更新日: 2018/05/07
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HP Pavilion 11-h100 x2 が日本HPより発表されました。

Bay Trail-Mと呼ばれるプロセッサを搭載したハイブリッド(分離タイプ)ノートで、HP Pavilion 11-h000 x2の後継というか色違いのモデル。

前モデルがCeleron N2910を搭載していたのに対し、新モデルはCeleron N2920を搭載しています。またOSもWindows 8からWindows 8.1に、ボディのカラーもスパークリングブラックであったものが、フライヤーレッドに変更。HP Imprintによる光沢のデザインである所は変わりません。

ノートPCにカテゴライズされていますが、個人的にはタブレットにキーボードドックがついているという印象の製品です。

2013年の末にAtom Z3000シリーズを搭載したタブレットが登場しましたが、今回の製品は性能は同等位で、やや消費電力が高めだと考えて良いでしょう。



【主な特徴】

・ハイブリッドタイプの11.6型ノート(液晶とキーボードドックが分離)
・Celeron N2920搭載
・キーボードドック接続時は 約8時間30分(公称)のバッテリ駆動が可能
・カラーはフライヤーレッド

前モデルに搭載されていたCeleron N2910と、新モデルに搭載されているCeleron N2920についてですが、
Celeron N2910と N2920は4コアである所は変わらず、キャッシュやTDP、GPUのクロック等も同じ。

しかし、N2910がTBなしのクロック1.60GHzであったのに対し、N2920では定格周波数は1.86GHz、
TB時は最大2.00GHzで動作できるようになっており、多少なりとも性能は向上しています。

といっても、体感できるくらい違うかというとそうでもないでしょうが、
負荷のかかるベンチの数値などでは違いが現れるのではないかと思います。

前モデルと新モデルの価格は同じなので、どうしてもスパークリングブラックカラーのモデルが欲しいというのではない限り、
買うなら新しいHP Pavilion 11-h100 x2の方がコストパフォーマンスは良いです。

ただ1点だけ、公称のバッテリ駆動時間は減少しているよう。

前モデルの最大バッテリ駆動時間は約10時間30分であったのに対し、今回約8時間30分と2時間も減少しており、
N2920の電力消費はN2910に比べて若干大きいのかもしれません。(TDPは同じですが)


【構成の一例】

HP Pavilion 11-h102TU スタンダードモデル

Windows 8.1 (64bit)
Celeron N2920
2GB (2GB×1)
11.6型ワイドHD、IPS
インテル HDグラフィックス
64GB SSD
IEEE802.11b/g/n+Bluetooth4.0
駆動時間:最大約8時間30分(公称値/構成により異なる)
サイズ(タブレット+キーボードドック): 幅303mm、奥行き206mm、高さ25mm
重量(タブレット+キーボードドック):約1.55kg(タブレットのみだと約790g)
フライヤーレッド

¥59,850 (税込)~
価格・構成内容は2014年1月16日時点

2014年1月下旬の販売予定です。
高性能を期待する人には向きませんが、Windows タブレットの購入を検討されている方には良い製品です。

なお、タブレットには大抵ストレージにeMMCと呼ばれるフラッシュメモリが搭載される事が多いですが、
eMMCはノートに搭載されるようなSSDなどと比べると遅いです。

しかし一方で、HP Pavilion 11-h100 x2にはSATA接続のSSDが搭載されており、ストレージは高速。
これは、魅力の一つだと言えるのではないかと思います。


以下、HP Pavilion 11-h100 x2のイメージ画像です。
HP Pavilion 11-h000 x2の画像も参考として掲載しています。


HP Pavilion 11-h100 x2 カラーはフライヤーレッド

前モデルのHP Pavilion 11-h000 x2 カラーはスパークリングブラック

液晶とキーボードドックを分離したところ

HP Pavilion 11-h000 x2(前モデル)のエクスペリエンスインデックス スコア

ストレージの速度


以上となります。
製品の詳しい情報については、HP公式の製品ページにてご確認ください。