更新日: 2015/03/09

マウスコンピューターが販売するG-TuneブランドのノートPC、NEXTGEAR-NOTE i5702シリーズに触れてきましたので、簡単にではありますがご紹介します。

このNEXTGEAR-NOTE i5702シリーズは、グラフィックスにGTX970M(6GB)を搭載する15.6型フルHDのゲーミングノートPC。

ノートPCながら、デスクトップ向けのCPUを搭載するという珍しい構成を持ち合わせた製品で、最大ではCore i7-4790Kという高性能なCPUの搭載も可能となっています。

一般的に、Optimus対応のGPUを搭載するノートでは、低負荷な状況ではCPU内蔵のGPUのみで動作、また負荷のかかる場面では外部GPUの高いパフォーマンスを発揮・・などといった具合に省電力機能が働きますが、デスクトップ向けのCPUを搭載する本製品では、Optimusの省電力機能が動作しません。

と書くと悪いようにも思えますが、この省電力機能、実は良い所ばかりではなく、パワーが必要な場面であるにも拘らず外部GPUのパフォーマンスが発揮されないという困った現象が起こる事があり、ゲームユーザーには悩みの種でもありました。

しかしこのNEXTGEAR-NOTE i5702シリーズは、省電力機能が動作しないため、
いつでもどんな場面でも外部GPUの高いパフォーマンスを発揮する事ができます。

デスクトップ向けのCPUを搭載する事で、性能が高いという単純なメリットもありますが、
省電力機能は不要、それどころか邪魔だとさえ感じているユーザーには打ってつけのモデルだと言えるでしょう。



Oculus Riftと相性 VRに最適

タイトルに「VRにも最適」という文言を入れていますが、マウスコンピューターの方にお聞きした話によると、
本製品はOptimus機能が無効であることより、Oculus Riftとの相性が非常に良いのだとか。

既に体験したという方も多いと思いますが、Oculus RiftはVR用のマウントディスプレイで、
VRであるのにもかかわらず、あたかも自分がその場にいるかのような錯覚を得る事ができるユニークなデバイスです。

OptimusはこのOculus Riftと非常に相性が悪く、Optimus機能を持つ多くのノートで正常に動作しないなど問題があるようなのですが、
NEXTGEAR-NOTE i5702シリーズはOptimus機能を持たないため、そういった問題とは無縁。

ゲーム用としても最適な製品ですが、VRにも最適と推されていました。



NEXTGEAR-NOTE i5702シリーズの外観・操作性チェック

前置きが長くなりましたが、NEXTGEAR-NOTE i5702シリーズの外観や操作性をチェックします。


NEXTGEAR-NOTE i5702シリーズ 筐体を正面から見たところ

ディスプレイには15.6型フルHDの非光沢液晶を搭載。
他のNEXTGEAR-NOTE製品と同じく、ブラックを基調とするシンプルなボディデザインを採用しています。

寸法は幅386mm、奥行き262mm、高さが35.7mmと結構厚みがあります。
デスクトップ向けのCPUを搭載している以上、それなりにパワーのある冷却システムが必要であるからなのか、最近のノートによく見られるような、薄型タイプの製品ではありません。

また重量も約3.4kgと結構重いですが、製品の性質上、特に問題はないと思います。




液晶の視野角は狭い 斜めから見ると白っぽく色が反転


天板の様子 ブラックカラーのマットな素材を採用 サラサラとしており質感は良い

筺体左側面にはLAN、USB3.0×3、カードリーダー(UHS-II対応)、eSATAとUSB3.0の兼用ポートを搭載

筺体右側面にはUSB3.0、S/PDIF、ヘッドフォン出力、マイク入力、ライン入力が並ぶ

前面下部にはLED 何なのかは不明


背面にはHDMI、電源コネクター、DisplayPort が2基

映像出力端子が背面に集中しており、左右側面のUSBもどちらかというと背面寄りの配置となっているため、
ケーブルを接続してもそれらが手元の邪魔になり難いです。

特に映像出力や電源などは、接続したら途中で取り外すような事があまりない為、背面側への端子の配置は個人的に好みです。

あと余談ですが、デスクトップCPUを採用する事で、今回のモデルでは4画面(内蔵モニタ含め)の出力が可能となっています。
4画面で作業となるとある程度のパフォーマンスが必要となりますが、性能面に関しては問題ないでしょう。




