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デルが販売するノートPC、Inspiron 14 7000(7472)のレビューです。

Inspiron 14 7000(7472)は、14型液晶や第8世代のCoreプロセッサを搭載するノートPC。

ディスプレイに7mmのスリムベゼルを採用することで、14型サイズでありながら13型ノートのサイズを実現した扱いやすい製品です。筐体は薄く、また最小 1.649Kg~と比較的軽いため、モバイルノートにも向いています。

上品なデザインは、高級感あるノートや、おしゃれなノートPCが欲しい方にとっては魅力が大きいはずです。

そのように外観が洗練されているだけではなく、高性能プロセッサやSSD搭載で使用感も◎。GeForce MX150を搭載するモデルも提供されており、写真や動画編集を行うような方にもおすすめです。

今回、第8世代のCore i7や GeForce MX150を搭載する「Inspiron 14 7000 プラチナ」を使用してみましたので、その特徴や性能面について詳しくご紹介いたします。

New_Inspiron_14_7000_7472(2017/10/3発売)
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【Inspiron 14 7000(7472) レビュー記事目次】

・Inspiron 14 7000(7472) 筺体外観や操作性をチェック
外観・インターフェースキーボードの操作性重さ

・構成と性能について
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度バッテリ駆動時間

・製品のまとめ
Inspiron 14 7000(7472) まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Inspiron 14 7000(7472) 筺体外観・インターフェース

Inspiron 14 7000(7472)の筐体外観をチェックします。

本製品にはシルバー、ゴールド、ピンクの3色が提供されており、今回掲載しているのはゴールドカラーのモデルです。





艶消しのアルミニウム素材を用いた、ゴールドカラーの天板。中央にはDELLのロゴが配置されています。

ゴールドカラーといっても、どちらかというとシルバーに近いあっさりとした色味で、控え目なところがどことなく質の良さを感じさせます。



天板の側面には、ダイヤモンドカット加工。
見る角度により、光が反射してキラキラ光るところがきれいなんですよね。




背面、正面側から見た筐体全体の様子。

14型液晶を搭載していますが、7mmのスリムベゼル採用によってディスプレイサイズが抑えられているため、14型ノートでありながら13型ノートと同等のサイズを実現しています。

コンパクトだと狭い場所にも起きやすいですし、持ち運びもしやすいです。



こちらは、電源オン時の様子。
ディスプレイが明るいと、ベゼルの狭さがよくわかります。

とてもスタイリッシュです。



ディスプレイには、14型フルHDのIPS・光沢パネルを搭載しています。
光沢感はやや目立つ感じですが、輝度を高めに設定していればあまり気にはなりません。






IPS方式のパネルであるため、視野角は広いです。
左右上下からみても、画面の表示内容が見づらくなりません。



ベゼルが狭いため、ウェブカメラはディスプレイの下部にあります。
一般的なノートとはカメラの配置が異なりますが、中央に位置しているため、使いづらさはありません。



ディスプレイの最大開閉角度は、約135度。
ノートPCでは標準的であり、画面の角度調整は普通にしやすいです。




筐体側面のインターフェースの内容を確認します。

左側面です。
電源コネクター、LAN、HDMI、USB3.0×2、マイク入力とヘッドフォン出力のコンボポートが並びます。



右側面にはメディアカードリーダー、USB2.0、セキュリティケーブル用のロックスロットが搭載されています。




正面側、背面側には何もありません。


最新のUSB Type-C端子などはないものの、フルサイズのUSBが3基搭載されていること、またHDMI端子や、薄型ノートでありながらLANを備えている点など、十分なインターフェースの内容を持ちあわせています。

光学ドライブはありませんが、必要であれば外付けのドライブを用意すればよいだけのことなので、問題はないと思います。




底面の様子です。
写真は上が筐体正面側、下が背面側となります。

一枚板のすっきりとした構造を採用しています。
バッテリーは完全に内蔵されているため、着脱はできません。

天板と同じゴールドを採用しているというところが、筐体全体に一体感があってよいですね。




底面中央付近には、inspironのロゴを配置



底面には、左右にWaves MaxxAudio Pro対応のスピーカーが内蔵されています。




Waves MaxxAudio Pro サウンドのチューニングが行えます



標準付属の電源アダプターとケーブルです。




19.5V、3.34Aで65W。

これは、外部グラフィックス搭載のモデルを選択した場合に付属するアダプターで、内蔵グラフィックスのモデルには、45Wのアダプターが付属します。



キーボードの操作性

Inspiron 14 7000(7472)に搭載されている、キーボードの操作性をチェックします。





アイソレーションタイプの日本語キーボードです。

BackspaceやEnter付近のキーの形状がやや変わってはいますが、キー配列や機能に変わった点は見当たりません。従来からのデルのノートならではのキーボードです。

