは旧モデルなども安く販売されているため、最新にこだわらない方には旧モデルの方がコスパが高くお得かもしれません。