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レッツノート AX2でベンチマークテストを行ってみました。

掲載のレッツノート AX2はCore i5-3427U、4GBメモリ、HDグラフィックス4000、128GB SSDという店頭で購入できる構成を持つモデル。今回、時間の都合で簡単にしかベンチマークを行えなかったのですが、購入時の構成選択の際の参考になるのではと思います。

以下、レッツノート AX2のベンチ結果と性能面の感想です。


【レッツノート AX2 レビュー記事目次】

・レッツノート AX2 外観・液晶チェック
外観・インターフェースの内容キーボードについて変形の様子重量液晶チェック

・レッツノート AX2 ベンチマーク結果
主な構成ベンチマーク結果温度

・レッツノート AX2 レビューまとめ
長所短所・気になる点


主な構成

まずは、掲載モデルの主な構成と特徴について触れます。

【レッツノート AX2 の主な構成】

OS Windows 7 Pro 64bit
プロセッサ Core i5-3427U vPro(1.8GHz/TB時最大2.8GHz)
チップセット QM77 Express
グラフィックス HD グラフィックス4000(CPU内蔵)
メモリ 4GB(4GB×1/DDR3 SDRAM)
ストレージ 128GB SSD(Samsung製)
ディスプレイ 11.6型ワイドHD(1366×768)光沢なし、10点マルチタッチ対応
無線機能 Intel Centrino Advanced-N 6205、Bluetooth v4.0
バッテリ (駆動時間:約9.5時間/公称値)
サイズ 288×194×18(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約1.14kg
カラー シルバーダイヤモンド

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2013年4月16日時点のものです。

掲載モデルの構成は上記の通り。
Windows 7 Professional、Core i5-3427Uを搭載する店頭向けの構成で、その他4GBメモリや128GB SSDを搭載しています。

通常、Windows 8で購入される方が多いかと思いますが、今回の製品にはWindows 7(Windows 7 Professionalダウングレード)が搭載されています。レッツノートはビジネス用途での利用も多い事などより、Windows 7を選択する事も可能となっています。

価格はどちらのOSを選択しても同じです。


以下、搭載されているSSDの詳細です。

Samsung製の「MZMPC128HBFU-00000」という128GB SSDが搭載されていました。
6Gb/s対応の高速なSSDです。

今回、都合によりディスク性能を測るベンチマーク(CrystalDiskMark)を行う事ができなかったのですが、高速である事は間違いのないSSDが搭載されています。


今回のモデルの性能は、ビジネス用途であれば十分に快適な内容ですが、AX2ではさらに上位構成(Core i7-3687U vPro/2013年4月16日時点の直販モデル)のモデルも選択可能です。

特に直販限定で販売されている最上位モデルのプレミアムエディションは、かなり高価ではありますが、他では選択できない構成を細かく選択できるようになっており、レッツノートをメイン機として利用される方にはおすすめのモデル。

レッツノートは店頭向けのモデルと直販モデルとで構成などに結構差があり、内容は直販モデルの方が良いです。

理由としては、キャンペーンが実施されている場合がある事やクーポンが利用できる事、また標準3年保証やカスタマイズが可能であるなど、店頭モデルにはないサービスや構成の提供があげられます。

できるだけ安く買いたいのであれば、店頭モデルで値下がりしているものを探すのが良いと思いますが、長く使うのであれば断然直販の製品がおすすめです。



ベンチマーク結果

以下、ベンチマーク結果です。
今回、都合により行ったベンチマークの数が少ないのですが、大体の性能を把握していただく事ができると思います。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 6.9
メモリ 5.9
グラフィックス 5.9
ゲーム用グラフィックス 6.4
プライマリ ハードディスク 6.9

よくあるUltrabookという感じの内容でそこそこ良いです。メモリのスコアが今一つですが、8GBメモリを搭載した上位モデルであればスコアは向上するでしょう。

同じ構成でも、Windows 8搭載のモデルだとまたスコアが変わってくると思います。(上記よりも、多少スコアが向上するのではと思われます)


【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

1360×768

1360×768 ・・・ 1527~2108

非常にムラのあるスコアです。

どうも高い負荷をかけ続けるとCPUが高温になりやすいようで、スコアが少しずつ低下しているのは、熱によってクロックが低下しているからではと思います。

今回の製品に搭載されているCPUは、ターボ・ブーストによって最大2.8GHzまでのクロックアップが可能ですが、TBによるクロックアップは電源や温度、TDPの限界未満で稼働している場合に限られています。今回の場合、負荷によってCPUの温度が上がる事により、上昇していたクロックが低下してしまったのではと考えられます。

何にせよ、レッツノート AX2はPCゲームような高負荷が続く用途に利用する製品ではないため、問題はないでしょう。



温度

次に筐体内部のパーツの温度の測定結果です。
アイドル時と、ベンチマーク実行時(MHFを20分程度実行)の温度を測定しています。

高負荷時の温度は一般的なPCと比べて高いわけではないですが、温度の上昇はやや早いようです。ファンの音も結構うるさくなります。

注意しなくてはならない程の温度ではありませんが、暑い場所で負荷の高い作業を長時間行われるような場合、多少熱に配慮した方が良いかもしれません。

といっても、ベンチマークのような作業を長時間する事は多分ないと思います。ビジネス用途ではあまり気にしなくても良いでしょう。




さらに、高負荷時(MHFを20分以上実行)の筐体表面の温度を測定してみました。

パームレストやタッチパッド周辺の温度はそれ程高くはなりません。ですが、キーボード上部の方は結構高温になるようです。(筐体背面と、その裏付近に排熱口があります)

常時手の触れる位置ではないため、それ程気にはなりませんが、ノートPCスタイルで膝に置いて作業をしたり、タブレットスタイル時に腕で抱えて操作を行うような場合に、熱さが気になる事があるかもしれません。




レッツノート AX2の性能面についてはとりあえず以上となります。

今回時間の都合により、バッテリのベンチマークを行えていないのですが、普通に作業をしていて5~6時間持つか持たないかの駆動時間です。(公称は約9.5時間)

Windows 7の環境は、Windows 8よりも消費電力が高いといわれていますので、Windows 8を搭載したモデルだと、もう少しバッテリは持つのではと思われます。

バッテリの駆動時間に関しては、後日測定する事ができれば同ページに掲載します。