LuvBook S の特徴(製品解説)

LuvBook Sは、マウスコンピューターが販売する11.6型のノートPC。
かなり長い間販売されている製品で、現在はWindows 7に加えてWindows 8搭載のモデルも販売されています。
マウスコンピューターの製品は全般的に安価ですが、この製品もその例に漏れず、内容の割にかなり安価です。使い心地もこの価格帯の製品の割に悪くなく、筐体も安っぽくありません。
重量は1.4kg弱と、11.6型ノートとしては軽い方ではありませんが、十分に持ち運べる重さであり、手頃なモバイルノートが欲しい方に人気の製品です。
この製品で特に良いと思われるのは、11.6型のコンパクトなノートでありながら標準電圧版のプロセッサを選択できる所。
最近はモバイルノートといえば超低電圧版のプロセッサが搭載される事が多いですが、
LuvBook Sでは最大で Core i7-3632QMという、4コアのプロセッサも選択する事ができます。(2013年4月30日時点)
下は4万円台のCeleronの構成から、上はCore i7-3632QMや16GBメモリ、500GB SSDという構成のモデルが提供されるなど、
かなり幅広いパーツの内容から選択できる所も、この製品の良い所。もちろんカスタマイズが可能です。
キーボードやタッチパッドは特別使いやすいというほどのものではありませんが、特に問題などもありません。
バッテリの持ちは、使い方によって3時間~6時間程度と長くはありませんが、
普通の使い方であれば一日持たせる事もできるでしょう。
上にも書いたように、価格の割に安っぽく見えないなど、様々な点でコストパフォーマンスの高い製品だと言えます。
【構成の一例】
LuvBook Sシリーズ SSD搭載モデル(LB-S224S-SSD)
Windows 8 (64bit)
Core i5-3230M
8GB (4GB×2)
11.6型ワイドHD、光沢
HD グラフィックス 4000
120GB SSD(Samsung 840 シリーズ)
IEEE802.11b/g/n、Bluetooth V4.0 + LE
駆動時間:約6.4時間(公称値)
重量:約1.48kg
¥69,930 (税込)~
価格・構成内容は2013年4月30日時点
上記は、Core i5-3230Mや120GBのSSDを搭載したモデルの内容です。
HDD搭載のモデルだとより安価ですが、HDDとSSD搭載モデルとでは1万円程度しか変わりません。
使い勝手を重視するのなら、SSDモデルが断然おすすめです。
他の構成としては下はCeleronから、上はCore i7-3632QMの構成も用意されています。
なお、この製品は4カラーのバリエーションが提供されていますが、現在はレッドカラーのみの販売となります。
以下、LuvBook Sの写真と簡単なコメントを掲載します。

液晶は11.6型ワイドHD。光沢液晶です。確認したモデルに関しては、視野角は広くはありませんでした。

シルバー

レッド

ブルー
他に、後から追加されたホワイトモデルも存在します。
但し、現在はレッドカラーのみの販売となっているようです。
他のカラーは完売してしまったのかもしれません。

左側面

右側面
USB×3基は左側面に集中しています。うち1基はUSB3.0です。
右側面には、HDMIやVGA、LAN、オーディオポート類。

キーボードとタッチパッド
キーボードの使用感は普通です。
特別使いやすい事もないですが、かといって使いにくい事もありません。
タッチパッドはボタン分離型で、一体型のものよりも使いやすいと思います。
以上となります。
細かい使い勝手などを気にされる方には向きませんが、
携帯性、操作性に関してはそこそこの質で使い勝手は決して悪くはありません。
できるだけ安く、かつ性能の高いモバイルノートをお探しの方に適したモデルだと言えるでしょう。
詳しい構成や価格については、公式サイトでご確認ください。
LuvBook S シリーズの製品詳細