更新日: 2018/05/07
★本ページはプロモーションが含まれています★

※2013年7月28日、実機写真を追加しました。

12.5型のノートPC、ThinkPad X240sが発表されました。

s付きのモデルは軽量を意味しますが、日本向けの旧世代のXシリーズではs付きのモデルが存在しなかった為、登場を期待していた方も多いのではないでしょうか。(X230sは海外では販売されています)

仕様によるとX240sの重量は約1.34kgと、ThinkPadシリーズとしては軽いです。ウルトラブックと謳われている通り、高さが17.7mmとかなりスリムなのもこれまでのXシリーズにはない要素です。

主な特徴としては、低電圧版のHaswellを搭載。5ボタンのタッチパッドや、Windows 8の利用に便利な機能キーが搭載された最新の6列キーボードが採用されています。

あと、後日販売開始予定となっていますが、IPSフルHDや、IPSフルHD 10点マルチタッチ液晶なども選択できるようです。(通常はHD)フルHDは表示が小さすぎるという声もあるかもしれませんが、個人的には大賛成です。調整すれば大きく表示する事は可能ですし、フルHDがダメな方はHDの解像度という選択肢もあります。

なお、X240sは現時点(2013年7月17日)で法人向けのモデルは販売が開始されているようですが、直販での販売はまだ開始されていません。

2013年8月16日追記:直販での発売が開始されました。掲載製品の公式ページはこちら



【製品の主な特徴】

・超低電圧版Haswell搭載
・本体サイズは幅305.5mm、奥行き208.5mm、高さ17.7mm、重量は約1.34kg
・FHD IPS液晶や、FHD IPS 10点マルチタッチ対応液晶も販売予定
・5ボタンクリックパッドを採用
・バッテリは内蔵式で2つ搭載
・底面はカバー全体を外し、内部にアクセスする事が可能
・メモリスロットは1本
・2.5インチベイ×1、mSATA SSD搭載可能なMini PCI Expressスロットも搭載

超低電圧版CPUの搭載に厚み17.7mmの筐体を採用するなど、選択する構成によってはUltrabookとも呼べる内容のノートPCです。
(選択する構成によっては、Ultrabookの仕様には合致しません)

バッテリは内蔵式ですが、2つ搭載しているため比較的長時間のバッテリ駆動が可能との事。
(仕様によるとCore i5-4200U搭載時、最大11.8時間のバッテリ駆動)

X230などのようにメモリやHDDベイに直接アクセスできるような小型のパネルは用意されていませんが、
底面カバー全体を外す事ができるようになっており、HDDベイなどにアクセスする事が可能です。

メモリスロットは1本しか用意されていないため、最大容量8GBとなっていますが、
HDDは9.5mmのディスクが載りますし、Mini PCI ExpressスロットにmSATA SSDを搭載する事もできます。

Ultrabookのように薄くなっても、ある程度自己カスタマイズが可能である所が良いです。
フルHDのIPS液晶はまだすぐには出ないようですが、そちらに期待されている方は多いのではないかと思います。


【構成の一例】

ThinkPad X240s:エントリーパッケージ

Windows 8 (64bit)
Core i3-4010U
2GBメモリ
12.5型ワイドHD
320G HDD(7200rpm)
Wireless-N 7260 + Bluetooth 4.0
駆動時間:約11.8時間(Core i5-4200U搭載時)
重量:約1.34kg

¥137,970 (税込) ~
価格・構成内容は2013年8月16日時点

2013年8月16日よりX240sの直販での販売が開始されました。

Core i3でこの価格ですからやや高い印象でしょうか。しかし薄型だというのは魅力。
駆動時間も長く、ノートを頻繁に携帯される方は登場を待っていたという方も多いと思います。


以下、実機の写真です。
ただし、実際に販売される製品とは異なる可能性があるため、参考程度にお願いいたします。


正面から見た図。

掲載のキーボードは英語版ですが、デフォルトでは日本語版だと思います。
X230とは、ファンクションキーのあたりが若干変化しています。またタッチパッドも完全なクリックパッドに変更。



天板のデザインは変わらず。ただし、色が若干濃くなっているようです。(写真ではわかりませんが)

左側面。電源コネクター、VGA、USB3.0、DisplayPortを搭載。

右側面。ヘッドフォンとマイクのコンボ、USB3.0、カードスロット、LAN、セキュリティスロット。

SDカードスロットの上にあるSIMスロットは、日本向けの製品では使用しません。



天板は、これまで通り180の位置まで寝かせる事が可能。ただしヒンジの機構などは変化しているよう。

底面。これまでのような、メモリスロットのパネルやドッキングコネクターはなし。

底面の構造がこれまでの製品とは変わっています。底面パネル全体を取り外す事は出来ます。



以上となります。
製品の詳しい情報や価格については、当サイトに掲載のX240s実機レビューをご覧になるか、公式サイトの製品ページにて詳細をご確認ください。