キーピッチは標準的なサイズですし、薄型ノートの割にはキーに深さもあり、使い勝手は悪くありません。タイピングが多い方でも、作業しやすいはずです。

Backspace、Enterキーの幅がもう少し広くなれば、もっと使いやすくなるのにといつも思います。



キートップの様子。
僅かに湾曲しているようにも見えますが、ほぼ平らです。



ホワイトカラーのバックライトを内蔵しています。
2段階の明るさ調整が可能です。



タッチパッドはボタン一体型。
パッドサイズはそこそこ大きく、ボタンの硬さも程よく、使いやすい部類のタッチパッドです。

ホームポジションにあわせた配置であるため、タイピング時に手のひらが触れてしまうような事も起こりにくいと思います。



重さ

Inspiron 14 7000(7472)の重さをはかってみました。



PC本体の重さは1635g。
モバイルノートとしてはやや重めですが、14型ノートとしては軽いです。

一般的な14型ノートよりも扱いやすく、場所移動が楽に行えます。
本製品をモバイルノートとして活用しよう、なんて方もおられるのではないでしょうか。



電源アダプターやケーブルの重さは321g。
こちらも軽い方です。



Inspiron 14 7000(7472) 構成内容とその特徴について

掲載しているInspiron 14 7000(7472)の構成内容と、その特徴を解説します。

【CPU-Z】




【GPU-Z】

【Inspiron 14 7000(7472)プラチナ の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i7-8550U(1.80GHz/TB時最大4.00GHz)
ディスプレイ   14.0型ワイドフルHD(1,920×1,080)、光沢、IPS
グラフィックス   NVIDIAR GeForce MX150(2GB)、インテル HD グラフィックス 620
メモリ   8GB(DDR4 2400MHz)
ストレージ   128GB SSD(SATA/SK hynix製)+ 1TB HDD(5400rpm/Seagate製)
無線機能   IEEE 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.1、2.4&5GHz、2×2
バッテリ   42Wh、3セル バッテリ
サイズ   323.3×227.1×18.95(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約1.649kg~(最小重量)
カラー   シルバー
ソフトウェア   マカフィー リブセーフ (12ヶ月間更新サービス)
標準保証   1年間 引き取り修理サービス

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2018年01月15日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home、Core i7-8550U、8GBメモリ、GeForce MX150(2GB)、128GB SSD&1TB HDDという構成内容のモデルです。

本製品には大きく分けて第8世代のCore i5、Core i7を搭載するモデルが提供されており、各モデルで内蔵グラフィックスのみの構成や、GeForce MX150を搭載する構成が提供されています。

記事を作成している2018年01月15日時点では、メモリは全て8GB、またストレージにはSSD単体か、SSD&HDDの構成が提供されているようです。

価格は構成によって異なりますが、大体10万円強(税抜、配送料込)と内容の割にリーズナブル。クーポンを利用すれば10万を切るモデルも出てくるなど、驚くくらいコストパフォーマンスは高いです。

本製品くらい高級感があって性能も高く、上記のような価格設定であれば申し分ないではないでしょうか。



以下、掲載モデルに搭載されているストレージの詳細です。



ストレージの仕様(販売製品に同じモデルが搭載されるとは限りません)


ストレージの内訳

SSDにはSK hynix製の「SC311」という128GB SSD(SATA)が、HDDにはSeagate製の「ST1000LM035-1RK172」という1TB HDD(5400rpm)が搭載されていました。

SSDはやや容量少なめですが、一般的なアプリケーションのインストールには困らない程度の容量です。

写真や動画のようなサイズの大きなファイルは、1TB HDDの方へ保存すると良いでしょう。理想的なストレージ構成だと思います。

現時点では、上記以外に256GB SSD単体のストレージ構成も提供されているため、保存容量が必要でない方には 256GB SSDの構成もおすすめです。



ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているInspiron 14 7000(7472)プラチナで実施した、ベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用 左がSSD、右がHDDのスコア


