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マカフィー リブセーフのレビューの続きです。
(前:マカフィーリブセーフ レビュー PCにスマホにタブレット・・利用台数無制限のセキュリティソフト

前回に続き、今回もマカフィー リブセーフを購入すると利用出来る、様々な機能について詳しく触れていきたいと思います。

リブセーフでは、PCの紛失や盗難対策ソフト「マカフィー アンチセフト」や、クラウドストレージ「パーソナルロッカー」など、特に端末をモバイルするような方に便利な機能の利用が可能となっています。

特にパーソナルロッカーは、内部のデータを閲覧する際にPINコードの入力と2種の生体認証を必要とする為、絶対に人に見られたくない機密ファイルを保管しておきたい、という方に便利です。

記事の最後でマカフィー リブセーフの特徴や使用感等について簡単にまとめていますので、各機能の解説は不要だという方は、最後に掲載の製品のまとめをご覧ください。



端末の盗難・紛失対策ソフト「マカフィー アンチセフト」

マカフィー リブセーフを購入すると、盗難紛失対策ソフトの「マカフィー アンチセフト」の利用が可能となります。

アンチセフトは端末が盗難にあったり紛失した場合に、システムにロックをかけたり端末の位置を特定するための機能で、セキュリティソフト本体と同様に、マカフィー アンチセフトも台数無制限での利用が可能。

複数のPCやスマートフォン、タブレットの盗難・紛失時の対策を行う事ができます。


マカフィー アンチセフト利用中

PCのロックはインターネットを介して行われるため、紛失・盗難にあった端末がネットに接続されない場合はロックされません。

ただし、デバイスが一定期間ネットに接続されない場合に自動ロックするという設定を行う事は可能。デフォルトでは自動ロックされない設定になっています。

紛失や盗難にあってPCがロックされた場合でも、簡単な操作で復旧させる事が可能です。




マカフィーアンチセフトのWebコンソール(位置情報の履歴の地図は別のものに差し替えています)

注意点としては、「マカフィー アンチセフト」を利用する場合、PCであればインテル・アンチセフト・テクノロジーを搭載している必要があります。

あと、デバイスの盗難や紛失時の場所確認および追跡はGPSやWi-Fi、3G回線を利用するため、それらのネットワークに接続している必要があります。




対応していないPCにインストールしようとした場合、上記のダイアログが表示された


Android端末向けのMcAfee LiveSafe Mobile Securityには、この機能が標準で搭載


マイアカウントにてAndroidタブレットの位置を特定(地図は別のものに差し替えています) ロックも行える

スマートフォンやタブレットにインストールされる「McAfee LiveSafe Mobile Security」には、遠隔操作によるロックや位置追跡、データ消去といった機能の他、端末盗難・紛失時に端末所持者に気付かれないようにカメラで撮影し、位置情報を示す地図と共ににメール送信する「CaptureCam」といった機能も搭載されています。

端末盗難時や紛失時、すぐにロックを行わずに端末を所持している相手や現在値を特定するのに便利な機能です。

なお、ここに上げたものの中には、端末の機能や設定によっては使えない機能がある可能性もあります。


インテル・アンチセフト・テクノロジー(インテルAT)よりの話になりますが、ロックされたPC内部のストレージを抜き、別PCに接続した場合はどうなのか?データを抜かれてしまうのでは?と思われる方もおられるかもしれません。

その際の挙動は元々のPCの構成によって異なるようですが(TPMが有効になっているか等)一応インテルATではPOのロック命令を出した後、ロックがかかる直前にファイルの暗号化を行うような仕組みとなっています。

ただ、暗号化される範囲やファイルの種類が限定されているようで、全てのファイルをプロテクトするものではないよう。セキュリティをより高めたい場合、インテルAT単独ではなくTPM(セキュリティチップ)の機能などと併用した方が良いようです。



クラウドストレージのパーソナルロッカー 生体認証とコードの併用で高いセキュリティを確保

マカフィー リブセーフを購入すると、ファイル保護を行うクラウドストレージの「パーソナルロッカー」サービスが利用可能です。

「パーソナルロッカー」は重要なファイルを暗号化して格納するクラウド上のセキュリティ保管庫で、さらに生体認証とPINコードの併用でストレージ内のファイルの保護を行います。容量は1GB。

他の機能と同様に、PCやタブレット、スマートフォンなど台数無制限で利用可能です。

なお、PCでのパーソナルロッカーの利用に関しては、Windows 8のストアアプリとして提供されている「マカフィー セントラル」を利用するため、Windows 8 OSが搭載されている必要があります。(多分、Windows 7搭載PCなどでは利用できないと思います)


具体的な機能としては、普通のオンラインストレージと大きくは変わりませんが、データへのアクセスにPINコードの入力、顔認証、音声認証の3段階の認証を設けており、内部のデータに対して高いセキュリティを確保しています。(音声や顔写真、PINコードは初回インストール時に登録)

