更新日: 2016/02/13

昨年の2015年12月17日、Lenovo Premium Club会員限定の「新製品発売記念イベント」が、秋葉原UDXにあるLenovo本社にて執り行われました。

記事を書く時間がなく、昨年のイベント参加からかなり時間が経過しまったため、もう載せないでいようかなと思っていたのですが、レノボのイベント自体が久々であったという事と、せっかくいちユーザーとしてイベントに参加して来ましたので、その様子をご紹介したいと思います。

前半はプレゼンテーション、後半がタッチアンドトライというイベントの構成であったため、以下、その順番通りに掲載しています。


史上最強のThinkPadと題した「ThinkPad P70」

イベントが実施された時点で、数種類の新製品がありましたが、その中でも特に要となる3機種に絞ってプレゼン形式での紹介が行われました。


まずは、ThinkPad史上最強スペックを誇るP70の紹介です。


本機には、intelが先に発表したモバイルXeonプロセッサが搭載されています。
第六世代のCore iシリーズ(Skylake)をベースとし、メモリーはECCメモリーに対応しているのが特徴です。

ECC機能はメモリーのエラーのチェックおよび訂正機能で、宇宙線などの影響でメモリーに時々起こるエラーを、ECCのエラー訂正機能によって修正を行いトラブル無く稼働させるためのもので、一見あまり必要が無さそうですが、サーバーやワークステーションでは広く使われています。

ただし、その役割からエンタープライズ向けの商品となるため、高価なメモリーとされているのだとか。


グラフィックアクセラレーターには、NVIDIAのQuadroシリーズが搭載されています。
チップ自体の性能はコンシューマー向けのGeforceシリーズと基本的に変わりませんが、Quadroに関してはNVIDA自体が実装することによって性能を保証しているため、信頼性が高いです。


Pシリーズ(ビジネス向け製品)とコンシューマー製品との違いを、同社の個人向けゲーミングPC ideapad Y700シリーズを持ち出して比較・解説する図です。

単純にどちらが良い・劣っているという話では無く、Y700についてはサウンド周りなどがゲーム用途に特化されるなど、それぞれのモデルで使い分けをしていると言った感じの話がなされました。


その他、新開発のFANを搭載しているという事や、それをDualで搭載した事によって高クロックを長時間維持できるという事、また故障時の冗長性などもアピールしていました。



大幅に改良されたYoga「ThinkPad Yoga 260」

次に、大幅に改良されたYogaシリーズの後継機「Yoga 260」の紹介です。



まずは改良点について。

非常に数多くの特徴があり、全てについては述べませんが、元々あったリフトンロック機能などの良い部分はそのままに、軽量化によって大幅に軽くなり、より実用的なモバイルノートへと進化したそうです。


指紋認証なども、今回のシリーズでは指をセンサーに置くだけで認識するように改良されています。
指がどの方向を向いていても認識するのだとか。


Yogaシリーズはタブレットモードでの利用も可能となっており、ThinkPad Tabletで使われている機能もフィードバック・搭載されています。

例えば画面に手が触れただけなのか、それとも操作を意図して画面に触れたのかといった微妙な判断を、ディスプレイへの指の設置面積で行うような仕組みとなっているのだとか。


構成面での特徴については、今回軽量化にあたりストレージはSSDのみとなりました。
NVMe対応のストレージとなり、SATA接続のSSDとは桁違いのパフォーマンスを発揮する事ができるようになっています。

その他にも、Lenovo独自の制御機能(電源を入れたまま持って歩くと、自動的に画面が消灯するなど)など、細かい作り込みについての紹介がありました。



小さいデスクトップPC「ThinkCentre M900 Tiny」

最後は、超小型のデスクトップPCについての紹介です。
このシリーズももう第三世代目となり、他社からも似たような物が出てきていますので、そういった製品に追いつかれないよう様々な改良が加えられています。



筐体サイズなどは旧世代と同じサイズで有りながら、内部構造が大幅に改良されました。
また、ThinkPadシリーズと同じく、利用環境に応じた沢山のオプション製品がラインアップされているのも特徴です。


内部も第6世代Coreiシリーズに対応した内容となり、ストレージもNVMe対応、さらにHDDも搭載できます。
※Atom系のCPUを搭載したM600シリーズもあります。


筺体に関しては非常に柔軟性の高い構造となっており、例えばツールレスで開閉したいという顧客のニーズや、逆に簡単には開閉できないようにしたいというニーズなどにも、ネジの種類をカスタマイズする事で対応出来るようになっています。


最後に、本製品の押しの一つとしてダストシールドが紹介されていました。
要は内部へ侵入する埃を減らすためのフードですが、構造が簡単なものであっても、製品を長く使う場合あるのとないのとでは全然変わってくるのだとか。

