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日本HPが先日発表・販売開始した14型のUltrabook「 ENVY4-1000 」に触れる機会があった為、
簡単に実機の写真とレポートを掲載します。

ENVYというとHPでは高級機に位置づけられるシリーズで、比較的高性能で高機能、
またサウンドやデザインに拘るなど、他とは一線を画す製品を多数ラインアップしていました。

ですが、今回発売となったこのENVY4-1000というUltrabookはプロセッサーにCore i5-3317Uを搭載し、
最小構成で¥69,930 (税込)~という価格を実現。

これまでのENVYシリーズにはない価格設定で、コストを重視される方にはとても魅力ある製品です。
(なぜこの製品がENVYとして発売されたのかが気になるのですが)

価格が低い理由としては、これまでのENVYの特徴であったAdobe Photoshop等のソフトウェアを搭載しない事、
またストレージにSSDではなく、HDDとSSDの組み合わせを採用している部分等があげられます。


というわけで以下、実機の写真や触れてみた感触などを簡単に掲載してみました。





ENVY4-1000を正面から。
14.0型ワイドHD(1366×768)の光沢液晶が搭載されています。

筐体サイズは340×236×19.8mm (ゴム足部を含むと厚みは22.0mm)で重さは約1.77kg。
14型なのでモバイルノートとしてはやや重め。

低価格な製品だからか、価格の高いENVYシリーズ等と比較すると液晶はそれ程綺麗ではないです。
(といってもENVY4のような価格帯のノートでは普通だと思います)

筐体のカラーはENVYらしいブラックとレッドを採用。
私は特別ENVYが好きだというわけではないのですが、このカラーの組みあわせはとても好きです。




側面のインターフェースをみます。

左側面にはLAN、HDMI、USB3.0×2、2in1メディアカードスロット、インジケーターランプ。




左側面にはセキュリティロックケーブル用のスロット、マイク入力、ヘッドフォン出力、USB2.0、電源コネクター。




背面には社名のロゴ。
背面下側の方に排気口があります。

自分だけかもしれませんが、背面に排気口があるタイプのノートは、
気付かないうちに口を塞いでしまったりする事があるので注意が必要です。
(側面にあるタイプだと手が熱くなるので気付くのですが)

なお、前面には何も配置されていません。




天板。
指紋が沢山ついてしまっていて見た目に綺麗ではないですが・・

見ての通り、ヘアライン加工を施したアルミを使用しています。
光沢天板程ではないですが、色的に指紋が結構目立ってしまいます。




キーボードはアイソレーションタイプ。
配列はHPでは良く見られるタイプのものです。




右端一列にHomeやPgUp等のボタンが並んでいます。

Enterキー等を押す際に誤ってそれらのキーを押してしまう事がある為、
自分はこの並びは余り好きではないです。

あとカーソルキーの上と下のキーも他のキーと比べると異常に小さく、押しづらいかもしれません。

が、コンシューマー向けの製品ですし、
HPの製品でこのタイプのカーソルキーが長く使われている事を考えると、気にする人は少ないのかも?




タッチパッドは一体型。
一体型であるのは珍しくはありませんが、パッドの表面にホログラムのような特殊な加工が施してあります。
これは結構綺麗ですし、指紋も目立ちません。

タッチパッドの使い心地は、自分的には余り良くは無かったです。
(クリック部分が使い難い)




Beats Audioを搭載しています。
低価格モデルですが、サウンドにはやや拘りがあるようです。

ノートのスピーカーだと知れていますが、
ヘッドフォンを利用して聴くと音は結構良いです。
(Beats Audioのヘッドフォンが設置されており、実際に聴く事が出来るようになっていました)




底面。
開く事の出来るパネル等はどこにも見当たらず・・。
メンテナンス性は良くないです。

といってもUltraBookは殆どのモデルがそうです。





次にエクスペリエンス・インデックスのスコア。

ENVY4-1000ではオフィスなしとありの2モデルが提供されていますが、
構成は同じ。カスタマイズもできません。

主な構成はCore i5-3317U(最大2.60GHz)、4GBメモリ、HDグラフィックス4000、
500GB HDD(5400rpm)&32GB SSD。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 6.9
メモリ 5.9
グラフィックス 5.0
ゲーム用グラフィックス 6.3
プライマリ ハードディスク 5.9

スコアは最近のモデルを考えると高くもなく、低くも無く。
プライマリ ハードディスクはスコアはHDDの5.9ですが、SSD効果で体感速度はHDDよりももう少し早い感じです。



UltraBookである事、製品の価格などを考えるとやはり安いと思います。

デザインは、写真で観るほどの高級感は感じられなかったのですが、決して安っぽくは無いです。
(同じ14型のUltraBookであるENVY14-3000 SPECTREの方が高級機で、ENVY4-1000はカジュアルな印象)

自分的には、いくらENVY4-1000が14型ノートにしては薄く軽いとは言っても、
自分自身がこのサイズでこの重量(約1.77kg)のノートを持ち歩こうとは考えないため、
ニーズ的にはどうであるのか?という部分に疑問を感じてしまうのですが、単なるサブノートとして利用するか、
またはこの程度の重量が気にならないという方には魅力のあるモデルだと思います。


今回は以上です。
また製品に触れる機会があれば記事にしたいと思います。