Inspiron 14(3421) の特徴(製品解説)

Inspiron 14 はデルが販売する、低価格帯の14型エントリーノート。
Ultrabookではありませんが、14型のノートにしては比較的薄型・軽量に設計されており、インテルの低電圧版プロセッサを搭載します。
下はPentium 997から可能(2013年4月11日時点)で、価格は4万円台から。
ネットやメール等の作業ができるPCが欲しいが高性能なPCは要らないという方、低価格でもそれなりに操作性の良いPCが欲しいという方に向く製品です。
Inspiron 14 はこれまでのデルの製品とはデザインが少し変わっており、
テクスチャード加工を施したトップカバーやパームレストが採用されています。
レビュー記事の方にも書いたのですが、クロックスのバレエシューズに似たデザインです。
マットなブラックカラーを採用しているため、見る人によっては地味な印象を与えるかもしれませんが、
好きな人は好きなデザインだと思います。(マットなので指紋つかない所も良いです)
パフォーマンスは選択する構成にもよりますが、普通に快適に作業が行える程度の性能を持ち合わせています。
普通に使う分には、ストレスを感じる事はまずないでしょう。
現在液晶にタッチパネルを搭載したモデルもラインアップされているようで、
タッチパネル搭載にはCore i5プロセッサやGeForce GT625M(1GB)が搭載されます。
なお、同じラインアップで15.6型のInspiron 15というモデルが存在しますが、Inspiron 14 の筐体はそちらと非常によく似ています。
Inspiron 15と14では選択できるパーツが若干異なりますが、低価格帯のエントリーノートというコンセプトは同じ。
ただ、Inspiron 14がテンキーなしであるのに対し、Inspiron 15はテンキーありで、USBポートも一つ多いです。
テンキーがあった方が良いという方は、15.6型のInspiron 15を選択された方が良いと思います。
【構成の一例】
Inspiron 14(3421) プレミアム
Windows 8 (64bit)
Core i5-3337U
4GB (4GB×1)
14.0型ワイドHD、光沢
HD グラフィックス4000
500GB HDD(5400rpm)
DVDスーパーマルチドライブ
IEEE802.11b/g/n+Bluetooth4.0 + LE
駆動時間:実測で約9.7時間
¥50,980 (税込)~
価格・構成内容は2013年4月11日時点
上記のプレミアムモデルは、Pentium搭載のモデルと1万円程度しか変わりません(2013年4月11日時点)。
それだけの差であれば、予算が許すのであればこちらを選択された方が後々後悔しないような気がします。
以下、簡単な写真です。


テクスチャード加工を施した天板

キーボード全体
キーボードの打感はよく、タッチパッドもそこそこ使いやすいです。
低価格帯の製品であっても、操作性は良いです。

右端にHome等のキーが並ぶ配列を採用
私は右端にHome等のキーが並ぶ配列は好きではないので、この部分だけが少し残念。
ですが、EnterやBackspaceなどのキーが他のキーよりも若干サイズ大き目に作られるなど、
打鍵ミスを防ぐような工夫が取り入れられています。

液晶は光沢、解像度はHDのみ。

エクスペリエンス・インデックスのスコア

ディスクの速度
上記スコアを測定したモデルの構成は、Core i5-3337U、4GBメモリ、500GB HDD、HDグラフィックス4000。
Inspiron 14 プレミアムモデルの構成です。
見ての通り、HDDなのでディスクの速度は普通ですが、結構性能は良いと思います。

バッテリ駆動時間の測定結果
バッテリ駆動時間は、実測で約9.7時間。(bbenchで測定)
かなり長持ちです。
この製品は14型と大き目なので据え置き使用される方が多いかと思いますが、14型の割に重量は2kg前後と比較的軽め。
この重さを持ち歩ける方であれば、モバイルノートとしても良いと思います。
以上です。
製品のより詳しい情報については、公式サイトの製品ページか、
当サイトに掲載のInspiron 14 のレビュー記事をご覧ください。