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デルが販売するノートPC、Inspiron 13 7000(7370)のレビューです。

Inspiron 13 7000(7370)は、インテル第8世代のCPUを採用する13.3型のモバイルノート。

Inspironブランドの中でも上位モデルに位置づけられる7000シリーズの製品で、Inspironならではのリーズナブルさを備えながらも、上質なビジュアルや性能を持ちあわせるなど、優れたコストパフォーマンスを実現するマシンです。

ディスプレイに薄型ベゼルを採用するスタイリッシュな外観や、ハイパフォーマンスな構成は、デザインや使用感にこだわりたいユーザーには魅力的に感じられるはずです。

今回は、第8世代のCore i7や16GBメモリ、512GB SSDを搭載する「Inspiron 13 7000(7370)スプレマシー」と呼ばれる上位モデルを使用してみましたので、その外観や使用感、性能について詳しくご紹介いたします。

New_Inspiron_13_7000_7370(2017/9/29発売)
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【Inspiron 13 7000(7370) レビュー記事目次】

・Inspiron 13 7000(7370) 筺体外観や操作性をチェック
外観・インターフェースキーボードの操作性重量

・ネットワークの設定を行うソフトウェア
最適なストリーミングに便利なSmartByteを搭載

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度バッテリ駆動時間

・製品のまとめ
Inspiron 13 7000(7370) まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Inspiron 13 7000(7370) 筺体外観・インターフェース

Inspiron 13 7000(7370)の筐体外観をチェックします。

Inspironブランドの中でも上位に位置づけられる7000シリーズの製品だけあって、洗練されていてとても美しいノートPCです。

質感高い筐体に薄型ベゼルのディスプレイを採用するなど、デルが販売するXPSとまではいかないものの、それに近い雰囲気を持つモデルだというとわかりやすいでしょうか。

高級感ある製品でありながら、比較的価格が抑えられているところが嬉しいです。





掲載しているのはピンクシャンパンと呼ばれる、ややシルバーがかった淡いピンクカラーを採用するモデル。ほか、プラチナシルバーのカラーバリエーションも選択可能です。

上品なカラーリングと、サンドブラスト加工のアルミ素材との組み合わせは、多くの方に好まれるデザインだと思います。




背面、正面側からみた筐体全体の様子。



ディスプレイには13.3型フルHD(1920×1080)の光沢液晶を採用。
IPS方式の液晶です。

ベゼルの幅が狭く、スタイリッシュな印象を受けますね。

光沢液晶であるため、明るい場所だとやや光沢感が目立ちますが、画面がかなり明るめであるためか、操作がしづらくなるような事はありませんでした。






視野角は広いです。
角度をつけて画面を閲覧した場合でも、表示されている内容をはっきりと読み取ることができます。




ディスプレイの上部にはWebカメラ、下部にはDELLのロゴを配置しています。



ディスプレイは、ほぼ180度に近い位置まで開ききることができます。

自由にディスプレイの角度を設定できるというのは、様々な場所で利用するモバイルノートでは便利な構造だと思います。

また、ノートPCの画面を外部モニターのみに出力して作業を行うことが多い、私自身にとっても好みの構造です。




筐体側面のインターフェースの内容を確認します。

筐体左側面の様子。
電源アダプタ、USB3.1 Type-C、HDMI出力、USB3.0(PowerShare対応)、マイク入力&スピーカー出力が搭載されています。



右側面にはメディアカードリーダー、USB3.0、セキュリティケーブル用のロックスロットが並びます。




筺体正面側、背面側には端子類は何もありません。


薄型筐体であるため、LANのような厚みのある端子はありませんが、USB Type-C端子やフルサイズのUSB3.0端子、また映像出力も備えるなど、家庭での利用には十分な種類・数の端子を備えています。

