更新日: 2018/05/07
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レノボ・ジャパンより、ThinkPadの主力モバイルノートである「ThinkPad X250」が発売開始されました。

CES2015で発表された通り、第5世代Coreプロセッサを搭載する12.5型の製品です。プロセッサの省電力性能向上により、バッテリの持ちが大幅にアップしています。

主な特長としては、内蔵バッテリと交換可能な外付けバッテリの2つを搭載し、バッテリのホットスワップ(電源を入れたままのバッテリ交換)に対応、さらにTやWシリーズとバッテリが共通化されています。(バッテリだけでなく、ドックや電源アダプター等も多くのシリーズで共通化されています)

企業での利用はもちろん、個人でThinkPadをお使いの場合でも、モバイル用と据え置きの大画面ノートを利用しているという方は少なくはないと思いますので、バッテリの共通化は非常に便利だと思います。

あと、前機種であまり評判のよくなかった(少なくとも私の周りでは不評だった)5ボタン内蔵のトラックパッドについても、トラックボタンが独立したタイプの従来のパッドに戻ったようです。

重量は約1.4kg(構成による)と殆ど変っていないようですが、操作性や使いやすさは確実に向上していると思われます。


レビュー記事を掲載しました。ThinkPad X250の実機レビュー


ThinkPad X250 特徴

【主な特徴】

・トラックボタン(パッド上部のボタン)が独立した従来のタッチパッドに変更された
・内蔵バッテリと着脱可能な外付けバッテリを搭載し、ホットスワップに対応
・インターフェースはUSB3.0×2、LAN、カードリーダー、VGA、Mini DisplayPort、オーディオポート
・OSはWindows 8.1、8.1 Pro、Windows 7 Professionalを選択できる
・第5世代Coreプロセッサを搭載
・液晶は12.5型サイズで「1,366×768 TN」「1,366×768 IPS」「1,920×1,080 IPS」「マルチタッチ対応」を選べる
・堅牢性が向上(従来の8項目のテストに加え、さらに2項目のテストが追加された)
・最大約17時間のバッテリ駆動時間(JEITA測定法1.0による)
・重量約1.4kg(構成による/最小構成時は約1.31kg)

外観は見た目、トラックパッドのボタンが復活しただけのように見えるのですが、
X240のパーツを交換してX250相当にする事はできないのだとか。

あと、旧製品ではX240sという軽量版のモデルが存在しましたが、こちらは今回は販売されないようです(多分)。
軽量と言ってもそれ程重量が大きく変わるわけではありませんでしたし、バッテリの取外しができないという点で、X240の方が良いと思うユーザーも少なくはなかったのではと思います。

映像出力は相変わらずHDMIはありませんが(企業向けであるため)、VGAとMini DisplayPortの2種を搭載しています。

あと第5世代Coreプロセッサを採用した事により、バッテリの持ちが大幅にアップしています。
公称では約17時間の駆動時間という事で、一日充電しなくてもバッテリ駆動で十分作業できそうな感じです。

その他、堅牢性に関しては、これまでも非常に厳しい耐久テストが行われてきましたが、
今回はさらに「7日連続の太陽放射試験」と「耐菌試験(5種類のカビが増殖する部屋に28日間放置)」の2テストがプラスされ、より様々な環境に対する耐久性能がアップしたのだとか。

個人的に、重量が変わらないのは残念・・というか、これまでの製品をみてもわかるとおり、
重さはあまり重視されていないのだと(耐久性や操作性をまず重視するため)感じるのですが、重さはともかく、
それ以外の部分は非常に魅力のある内容だと感じます。

私自身が買うとしたらこのサイズなので、個人的にも非常に気になる製品です。



ThinkPad X250 構成

【構成の一例】

ThinkPad X250:エントリーパッケージ

Windows 8.1(64bit)
Core i3-5010U(2.10GHz)
4GB PC3-12800 DDR3L
12.5型HD液晶 (1366×768 非光沢)
インテル HD グラフィックス 5500
500GB HDD(5400rpm)
Wireless-N 7265(b/g/n) + Bluetooth 4.0
指紋センサーなし
フロント・バッテリー(内蔵バッテリ)なし

¥117,720 (税込・送料込)~
価格・構成内容は2015年2月12日時点


上記は最小構成だと思われる、X250のエントリーパッケージの構成です。
価格はクーポンなどを利用しない場合の数字で、クーポン利用ではもう少し安くなると思います。

各構成はカスタマイズが可能。
初期構成で内蔵タイプのフロント・バッテリーが搭載されませんので、バッテリ×2の構成にしたい場合はカスタマイズで追加する必要があります。

カスタマイズでは、フロント・バッテリーを追加できる他、リア・バッテリ(外付けバッテリ)のカスタマイズも行えますので、
大容量バッテリなどに変更すれば、よりバッテリの持ちを長くする事ができます。

バッテリの変更は比較的安価に行えますので、予算がギリギリというのでなければ、容量の大きいバッテリを選択しておくと良いかもしれません。

あと、本製品(米沢生産モデル)は2015年2月12日時点では予約販売となっているようで、
製品の到着は3月初旬以降に順次・・と、やや先です。

見た所、X250では1モデルだけ「米沢生産」の記載がないモデルが存在するようですが、
そちらも最短のお届け予定日が3月初旬となっており、米沢生産でなくても3月頭頃になるようです。



以下、ThinkPad X250の参考写真です。
以下は英語キーボードを搭載するモデルとなっており、実際の製品とは異なる可能性があります。参考程度にご覧ください。


タッチパッドのボタン(上部)が復活している


筺体のデザインは変わらないよう