今さらですが T410s のレビュー 新製品 T420s との外観面での違いは
今さらですが、Thinkpad T410sのレビューです。
今さらと書いたのは、このモデルは少し前に完売・販売終了してしまったからであり、
現在は後継の T420s が、T410s のコンセプトを受け継ぐ形で提供されています。
本当はもう少し早くに記事にしようと思っていたのですが、
延ばし延ばしにしているうちに新製品が登場してしまいました。
そのような感じで T410s の販売が終了してしまった今、このモデルの詳細よりも、
T420s に興味をお持ちの方の方が多いと思います。
なので記事では T410s の内容を掲載する他、
T410s→T420sの変更点などにも簡単に触れてみたいと思います。
今回の T410s は、高いパフォーマンスと14型液晶やキーボードの優れた操作性、
そして14型サイズで光学ドライブを搭載しながらも2kgを切る軽量な筺体を持つモデル。
Thinkpadの中でも、Xシリーズと並んで特に人気の高い製品で、
所々に他モデルとの差を見る事ができる高級機です。
とりあえずここでは Thinkpad T410s の外観と、外観上でのT420s との違いを掲載してみました。
T410s の左側面にはUSB2.0、マイク入力とヘッドフォン出力のコンボジャック、カードリーダー。
他のThinkpadよりもやや薄めな筺体です。
T420sはというと、T410sよりも若干薄型化しています。
(T410s: 21.2~26.0mm / T420s: 21.1~25.9mm)
右側面のインターフェースも、位置は違いますが内容は同じ。
前には開閉ラッチのみ。
T420sも同じ。
T410s右側面の左側
T410s右側面の左側
右側面には、無線LANのスイッチ、光学ドライブ、セキュリティロックケーブル用のスロット。
こちらはT420s も同じです。
背面。
T410sは背面に多数の端子を備えます。
背面に端子等を殆ど配置しないマシンも多い中、
あえてこういった配置にするのには何か理由があるんでしょうけれど、その理由はわかりません。
背面の内容は、左側から電源コネクター、VGA、LAN、Powered USB、
eSATA/USB2.0のコンボ、ディスプレイポート。
T420sは背面の内容が若干異なり、左側から電源コネクター、LAN、USB3.0、
Powered USB、ディスプレイポート、VGAといった順に配置されています。
T420s では、T410s には無かったUSB3.0が増えて eSATA/USB2.0のコンボが無くなりました。
T410sの正面です。
14.1型WXGA(1440×900)の非光沢液晶を搭載しています。
このサイズの液晶は T420s ではもう選択する事ができません。
T420s は14.0型HD+(1600×900)というように、16:10から16:9へと変わりました。
T410s で提供されていたマルチタッチ機能搭載の液晶もなくなっています。
T410sのキーボード。
T410やT510などと同じタイプです。
T420sにおいても、キーボードやタッチパッド周りに関しては従来のものと同じ。
EscやDeleteキーが縦長で使用しやすいキーボードです。
パームレスト右側には指紋センサー、そして中央にタッチパッドを備えます。
液晶ベゼル右下には「T410s」のロゴ、液晶上側には200万画素のウェブカメラを搭載しています。
T410sの底面。
かなりわかり難いのですけれど、矢印先にある金属部分の色は、
他のThinkpadシリーズではシルバー(金属そのものの色)なのですが、T410sはブラックです。
確か以前、こういう細かな部分にも拘っているというような事を聞いた事があります。
光学ドライブは着脱式。
これは他のTシリーズでも同じです。
着脱後は、製品に付属のウエイトセーバーと置き換える事が出来ます。
若干ですが軽くなるので、外出時などに便利です。
バッテリースロットも、他モデル(Thinkpad)とはやや異なります。
大体のモデルが背面側からスライドさせてはめ込むような形になっているのですが、
T410s は写真の通り、上からはめ込むような形のバッテリースロットが採用されています。
外観については以上です。
次は簡単にベンチマークの結果と、T420sとの仕様の違いなどについて見てみたいと思います。
→ 今さらですが T410s のレビュー 新製品 T420s との外観面での違いは (現在見ている記事)
→ T410s のベンチマーク結果 & 新製品 T420s の構成上における変更点まとめ