更新日: 2018/05/07
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HP EliteBook Revolve 810 G2は、日本HPが販売するビジネス向けの11.6型コンバーチブルノートPC。

以前、HP EliteBook Revolve 810という製品のレビュー記事を掲載した事がありましたが、今回の製品はその後継となるモデルです。

特徴は、ディスプレイを180度回転させてタブレットとしても利用できるという部分で、ビジネスモデルだけあって、ボディは米軍調達基準(MIL-STD-810G)に適合する耐久性を備えています。

従来のモデルはIvy Bridgeマイクロアーキテクチャのプロセッサを搭載していましたが、新モデルではHaswellを搭載。

約1.4kgと11.6型のモデルにしては少し重めではありますが、薄型であるためカバンなどへの収納はしやすいです。

性能高く、頑丈なコンバーチブルノートをお探しの方に向く製品だと言えるでしょう。



【製品の主な特徴】

・ノートとしてもタブレットとしても利用可能なコンバーチブルタイプのノートPC
・Core i3-4010U、Core i5-4200U搭載のモデルをラインアップ
・OSはWindows 7のモデルと、8.1搭載のモデルをラインアップ
・米軍調達基準(MIL-STD-810G)に適合しており堅牢性が高い
・有線LANポートを搭載
・バッテリーの着脱が可能
・デジタイザペンでの入力に対応
・公称の駆動時間は最大約10.8時間
・約1.4kg

筺体の素材にはマグネシウム合金を、液晶パネルの表面にはコーニング社のゴリラガラス3が採用されており、
ノートを頻繁に携帯されるような方に適した堅牢性の高い製品です。

高級感があるため、デザインに拘りがあるようなユーザーでも満足できるでしょう。

ビジネス向けのモデルだけあって、有線LANポートや脱着可能なバッテリの採用、IEEE802.11a/b/g/n/acへの標準対応やNFCリーダーの搭載、
またデジタイザペンによる入力にも対応するなど、コンシューマー向けの薄型ノートには少ない細かな点への配慮があります。

主に企業での利用を意識した内容ですが、バッテリの取外しができるのは個人の利用であっても便利な要素。
性能面も、Core iプロセッサとストレージにはSSDを搭載しており、作業をする上で不便を感じる事はないと思われます。

バッテリ駆動時間が長めである所も良いです。

堅牢性の高さと筺体の軽さはトレードオフの関係になりがちであるため、
約1.4kgと11.6型のモバイルノートにしてはやや重めではありますが、中には1kg後半~2kg級のノートをモバイルする方もいます。

多少の重さを気にしないような方には、使いやすいモバイルノートだと言えるでしょう。


【構成の一例】

HP EliteBook Revolve 810 G2

Windows 7 Professional (64bit/Windows 8.1 Pro からのダウンロード権利用)
Core i5-4200U
TPM1.2準拠
HD グラフィックス4400(CPU内蔵)
4GB (4GB×1)
11.6型ワイドHD、10点マルチタッチ
128GB M.2 SSD(SATA3)
インテル Dual Band Wireless-N 7260AN(802.11 a/b/g/n + Bluetooth 4.0)
リカバリメディア(Windows 7を選択した場合、メディアが付属)
標準1年保証

¥140,000 (税抜)~
価格・構成内容は2013年7月2日時点


ストレージには128GBの M.2 SSDが搭載されていますが、このSSDはPCI Express接続ではないよう。
とはいえ、ストレージのパフォーマンスは高めです。

上記の他、Core i3-4010Uを搭載したモデルもラインアップされています。
i3のモデルはWindows 8.1のみ。プロセッサとOS以外のスペックは、上記構成のモデルとほぼ同じです。



以下、HP EliteBook Revolve 810 G2 の簡易レビューです。
掲載モデルはデモ機であるため、実際に販売されている製品とは異なる可能性があります。

あくまでも、参考程度にご覧頂くようお願いいたします。


筐体サイズは幅285mm、奥行き212mm、高さ22mm。液晶は11.6型でHDの解像度。



液晶を180度回転させて閉じる事により、タブレットとしても利用できる。

サラサラとしたシルバーカラーの天板デザイン 中央にはhpのロゴが入っています。

デジタイザペンの入力にも対応 確か前モデルはデジタイザ非搭載でした。


筺体左右側面のインターフェース

筺体側面のインターフェースは、左側にはスピーカーのみで端子類はなし。

右側には電源ボタン、回転ロックボタン、ボリュームコントロールボタン、スピーカー、Micro SDスロット、
ヘッドフォンとマイクのコンボポート、ドッキングコネクタ―用の拡張ポートが搭載されています。



筐体背面のインターフェース

筐体背面側にはLAN、USB3.0×2基、セキュリティロックケーブル用のスロット、Displayport、電源コネクターを搭載。
ドッキングコネクタ―用の拡張ポートやLAN、Displayportが搭載されている部分が、ビジネス向けのモデルらしいです。

USB端子の配置が背面のみであるところは、ノートPCスタイルでの利用時にやや不便かもしれません。




写真は英語キーボードですが、実際は日本語キーボード

キーピッチは縦横19mm、キーストロークは約2mmと、薄型ノートの割にストロークの深さがあります。
キー自体は打ちやすいという程ではないのですが、キーボードの底はしっかりとしている感じで打鍵時の撓みなどもなく、薄型ノートにしては使いやすいのではと思います。



タッチパッドはボタン一体型 使い勝手は普通ですが長く使うと疲れそうです。

筺体底面 中央のロックをスライドさせると、バッテリが着脱出来るようになっています。

底面にはドッキングステーションを接続するための窪みが設けられています。




簡単にですが、構成と性能面について触れます。
今回掲載しているのはOSにWindows 8.1 Pro、Core i5-4200U、メモリ4GB、128GBSSDを搭載する上位モデルとなります。

なお、デモ機であるため、実際の製品とは内容が異なる可能性があります。



エクスペリエンス・インデックス値

WinSATによるエクスペリエンス・インデックスのスコアは、CPUはが7.2、メモリ5.9、グラフィックス4.5、ゲーム5、ディスクは8.15。
標準的なUltrabookという感じのパフォーマンスです。(本製品はUltrabookではありません)

日常的な作業であれば、快適に利用できると考えてよいでしょう。




HP EliteBook Revolve 810 G2については以上となります。
11.6型のモバイルノートとしてはやや重めではあるものの、筐体や機能面など質は高い製品です。

より詳しい製品の仕様や価格については、公式の製品ページにてご確認いただければと思います。