次に、キーボードの様子をチェックします。

個人的な見解を述べると、多くのNEXTGEAR-NOTEシリーズのキーボード付近の使い勝手は、正直悪くはないけれど特別良くもない・・という印象だったのですが、色々と構造改修されたそうで、今回の製品はキーボードはもとより、タッチパッドの使い勝手なども良いと感じました。

短時間の利用であるため、普段の作業に利用した場合、また違った印象を受ける可能性はありますが、従来の製品に比べると操作性は向上していると思います。



キーボード全体の様子 フォントがなんとなくゲームPCっぽい近未来的な印象

キーにカーブを付けてすり鉢状となるように変更したのだとか キーの誤入力を軽減する事が可能

WASDキーにスクエア型のマークを印字 Windows キーは左配置

Windowsキーは、本製品に標準で搭載されている「Control Center」を利用し、有効無効を設定できます。



バックライトキーボードを搭載

バックライトキーボードのカラーはカスタマイズが可能 3つのゾーンそれぞれにカラーを設定できる

キーボードにショートカットを登録する事が可能

ボタン独立型のタッチパッド

とても使いやすいボタン独立型のタッチパッドです。
個人的に、最近多い一体型のタッチパッドよりもボタン独立型のタッチパッドが好みですが、ボタン独立型と言っても使いやすいもの、そうでないものなどいろいろあります。

本製品のタッチパッドは、クリックボタンに「ラバードーム+パンタグラフ」構造を採用し、
カチカチとした音が出ないように改修を施したそうで、ボタンがかなり柔らかく押しやすくなっています。

柔らかいといってもフニャフニャとしたものではなく、ちゃんとクリック感はあるため操作がしやすいです。
本製品ではマウスを利用される方が大半ではと思いますが、タッチパッド利用による操作でもストレスを感じない使い心地です。



電源アダプターは230Wと容量大きめ もちろんサイズも大きい



NEXTGEAR-NOTE i5702シリーズの構成と性能

NEXTGEAR-NOTE i5702シリーズの構成・・といってもゲーミングPCという性質上、様々な構成を選択できるのですが、実際に触れたモデルの構成はWindows 8.1、Core i7-4790K、メモリ16GB、120GB SSD&1TB HDDという内容でした。

グラフィックスはGTX 960M(6GB)固定。
製品ページを確認(2015年3月9日時点)したところによると、CPUにCore i3-4160を搭載するモデルも選択できるようで、GPU性能だけを重視される場合は、そういったモデルでもよいかもしれません。


デスクトップ向けのCPU Core i7-4790Kを搭載

Winsat.exeの実行によるスコア

3DMarkのFireStrike実行による詳細スコア

グラフィック性能はもちろん高いのですが、CPU性能(Physics Score)の高さが目につきます。

モバイル向けCPUと言ってもいろいろありますが、例えばCore i7-4710HQを搭載するモデルだと、
このPhysics Scoreのスコアが9000を少し超える位のものが多いようで、本製品のCPU性能はかなり高いという事がわかります。

先にも書いた通り、この製品のメリットは、CPUの性能面よりも省電力機能を持たないという部分が大きいと思いますが、
性能はできるだけ高い方が良いという方にとっては、大きなメリットの一つになり得ると思います。



NEXTGEAR-NOTE i5702 シリーズ については以上となります。
製品で提供されている構成や価格など、より詳しい情報については公式ページにてご確認ください。