洗えば何回も使えるなど、メンテナンスも簡単です。




以上で、新製品の紹介は終わりです。
その後に知る人ぞ知る、土居さんの使っているThink製品の紹介がありましたので、こちらにも簡単に触れたいと思います。



土居さんの使っているThink製品



自宅では、X1 Carbon(2014)を使用し、職場では新製品のYoga260を使用されているとの事。
あと写真撮影不可であったため、残念ながら詳しくご紹介する事は出来ないのですが、個人の自作機の紹介も有り、さらには前職が色濃く残るPCの紹介もあったり・・

利用しているマシンの話から現在の趣味など幅広く話は展開していき、最後になぜか、小型のカメラ付きドローンの実演もあったりなど、多分参加者にとっては最も興味深く、面白いプレゼンテーション(?)だったのではと思います。




勢いよく壁にぶつかって墜落してました・・・



途中で脱線はしたものの、最後には発表前の機種についてお話されていました。

これらは年明けにアメリカで行われたイベント、CESで発表された X1シリーズの新機種だったようです。



その後、Thinkアクセサリークイズという、Thinkシリーズのアクセサリーについてのクイズがありました。



さすがにこれはわかりました

クイズの内容がマニアックすぎて私は殆ど判らない・・と言う結果でしたが、こういう場なのでマニアな方も多く、それらをクリアされた方々が様々な商品を貰っていました。




プレゼンテーションは以上で終了です。

この後はタッチ&トライの時間です。
発表された新機種をはじめ、関連する機種等にも触れる事が出来るという面白い場です。

中には珍しい機種の展示もあり、昔の製品に関心のある方にはなかなか有意義な時間であったのではないかと思います。
全てをご紹介するとなるととても長くなってしまいますので、一部の製品を簡単にご紹介いたします。

レノボ製品のタッチ&トライ

こちらはTranceNoteと言う機種で、PentiumIIIを搭載しています。
本体横の紙のノート部分に書いたものを取り込めるという、面白い機能を持った製品で、変わったThinkPadとして有名です。

今回の展示は左右版が揃うという、珍しいケースでした。




他にも歴代のThinkPad Tabletシリーズ(ノート製品)が順に並べられ、Think製品の隣にはideaシリーズのYoga製品も展示されていました。




ThinkPad Yoga260は 2in1のPCと使うのはもちろんのこと、先日発表されたX260よりも軽量にできていますので、軽いB5サイズのThinkPadと考えるだけでも、利用用途は色々と広がりそうに思いました。





ThinkPad P70

最強と言われているP70も触れることが出来ました。
W701以降、17インチのThinkPadは無くなってしまっていましたが、今回スペックを大幅に上げての復活です。

展示機では4K動画が流されていたのですが、液晶がとても綺麗でした。
後はWindows10が、この解像度を活かせるOSへと進化してくれると良いですね。



ThinkPad P50

15.6インチの ThinkPad P50の展示もありました。
P70の小型版で、スペック的にはTシリーズよりも上のモデルとなります。

海外では、更に小型のP40と言う製品も発表されているようです。


プレゼンでP70と比較されていた Y700も展示されていました。
ゲーミングPCとしてはデザインが洗練されており、ThinkPadとはまた違った良さがあります。

筐体細部の質感や色、全体のシルエットなど、とても美しい製品だと思います。


その他、常設展示の部屋にも様々なLenovo商品が展示されていました。
一部、NEC製品の展示もあるなど数が多く、時間内ですべてを見きる事ができ無かったのが残念です。

今までの歴代ThinkPadを展示するなど、ミュージアム的な展示会場なんかがどこかに出来てくれると楽しそうですね。



以上となります。

Lenovoでは以前、「大和魂」という名のイベントが定期的に行われていましたが、最近ではそういったマニア層向けのイベントが少なかかったため、今回久々に楽しめた感じがします。

先にも述べた通り、ここ最近あまりにも時間がなさ過ぎて、もうこのイベント記事は載せないでいようかなと思っていましたが、記事を書くと記憶が掘り起こされる感じで悪くないと思いました。(家の人(CAT-2)にやたらしつこく、記事書かないのかと毎日のように脅迫されたという理由もあります)

ちなみに私ですが、ThinkPadはいまだにX230をメインに使っており(サブとしてHelix、T61、タブレット他)、もう数年になりますが全く壊れる気配などがないため、つい先日などは起動ドライブの128GB SSD(mSATA)を 256GBに換装するなど、まだまだ使う気でおります。というより、結構ハードに使っているのに壊れないし性能に不満もないため、買い替える理由が見つからないといった所でしょうか。

ビジネス製品は個人製品よりも少し価格が高い場合が多いですが(全てがそうではありませんが)、企業で使われるという性質より信頼性が高く、1つのPCを長く使うような方だとそういった製品の方がかえってコスパは高いのかなと感じます。

最近は外で作業をするという事が殆どなくなったため、次買うメインPCはモバイルでなくても良いと考えているのですが、ノートを買うならやはりThinkPadでしょうか・・今のところですが。デスクPCについては、何を買うかまだ全然決めていません。