以下、PINコードの入力、顔認証、音声認証の様子です。


左:PINコードの入力 / 中央:顔認証 / 右:音声認証


認証できなかった場合に表示されたダイアログ

ストレージ内のデータにアクセスするには、上記3つの認証をクリアする必要があります。
音声認証は画面に表示された2パターンのフレーズを読み上げなくてはならないのですが、表示されるフレーズが毎回異なっているため、録音データによる認証は難しいです。

しかも早口であったり、少しでもフレーズに不明瞭な部分があると認証されないようで、データの所有者である私自身でさえ、何度か認証されないといった事が起こりました。

急いでいる場合などに面倒である事、また外出先でこのようなフレーズを読み上げるのは恥ずかしくてできないと思うのですが、セキュリティ面に関しては万全。

オンライン上のストレージに、重要なファイルを置く事に対して懸念を感じるユーザーもおられるかもしれませんが、上記のようなシステムであればまず他人に不正アクセスされるような事はないでしょう。


なお、ストレージ内にデータをアップロードする際に「高」または「低」のセキュリティレベルを設定する事ができます。


セキュリティレベルの設定

「高」ではファイルの実行にPINコードの入力と顔認証、音声認証を行いますが、「低」を設定したデータについてはPINコードの入力のみで実行できるといった仕組みになっており、それ程重要でないファイルに関しては「低」を設定しておくと良いのではないかと思います。



リブセーフ専用のサポート窓口で無料サポート

最後にサポートについて。
マカフィーリブセーフではリブセーフ専用のサポート窓口を設け、電話やチャット、ウェブ上のFAQやメールなどで、専任のセキュリティアドバイザーによる365日(朝9時~夜9時)の無料サポートを行っています。

製品の機能についてはもとより、「オンラインショッピングの際の注意点」や「PCの様子がおかしい」といった疑問や不安に加え、端末がウイルスに感染した場合の診断や相談も受け付けているとの事(駆除は含まず)。

機能面に関する疑問点などがあれば、積極的に利用されると良いでしょう。



マカフィー リブセーフ まとめ

マカフィー リブセーフのレビューは以上となります。
このセキュリティソフトの特徴を簡潔にまとめると・・・

・PC、タブレット、スマートフォンなど、利用台数無制限
・ID・パスワードマネージャのセーフキーが利用可能(台数無制限)
・盗難・紛失対策ソフト「アンチセフト」が利用可能(台数無制限)
・クラウドストレージ「パーソナルロッカー」が利用可能(台数無制限)
・リブセーフ専用のサポート窓口を設けている

セキュリティ本体以外のアプリに関しては、セーフキーがかなり便利だと感じました。パスワードを管理するソフトは他にも多数ありますが、セーフキーはセキュリティ会社が提供している機能であるために安心感がある事、またクラウドベースのシステムであるため、セーフキーをインストールした他の端末からもアクセスできるなど利便性が高いです。

アンチセフトは端末の構成(GPS非対応など)によっては利用できない機能もありますが、いざという時にロックやデータの消去などを行えるのは安心。

パーソナルロッカーもクラウドベースであるため、複数の端末から重要なデータを閲覧・取り出す事ができるという点で便利。セキュリティ面における懸念もありません。ただ、認証が複雑すぎて面倒なので、本当に重要なファイルのみ保管するといった使い方になりそうです。


総合的な結論としては、複数のPCやスマートフォン、タブレットをお持ちの方にはこの製品はかなりコストパフォーマンスが良いです。

数多くデバイスを持っているがために、フリーのセキュリティソフトを利用されている方も少なくないと思いますが、フリーでは機能が限られておりサポートしきれない部分があります。

今回のマカフィーリブセーフは、1ライセンスの購入でOSを問わず台数無制限に利用でき、かつ高いセキュリティ機能や便利な機能の利用が可能。安心できるという所も含めて、決して高くはない出費だと言えるでしょう。


なお、マカフィーリブセーフと似たセキュリティソフトに同社の提供する「マカフィー オール アクセス」がありますが、パーソナルロッカーが必要ないという場合はそちらのソフトもおすすめ。

パーソナルロッカーがない代わりに、PC上にセキュリティ保護をかけた金庫を作成する事ができるようになっており、普段使いのセキュリティ保管庫としてはパーソナルロッカーよりも使いやすいのではないかと思います。

「マカフィー オール アクセス」も利用台数無制限、OSやデバイスを問わないマルチデバイス対応です。

※2013年1月30日まで、マカフィーオールアクセスがキャンペーンで 8,995円→5,397円(税込)と非常にお安くなっています。

当記事の途中にも記載しましたが、オールアクセスはリブセーフと同じ位機能豊富なセキュリティソフト。クラウドのファイル保護機能「パーソナルロッカー」は搭載されませんが、代わりにPCに暗号化などを施した金庫を作成する事が可能。

詳しくは「ストアキャンペーン」情報をご覧下さい。
なお、タイミングによってはキャンペーンは終了している可能性があります。予めご了承ください。