【3DMark】




上からSky Diver、Fire Strike、Time Spyの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


左から1280×720(標準品質)、1920×1080(標準品質)/ウィンドウモードで実行


【FINAL FANTASY XIV 紅蓮のリベレーター】



上から1280×720、1920×1080(DirectX 11/標準品質(ノートPC))


【CINEBENCH R15】


今回のモデルは外部グラフィックスの「GeForce MX150」を搭載しているためか、特にグラフィック性能が高いです。

ドラクエXくらいの軽いゲームタイトルで標準画質であれば快適にプレイできそうですし、やや重めのゲームであっても、そこそこ高いベンチマークスコアが出ています。

ゲームはともかく、今回のモデルは写真や動画編集を行うような方にもおすすめできるノートPCです。

補足として、外部グラフィックを搭載しないモデルであってもパフォーマンスは比較的高めであると思われ、ライトな用途にしか利用しないのなら、外部グラフィックスなしの下位モデルでも十分すぎるくらいでしょう。



なお、性能面とは直接関係がありませんが、本製品にはSmartbyteと呼ばれる、ネットワークの優先順位を設定できるアプリケーションがプリインストールされています。

あらかじめネットワークの優先順位を設定しておくと、ビデオチャットをおこなったり、ストリーミングサービスを利用して映画などを閲覧する場合に、チャットやストリーミング配信が途切れてしまうトラブルを防ぎやすくなります。

ストリーミングサービスなどをよく利用される方には、便利なアプリケーションです。



消費電力・温度

アイドル時、およびベンチマーク実行時(3DMark)のInspiron 14 7000(7472)の消費電力を測定してみました。

画面の輝度は50%に設定、バックライトキーボードはオフに設定した上で測定しています。(以降、全てこの設定を適用)

アイドル時 ・・・ 6W
ベンチマーク実行時 ・・・ 57W

※実際の値は若干上下します

ベンチマーク実行時の消費電力は若干高くなるようですが、アイドル時は非常に低消費電力です。




以下、アイドル時、高負荷時(3DMarkのFire Strikeを20分以上実行)のパーツ温度と、高負荷時のキーボード表面温度です。


パーツ温度


キーボードの表面温度

薄型筺体を採用しているためか、ゲームプレイのような高い負荷をかけ続けると、ややパーツの温度が高くなりやすいようです。

ゲーム向けのノートだとしたら少し心配ですが、本製品で高負荷なゲームを長時間プレイするようなことはないでしょうから、あまり気にしなくても良いと思います。



バッテリ駆動時間

バッテリーベンチマークソフトのbbenchを利用し、Inspiron 14 7000(7472)のバッテリ駆動時間を測定。

ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、ワイヤレスLANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。




バッテリの電力が100%から5%に減少するまでの時間は35330秒。
約9.8(9.8138888…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

かなり軽めの作業であれば、バッテリー駆動でも10時間近く使えるようです。

今回のモデルは外部グラフィックスを搭載しているため、高負荷な環境ではバッテリーの減りがやや速いことが想像されますが、だとしても十分な数字です。

これだけ持てば、モバイルノートとしても使い勝手が良いと思います。



Inspiron 14 7000(7472) まとめ

Inspiron 14 7000(7472)のレビューは以上です。

14型の液晶を搭載しながらも13型ノート並のサイズを実現し、さらに薄く軽量であるなど、モバイルノートPCとしても活用できそうな14型ノートです。

高級感があっておしゃれなデザインを採用していますので、人前でも堂々と利用できる・・・というより、人に自慢したくなるマシンだと感じます。

性能に関しても感触はよく、第8世代のCore i5やCore i7をはじめ、ストレージにはSSDを搭載するなどハイパフォーマンス。サクサクとした操作感で使い勝手がとても良いです。

GeForce MX150を搭載するモデルも提供しており、やや重い作業を行う方にもおすすめできます。

このようにデザイン、性能ともに優れていながら、価格がリーズナブルであるところがとても良いです。さらにクーポンを利用すれば、この製品がこのお値段?と思うようなお得感のある価格になります。

大げさに書いているように見えるかもしれませんが、製品ページに掲載されているユーザー評価も総じて高く、良いと思っているのは私だけではありません。高い満足感を得られる製品だといっても、過言ではないでしょう。

コストパフォーマンス重視の方は、是非ともチェックしてみてください。