使用していて不便だと感じるような事は、あまりないでしょう。




筺体底面側の様子です。
写真は上が筺体正面、下が背面側となります。

バッテリーは完全に内蔵されているため、着脱はできません。



底面中央付近に配置された、inspironの型押しロゴ。



底面端の方に、Waves MaxxAudio Proのサウンドテクノロジーに最適化されたスピーカーが2基配置されています。



プリインストールされているWaves MaxxAudio Proのサウンドユーティリティを使用し、サウンドの細かなカスタマイズが行えます。



同梱されていた電源アダプターやケーブル。


電源アダプターは19.5V、2.31Aで45W。



キーボードの操作性

Inspiron 13 7000(7370)に採用されている、キーボードをチェックします。





デルのノートPCではよく見かけるタイプの、アイソレーション型の日本語キーボードです。

キー配列は標準的で、キーピッチにも余裕があります。
キーストロークはやや浅目かもしれませんが、普通にタイピングしやすいキーボードです。




キートップの形状は完全に平ら


ホワイトカラーのバックライトを内蔵しています



キーボードの右上には、電源ボタンを兼ねた指紋認証センサー。
Windows Helloのセットアップを行うことにより、指紋認証によるログインができるようになります。



ボタン一体型のタッチパッドを搭載。
縁に施された、ダイアモンドカット加工が美しいです。

比較的サイズの大きいタッチパッドで、特にジェスチャー操作を行われるような方には操作しやすいのではないでしょうか。

クリックボタンも硬すぎず、ボタン一体型のタッチパッドとしては使いやすいと感じます。



重量

Inspiron 13 7000(7370)の重さをはかってみました。



PC本体の重さは1327g。
製品ページによると最小重量が1.40kg~とのことで、それよりは若干軽いようです。

13.3型ノートとしては、軽い部類です。



電源アダプターとケーブルを合わせた重さは274g。



最適なストリーミングに便利なSmartByteを搭載

Inspiron 13 7000(7370)には、ネットワークの有線順位付けを行える「SmartByte」と呼ばれるソフトウェアがプリインストールされています。

PCを利用してストリーミングサービスを利用される方は少なくないと思いますが、ストリーミング中に複数のソフトウェアやサービスによってネットワークが使用されると、ストリーミングの視聴速度や品質が低下する恐れがあります。

SmartByteは、予めアプリケーションに優先順位を付けておくことで、帯域幅の取り合いによる特定のコンテンツの品質低下を防ぎます。



チャットやビデオのストリーミング、ダウンロードといったネットワークの優先順位付けを、簡単に行うことができます。

良く利用するコンテンツを、上位に設定しておくと良いでしょう。



Inspiron 13 7000(7370) 構成内容とその特徴について

掲載しているInspiron 13 7000(7370)の構成内容と、その特徴を解説します。

【CPU-Z】




【Inspiron 13 7000(7370)スプレマシー の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i7-8550U(1.80GHz/TB時最大4.00GHz)
ディスプレイ   13.3型ワイドフルHD(1,920×1,080)、光沢、IPS
グラフィックス   インテル HD グラフィックス 620
メモリ   16GB(DDR4 2133MHz)
ストレージ   512GB SSD(PCIe NVMe/Samsung製)
無線機能   IEEE 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.2、2.4&5GHz、2×2
指紋センサー   あり
バッテリ   38Wh、3セル バッテリ
サイズ   309.7×215.7×15.19~16.42(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約1.40kg~(最小重量)
カラー   ピンクシャンパン
ソフトウェア   マカフィー リブセーフ (12ヶ月間更新サービス)
標準保証   1年間 引き取り修理サービス

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2017年12月12日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home、13.3型フルHD液晶、Core i7-8550U、16GBメモリ、512GB SSDという構成内容を持つ、「Inspiron 13 7000(7370)スプレマシー」という上位モデルです。

あくまでも現時点で提供されている構成内容となりますが、CPUには第8世代のCore i5やCore i7を、メモリは8GB~16GB、ストレージには 256GB SSDもしくは 512GB SSDの選択肢があります。

ボディカラーはピンクシャンパンのほか、プラチナ シルバーの選択も可能。

構成により性能に差はあるものの、全体的にハイスペックな構成が取り揃えられており、どのモデルを選んでも快適に利用できるでしょう。



以下、掲載モデルに搭載されているストレージの詳細です。


ストレージの仕様(販売製品に同じモデルが搭載されるとは限りません)


