更新日: 2018/05/07
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12.5型のノートPC、ThinkPad X240がレノボ・ジャパンより発表されました。X230の後継機で、第4世代Coreプロセッサを搭載するXシリーズの新製品です。

薄型で構成によってはUltrabookの仕様にも準拠する事、バッテリを2つ搭載している事、また液晶はHDの他、フルHDやフルHDタッチパネルも搭載可能とされている部分など、内容は先に登場した X240sと非常によく似ています。

しかし全く同じだというわけではなく、X240sでは2つのバッテリが完全に内蔵されてしまっていましたが、X240では一方のみバッテリの着脱が可能となっており、ホットスワップに対応。

またDockへの対応や筐体に使用されている素材等も異なるらしく、使い勝手はX240sよりも良さそうだと感じます。


【主な特徴】

・5ボタントラックパッド採用
・薄型衝撃軽減ハードディスクマウント採用
・ゴム足にエアーポケット構造採用
・Ultrabook並の薄さでありながらVGAやLANを搭載
・2つのバッテリで駆動(片方は取り外し可/ホットスワップに対応)

・液晶はHD、HD IPS、HD IPS Touch、FHD IPS、FHD IPS Touch(フルHDパネルは2013年末以降に提供予定)

・SSD&3セル&3セルバッテリの構成では重量は約1.4kg
・計6セルバッテリでの駆動時間は約11.7時間

5ボタントラックパッドや新しいHDDブラケットの採用、
エアーポケット構造のゴム足採用等の特徴は、WやT、Lシリーズなどと同じ。

新しいHDDブラケットは従来のゴム製のものとは異なるようで、従来よりも衝撃吸収性能が大きく向上しているのだとか。

またエアーポケット構造採用のゴム足については、従来のものだと寒い環境での利用時にゴムが固くなってしまい、
衝撃を吸収できないという欠点を補うもの。従来の波形のゴム足から、細長い形状のゴム足に変更されています。

その他、トラックパッドも変更されているようですし、冷却ファンも第7世代フクロウファンにアップデート。
新型の薄型ヒートパイプ採用で、従来モデルよりも高い冷却性能を実現しているそうです。

底面全体を取り外し、内部にアクセスできるという構造はX240sと同じ。

重量がSSD&3セル&3セルバッテリの構成だと約1.4kgとそれ程軽くはないので、
重量重視の場合はX240sの選択が最適だと言えますが、個人的にはバッテリの取り外しが行えるX240に魅力を感じます。


【構成の一例】

ThinkPad X240:エントリーパッケージ

Windows 8 (64bit)
Core i3-4010U
2GBメモリ
12.5型ワイドHD
HD グラフィックス 4400
500GB HDD(5400rpm)
インテル Wireless-N 7260 + Bluetooth 4.0
フロントバッテリなし

¥128,520 (税込) ~
価格・構成内容は2013年10月18日時点

上記は最下位モデルの構成で、Core i7-4600Uや12.5型HD液晶、8GBメモリ、500GB HDDの構成では¥159,810(税込)~。
フルHD液晶については、2013年末以降に提供予定とされており今の時点では選択できません。

内蔵バッテリー(フロントバッテリ)は標準構成では搭載されず、オプションで追加する形となるようです。
後から追加はできないようなので、最初に追加しておいた方が良いでしょう。


以下、X240のイメージ画像です。
参考程度にご覧ください。


5ボタンクリックパッド搭載。キーボード右のベゼル上に指紋センサーがある部分など、X240sと非常に似ています。