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LUMIX DMC-GM1は、超小型・軽量を謳うレンズ交換式のデジタル一眼カメラ。

マイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式カメラとしては最小とされる製品で、標準レンズを含めても274gという驚きの重量を実現しています。小型で有名なPENTAX Qと同じくらいの重量で、サイズはGM1の方が小型。

小さくてもGX7と同じイメージセンサーや画像処理エンジンを採用しているため、画質は良いと思われます。正直、これだけ小さくて画質も良いとなると、もう価格以外にコンデジを買う理由が見当たりません。

今回の記事ではそんなGM1について、先日開催された「ASCIIフェス2013冬」の会場に展示されていた機器を用いて簡単に解説したいと思います。





余裕で手のひらにのりきるくらいの大きさです。

サイズは幅約98.5mm、奥行き約30.4mm、高さ約54.9mmで、重量は本体やバッテリ、カードを合わせると約204g、標準レンズを含めた場合でも約274gという驚きの軽さを実現しています。

実際とても軽いです。スマートフォンを2つ持つくらいの重さですから携帯も楽々。ちなみにPENTAX Q7と比べた場合、重量は同じくらいですが、奥行きや高さはGM1の方が小さいです。



隣りに展示されていたGX7とサイズ比較。
GX7は2013年9月に登場したミラーレス機の上位モデルです。


GM1のサイズが非常に小さいという事がわかると思います。




GM1のボディを見てみます。


前面

掲載のカラーはオレンジです。

上部はアルミ削りだし、下はオレンジ色の革っぽい質感の素材が使用されており、見た目に高級感があります。とても綺麗な発色をしたオレンジ色です。

他、ホワイトやシルバー、ブラックがラインアップされており、ホワイトとシルバー、オレンジカラーのGMレンズキットにはシルバーのレンズが、ブラックカラーのレンズキットにはブラックのレンズが付属するよう。

ホワイトはデザイン的には良さそうですが、使っているうちに革部分が汚れてきそうな気がします。あと小さいカメラとはいえ、グリップはあった方が便利です。





左側面


右側面

右側面には、HDMIやAV端子などをカバー内に搭載。
Wi-Fiと書かれているのが見えると思いますが、GM1にはWi-Fi機能が搭載されており、スマートフォンやタブレットなどとの連携が可能です。




側面のストラップホールはやや幅が狭そうです。





背面

モニターは3型で約104万ドット。もちろんタッチ対応。
綺麗で見やすいモニターです。

モニターの右側にはコントロールダイヤルや再生、動画、消去、ディスプレイボタンなどが並びます。





上部


上部右拡大

上部にはフォーカスモードのレバーやモードダイヤル、電源、シャッターボタン、ステレオマイクが並びます。モードダイヤルなどはないと結構不便なので、それらがあるのは良いです。(特に、下位モデル的なものにはダイヤルが省かれたりする事が多いので)




上部左側にはフラッシュを内蔵。
フラッシュを開くレバーはフラッシュのすぐ手前にあります。




当然かもしれませんが、展示モデルには12-32mm(35mm判換算だと24mm~64mm)の標準レンズが装着されていました。

沈胴式のレンズで、使用時にズームリングを回転させて繰り出す必要があります。レンズが小さくなるというメリットはありますが、面倒なのでこのタイプのレンズはあまり好きではないです。




他のパナソニック製 ミラーレス機にあるような、エフェクト機能も搭載しています。


クリエイティブコントロールと呼ばれる22種のフィルター効果や、23種のシーンガイド等も搭載しており、予め用意されたサンプルから選択するだけで、自動でシーンに最適な設定へと変更する事が可能です。

細かい設定を行うのが面倒な場合や、設定の仕方がわからないという方に便利な機能だと言えます。



今回展示機器という事でデータの持ち帰りが難しいため、撮影した写真は背面のモニターで確認したのみ。

なので実際の写真については何とも言えないのですが、GX7と同じセンサーを利用しているという事から、かなり画質は良いのではないかと思われます。少し大きめのコンデジ程度のサイズのカメラですが、センサーのサイズが全く違うため、画質は安価なコンデジとは比較にならないでしょう。

価格はレンズキットが9万円前後だと言われていますが、既に7~8万円台から販売(記事作成時点では予約/発売は11月21日予定)されるなど、最初から安価。

超小型で高画質が売りのこの製品、私は特に欲しいとは思わないのですが、しばらくして値段が下がってきたら気が変わるかもしれません。