ストレージの内訳

ストレージには、Samsung製のPM961シリーズの512GB SSDが搭載されていました。NVMe規格の非常に高速なモデルです。

先にも書いた通り、本製品で選べるストレージは現時点でSSDのみであり、どのモデルを選んでも高速な環境で作業が行えるはずです。

容量が必要な方は、512GB SSDのモデルを選びましょう。



ベンチマークテストの結果

以下、掲載している Inspiron 13 7000(7370)で実施したベンチマークテストの結果です。

なお、以下のテストは電源プランで提供されている「省電力」と「Dell」の2種のプランのうち、「Dell」を設定した場合の実行結果です。

選択する電源プランにより、ベンチマークテストの結果は多少上下します。参考データの1つとしてご覧ください。


【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用


【3DMark】




上からSky Diver、Fire Strike、Time Spyの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


左から1280×720(標準品質)、1920×1080(標準品質)/ウィンドウモードで実行


【FINAL FANTASY XIV 紅蓮のリベレーター】


1280×720(DirectX 11/標準品質(ノートPC))


【CINEBENCH R15】


内蔵グラフィックスを利用する構成のノートですが、ドラクエXのような軽いゲームをプレイできるくらいのグラフィック性能は持ちあわせているようです。

ゲームはともかく、本製品くらいの性能があれば大抵の用途に利用できるでしょう。複雑な加工を行うのでなければ、写真や動画編集などにも利用できます。

ストレージも速く、使い勝手はとても良いです。



消費電力・温度

アイドル時、およびベンチマーク実行時(3DMark)のInspiron 13 7000(7370)の消費電力を測定してみました。

画面の輝度は50%に設定、バックライトキーボードはオフに設定した状態で測定しています。(以降、全てこの設定を適用)

アイドル時 ・・・ 7W
ベンチマーク実行時 ・・・ 43W

※実際の値は若干上下します

アイドル時をはじめ、ベンチマーク実行時の消費電力は低めです。




以下、アイドル時、高負荷時(3DMarkのFire Strikeを20分以上実行)のパーツ温度と、高負荷時のキーボード表面温度です。


高負荷な状態が続くと、CPU温度がやや高くなりやすいようです。

一方でキーボードの表面温度は、キーボード左から中央付近にかけてやや高温になりやすいようで、タイピングしていると指先がやや温かく感じられました。

パームレスト付近が低温であるためか、特に使用感は悪くありませんでしたが、夏場、気温の高い場所で利用するような場合に、キーの熱さが気になることはあるかもしれません。



バッテリ駆動時間

bbench(バッテリーベンチマークソフト)を用い、Inspiron 13 7000(7370)のバッテリ駆動時間を測定。

ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、ワイヤレスLANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。




バッテリの電力が100%から5%に減少するまでの時間は33543秒。
約9.3(9.3175)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

バッテリの持ちは良いです。
上記はかなり軽めの作業時の駆動時間ではありますが、例えばビジネスアプリの利用やストリーミング視聴など、多少負荷をかけた使い方をしてもしばらく作業が行えるくらいの余裕はあると思われます。

バッテリの持ちが良いノートは、外出が多い場合でも利用しやすいです。



Inspiron 13 7000(7370) まとめ

Inspiron 13 7000(7370)のレビューは以上となります。
薄型ベゼルや高級感ある素材、カラーリングの採用によって外観が洗練されているだけではなく、ハイパフォーマンスも備えた製品です。

主には第8世代のCore i5やCore i7を搭載し、メモリは最大16GB、ストレージにはSSDを搭載するなど、どのモデルを選んでも快適に利用できると思われる構成を提供しています。

そうでありながら、Inspironブランドならではのリーズナブルさも実現。

構成によっては安いと言えるほどの低価格ではありませんが、高級感ある筐体や構成内容の割に価格はお手頃であり、XPSが欲しいけれどちょっと手が届かない・・・なんてユーザーには魅力に感じられるのではないでしょうか?

素材や構成にこだわったノートが欲しい、でもコスト面が気になる方におすすめの製品です。

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