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2012年の冬モデルとして登場した、HP Pavilion Sleekbook14-b000を簡単に解説します。

このHP Pavilion Sleekbook14-b000は、14型の液晶を搭載する薄型のノートPC。
薄型といってもUltraBookには準拠していなく、HP曰くSleekbookというカテゴリに属する製品との事。

Sleekbookとは、薄型ではあるがUltraBookではないノートPCを指すHP独自の呼称で、
一般的なUltraBookよりも性能を絞る事で 低価格に提供されるという特徴を持ちます。

より安価な製品を求めるユーザーへの提案として、開発されたカテゴリなのだそうです。

UltraBookの定義がユーザーのニーズとマッチしているかと言うと、自分自身はそうは思えないため、
無理にUltraBookの仕様にあわせて価格を上げてしまうよりも、よほど意味のあるやり方ではないかと思います。

実際、Sleekbook14-b000の製品価格は¥29,820(税込)からととても安価です。
出来るだけ安価な製品を購入したいというユーザーにはこの価格設定は非常に魅力。

ですが重さは約1.9kgとそこそこありますので、あくまでも近場への携帯用や家用と考えた方が良いかもしれません。


以下、簡単に実機の写真とその解説を掲載します。



【Sleekbook14-b000の外観】

ディスプレイには、14型ワイドHD(1366×768)の光沢液晶を搭載。
見ての通り、Windows 8 (64bit)が搭載されています。

筐体のサイズは幅347mm、奥行き238mm、高さ20.7mm~23mm(ゴム足含む)で、重量は約1.9kg。
14型サイズのノートとしては若干軽いのかもしれませんが、携帯用のノートとしては重めです。




天板の様子。
カラーはスパークリングブラック。他にルビーレッドも提供されているようです。

スパークリングブラックは無地のブラックではなく、全体的にラメ感のあるブラックが施されています。




Sleekbook14-b000の左側面。
セキュリティスロット、排気口、USB2.0、ヘッドフォンとマイクのコンボポートを搭載しています。




右側面。
インジケーターランプ、メディアカードスロット、USB2.0、USB3.0、HDMI、LAN、電源コネクターを搭載。

背面と前面には何もありません。




キーボード。
右一列にHomeやPgUp等のボタンを配置したアイソレーション型のキーボードを搭載しています。

なお、写真は英語版のキーボードですが、実際は日本語版のキーボードとなります。
キーボードは打ちにくくはないですが、打ちやすいという程でもなかったです。




タッチパッドはボタン分離型。

UltraBookは筐体が薄いためにボタン一体型のタッチパッドを搭載している事が殆どですが、
このSleekbook14-b000はボタン分離型です。

個人的にはボタン分離型のタッチパッドの方が使いやすいと思うので、
Sleekbook14-b000にそのようなタッチパッドが搭載されるのは歓迎です。

実際の使用では、指が湿っているとパッドの表面にやや引っかかるような感じはありますが、
ボタンは普通に使いやすいと思います。

安価なノートPCのタッチパッドにしては良いのではないでしょうか。



【Sleekbook14-b000の構成と性能は・・】

性能面についてですが、現在直販で予約販売中のSleekbook14-b000には、Windows 8 (64bit)やAMDのE1-1200、
4GBメモリ、500GBのHDD(5400rpm)が搭載されています。

下位モデルと上位モデルがあり、違いはオフィスとBluetoothの有り無しです。

実際のパフォーマンスについては、先日掲載した E1-1200 搭載のdm1-4200の性能が参考になると思います。


私が見た展示機には、以下のようにCore i5-3317Uが搭載されていたため参考にする事が出来ません。

プロセッサの性能はともかく、HDDを使用している所がネックになるかもしれません。
価格は安いですが、HDDではSSDに比べると起動速度等がかなり落ちてしまうため、用途によってはストレスが溜まりそうです。

ですが、単にネットやメール等の簡単な用途に使うのであれば、この構成でも十分だと思います。

携帯用途としては筐体がそれ程軽くはない事、またバッテリー駆動時間も
約5時間(公称値)と長くない事を考えると、余り適さないのではないかと思われます。

冒頭に記載した通り、近場への外出用(近所のカフェとか)や家用として使うのが良さそうです。




何にせよ、とても安価なので価格を重視される方には魅力の製品です。

低価格向けのモデルだけあって高価な感じはしませんが、薄型である分スタイリッシュではあります。
使い難い事もなく、性能さえ納得できれば悪くはないです。

ただ、上位・下位共に予約販売で、かつ500台限定の売り切りモデルとの事。
いつの間にか販売終了していたなんて事にもなりかねませんので、買おうかなと考えている方は注意が必要です。